初心者さん向け|キッチンリフォームの費用ってどれくらい?相場をチェック

今回はキッチンリフォームを初めて検討される方に向けて、当社のお客様が実際にどれくらいの予算でキッチンリフォームをされたかをご紹介いたします。
現在キッチンのリフォームをお考えの方の参考になれば幸いです。

水回りは経年とともに劣化が気になる場所です。
キッチンもほぼ毎日使う場所ではないでしょうか。
特にキッチンは、水だけでなく油を使ったり、生ごみや食材のカスが出たりと、汚れやすい環境です。
さらに設備も頻繁に使用するため、どうしても不具合が出やすい場所でもあります。

一般的に、システムキッチンの寿命は約20年といわれています。
設備機器の不調が出てきたら、そろそろリフォームを考えるタイミングかもしれません。

現在のキッチンは使い勝手もお手入れもしやすい素材や形になっています。
リフォームをすることで、毎日の家事がもっと楽になる“使いやすいキッチン”へ生まれ変わります。

キッチンリフォームは、間取りやキッチンの形状・サイズ、カップボードの有無などによって費用が大きく変わります。
この記事で紹介する価格はあくまで目安としてご覧ください。

目次

各社のシステムキッチンの比較

まずは、主要メーカーのシステムキッチンがどの価格帯で展開されているのかを比較してみましょう。
普及価格帯・中級価格帯・高級価格帯の3つに分けて見ると、それぞれのメーカーの特徴がわかりやすくなります。

※表の価格は幅2550㎜のキッチンとなっています。
※価格はメーカー公式ホームページやカタログの情報を参照していますが、価格改定などにより変動する場合があります。
 あらかじめご了承ください。

 高級価格帯中級価格帯普及価格帯
リクシルリシェル
103万円~
ノクト
111万円~
シエラ
74万円~
タカラレミュー
95.9万円~
トレーシア
73.25万円~
エーデル
44.75万円~
リフィット
35.7万円~
パナソニックLクラス
110.5万円~
Sクラス
102万円~
Vスタイル
98.2万円~
トクラスコラージア
131.4万円~
Bbプラス
109.4万円~
クリナップセントロ
147.7万円~
ステディア
91万円~
ラクエラ
70.9万円~
TOTOザ・クラッソ
117万円~
ミッテ
87万円~

表の価格は、同一サイズの各シリーズ基本プランを基準にしています。
キッチンの間口や選択するオプションによって、実際の価格は異なりますので、ベース価格としてご確認いただく方がよいでしょう。

キッチングレードの差はどこにある?

キッチンのグレードの違いは、主に 選べる素材・設備・レイアウトの幅によって生まれます。
各メーカーは、高価格帯のシリーズほど上質な素材や使いやすい設計を採用しており、色柄のバリエーションも豊富で、よりスタイリッシュなデザインを選べるようになります。
こうした違いは見た目だけでなく、清掃性の高さや日々の使い勝手にも直結します。
ただし、良い素材や設備を選ぶほど予算も上がっていくため、どの程度の機能を求めるかを見極めることが大切です。

価格の差はどこ?

キッチンリフォームは、さまざまな要素によって費用が変わります。
ここでは、価格差が生まれやすい主なポイントをご紹介します。

・キッチンの広さ(床・壁・天井の張り替え範囲)
キッチンの間取りはさまざまで、スペースが広くなるほど床材や壁紙、天井の張り替え範囲が増えます。
特にDKやLDKの場合は、キッチン以外の部分も同時に張り替えるかどうかで費用差が大きくなるのが特徴です。


・間取りの変更(壁撤去・位置変更・システムキッチンの形状変更)
– 開放感を出すために壁を撤去する
– キッチンの位置を動かす
– I型から他の形状に変える

こうした変更は、給排水・換気ダクトの移設、壁の造作、内装補修が必要になるため、標準的な交換よりも費用が上がります。


・システムキッチン本体の大きさや形状
キッチン本体が大きくなるほど、構成するパーツも大きくなるため本体価格が上がります。
一般的にはI型 → L型 → 対面型の順で価格差が出やすいです。

– キャビネットの数
– 天板の長さ
– 扉材の面積
– 設備のサイズ など

※キッチンの形状について
I型:壁に沿って横一列に並ぶ最も一般的なレイアウト
L型:調理スペースがL字に配置され、作業動線が短くなる
対面型:リビング側を向いて作業できるレイアウト(ペニンシュラ型・アイランド型など)


・素材、柄、設備の選択(オプション)
ワークトップや扉材の素材・カラー・模様によって価格が変わります。
さらに、機能性の高い設備を選ぶほど価格が上がります。

– シンク
– 水栓
– レンジフード
– IH・ガスコンロ
– 食洗機 など


・キャビネット類
ベースキャビネットの構成だけでなく、周辺収納を追加するかどうかで費用差が大きくなります。

– ウォールキャビネット
– カップボード
– パントリー収納 など

価格の違いはこのかぎりではありません。
築年数が経っているお住まいでは、給水管・給湯管・排水管などの配管が老朽化している場合があり、腐食や劣化が見られると交換が必要になることがあります。
配管の交換は、リフォーム後も安心してお使いいただくために欠かせない大切な作業です。
また、新しいシステムキッチンと既存のキッチンスペースの兼ね合いによっては、壁の造作や配管の位置調整に加え、電気工事や浴室のスイッチ類の移設など、周辺設備に関わる付帯工事が発生する場合もあります。

最終的にいくらかかった?

キッチンの条件や、選ばれた設備やオプション内容はさまざまですが、 当社のお客様が最終的にどれくらいの予算でリフォームをされたのかを、 集計データをもとにご紹介します。
当社の平均値と相場観をつかむのに適した中央値を掲載していきます。

・当社のキッチンリフォームの平均 / 中央値

平均値:207.65万円
中央値:188.38万円

予算の幅:150~300万円台

予算の幅は大きいですが、平均値と中央値から多くの方は180~200万円の予算でリフォームをされているということになります。
システムキッチンの基本プランに、それぞれのこだわりや付帯工事を加えると、このあたりの価格帯になるという目安としてご覧いただくと良いかと思います。

・各メーカのリフォームの平均 / 中央値
※ここでは当社でよく選ばれるリクシルとタカラスタンダードをご紹介します。

・LIXIL
平均値:207.63万円
中央値:198.46万円
予算の幅:110〜300万円台

高価格帯(リシェル)と普及価格帯(シエラ)が選ばれるケースが多く、 今回の集計では 110〜300万円台と幅が大きい結果となりました。
普及価格帯のリエラは120万円前後と比較的価格が抑えられており、同じ普及価格帯で比較すると、他メーカーより低めの価格帯に収まる傾向があります。

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・タカラスタンダード
平均値:182.89万円
中央値:187.8万円
予算の幅:150〜190万円台

トレーシア(中級価格帯)とリフィット(普及価格帯)が中心で、今回の集計では予算は 150〜190万円台となっています。
普及価格帯でも180万円台となるケースがあり、総額としては180万円前後に収まる方が多いという傾向が見られます。
同じ普及価格帯で比較すると、今回の集計ではLIXILより高めの価格帯になるケースが多いという結果になっています。

各メーカーの特徴

システムキッチンを製造するメーカーはいくつかあり、似たような機能を持つ商品も多くありますが、各メーカーならではの独自技術や特徴も存在します。
それらを知ることで、ご自身の希望に合ったシステムキッチンが選びやすくなるはずです。
ここでは、主要メーカーが持つ特徴や独自技術をご紹介していきます。

・LIXIL
素材として挙げるとするならば、セラミックトップ(キッチンカウンター/天板)が代表的です。
焼き物ならではの繊細で味わい深い風合いに加え、熱・汚れ・キズに強いという高い耐久性を備えています。
また、ひろびろWサポートシンクや、らくパッと収納など、使いやすさを考えた機能が充実している点も特徴です。

普及価格帯のシリーズでもスタイリッシュなデザインを選べる点が魅力で、トレンドを押さえた色味や質感が揃っています。
見た目と性能のバランスが取れたキッチンとなっています。

・タカラスタンダード
タカラスタンダードといえば、やはり高品位ホーロー。
ホーローは鉄のベースにガラス質を焼き付けた素材で、熱・汚れ・キズに強く、清掃性に優れているのが特徴です。
キャビネットだけでなく、キッチンパネルやレンジフードなど汚れやすい箇所にも採用されており、マグネット収納が使える点も大きな魅力です。

普及価格帯の「リフィット」は、木製キャビネットとホーローを組み合わせたハイブリッド構造で、1cm刻みのサイズ調整が可能です。
マンションなど規格外サイズの間口でも“ぴったりサイズ”で設置できるため、スペースに制約があるキッチンのリフォームに特に適しています。

・パナソニック
パナソニックのシステムキッチンは、家電メーカーらしい“使い勝手と自動化”が特徴です。
横並び3口のトリプルワイドはパナソニックならではのコンロで、一般的な三角配置の3口コンロに比べて奥のコンロが使いづらいという欠点を解消しています。
3口が横一列に並ぶことで、複数の調理が同時にしやすく、調理スペースも広く使えるのが大きな魅力です。

そのほか、自動洗浄機能付きのフードや、予洗いなしで使えるビルトイン食洗機など、家事の負担を減らす機能が充実しています。

・トクラス
トクラスといえば、何といっても高品質の人造大理石。
人造大理石カウンターをいち早く採用した老舗メーカーで、独自開発のアクリル系最高級カウンターを使用しています(一般的な人工大理石はポリエステル系)。
熱・汚れ・衝撃に強く、ナイロンたわしで表面を研磨して傷を補修できる点が大きな特徴です。

新質感人造大理石「テノール」は、人造大理石の上に職人が一枚ずつ特殊な配合の樹脂を塗装することで深みのある質感を実現した、トクラスならではの特別なカウンターです。

・クリナップ
クリナップはステンレスが最大の持ち味です。
汚れ・カビ・においに強く、耐久性も高いため、プロの厨房にも使われています。
その特徴を活かし、キャビネットまでステンレスで仕上げたシリーズも展開しています。
上位シリーズの「セントロ」には、クリナップでトップクラスの技術を習得した職人が製造する「クラフトマンデッキシンク」が採用されており、オーダーメイドに近い手作業で仕上げられています。

さらに、自動で排水トラップを掃除してくれる「かってにクリン・トラップ」や、ガスコンロとIHが一体になった「ハイブリッドコンロ」など、使い勝手を高める独自の選択肢も揃っています。

・TOTO
TOTOは何といってもきれい除菌水。
きれい除菌水は、水を電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水で、時間が経つと元の水に戻るため安心です。
タッチレスの「きれい除菌水」生成器を使えば、ヌメリが気になる網かごや、まな板・包丁・ふきんなども除菌でき、清潔な状態を保つことができます。

代表的な素材としてはクリスタルカウンター。
エポキシ樹脂で作られた透明感のあるカウンターで、他社のカウンター素材とは違った印象的なビジュアルが特徴です。
汚れも落としやすく、熱や衝撃にも強い素材で、見た目と機能性を両立しています。

ここまで各メーカーの特徴をご紹介してきましたが、取り上げたのはあくまで一部です。
メーカーごとに個性はありますが、共通する機能や設計も多くあります。
料理をサポートするシンク、引き出し内部のトレー構造(空間を無駄なく使える設計)、電動で上下に昇降するウォールキャビネット、自動でフードを掃除してくれる機能など、複数のメーカーに採用されています。
また共通して言えるのは、どのメーカーも「手間を減らし、清潔で使いやすいキッチン」を追求しているという点です。

ご自宅にどんな素材や機能があると良いのかを考えることで、よりぴったりのキッチンを選ぶことができるはずです。 キッチンリフォームでお悩みでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。

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