本当にあった悪質リフォーム業者の実態

本当にあった悪質リフォーム業者の実態

こんにちは!名古屋のリフォーム専門店エフォールです!

前回の動画に引き続き、今回もリフォーム業界事情に詳しい建築・リフォーム特化のHP制作会社、 (株)Leadの今さんがお話しをお聞かせくださいました。弊社、エフォールのHPの制作もご担当いただいています。

前回の『【失敗しない!】リフォーム会社探しのポイントとは』の記事はこちら

今回は『悪質な業者の手口』を詳しくお話しくださいました。リフォーム工事は専門的な知識が必要なため「どうせ分からないだろう」と法外な金額を請求されたり、手抜き工事をする業者も存在します。

悪質な業者と契約しないよう、本記事の内容をぜひご参考になさってください。

目次

たくさんのリフォーム業者を見てきた専門家にお話しを伺いました!

本当にあった悪質リフォーム業者の実態

今回は建築・リフォーム特化のHP制作会社、Leadの今さんにお越しいただき、1人でも多くの方がリフォームで後悔されないよう、この動画を一緒に作成していただきました。

全国の塗装屋や屋根工事業者のHP制作を中心に、業界全体で400~500社くらいのお客様がいらっしゃるそうです。

そのため、良い業者も悪い業種も見てきたご経験、リフォーム業界の噂などの情報をたくさんご存知です。

プロから見た悪質業者の見抜き方について、1つずつ学んでいきましょう。

株式会社Leadのホームページはこちら

こんなリフォーム業者には気を付けろ!

本当にあった悪質リフォーム業者の実態2

Leadさんはたくさんの業者から「こういうことがあってさぁ」というお話しをよく聞くそうです。

その中でも悪質なケースを厳選してお話しいただきました。

点検商法「お宅の屋根、釘が抜けていますよ」「屋根が割れていますよ」

主に屋根や雨どいがターゲットになるんですが、「近所で屋根の工事をしていたんだけど、お宅の屋根の釘が抜けているから見ましょうか?」「屋根の瓦が割れているので見ましょうか?」と言って業者の恰好で訪問するケースです。

「屋根が割れている」とか言われたらお客さんも「えっ!?」ってなるじゃないですか。

一般の人でない私が言われても、自分の家の屋根なんて見れないので「そうなの?」ってなります。

そうなんですよ。屋根って見えないので言われると皆さん焦っちゃって。
屋根って瓦にしても何にしても、屋根材の下に防水シートを敷いているので、屋根が割れた程度ではすぐに雨漏りするわけではありません。
ただ、そういう知識も普通は皆さん持っていないので「屋根が割れていたら雨漏りしちゃう」と思うでしょう。
なので、「本当ですか?ちょっと見てもらえますか?」って屋根に訪問業者を上げちゃうんです。それがもう、運の尽きなんです。

それがもう、ハメられているんですね。

ハメられています。
で、1番ひどい業者は屋根をそのまま割っちゃう。

それ、たまに聞きますが本当にあるんですね。

あります、あります。
もう1つのパターンも紹介すると、「自分の家の屋根、何色ですか」って聞かれて何色か答えられる方ってあまりいないんですよ。

私も分からないです(笑)

そうですよね。例えば、似た感じの家の他の屋根を撮影した写真を見せられて「ほら、こうやって釘が抜けてた」「屋根が飛んでましたよ」「割れていましたよ」と見せられたら100%信じますよね。お客さん自身は屋根に登れないので。

本当にあった悪質リフォーム業者の実態3 (2)

「このままだと雨漏りするから、すぐリフォームしないとまずいです。」「近くで工事しているから、寄るついでで一緒に工事するのでちょっと安くしますよ。」と言われると。

なるほど。安くするっていうのがミソなんですね。

そうなんですよ。「新規のお客さんだったら、もう少し貰わなきゃ採算が合わないけど、近所でやってるから。だから200万円でいいよ。」と言って、他よりも高い金額をふっかけてくるケースです。

さすがに、そこから相見積もり(他の業者にも見積もりを取る)は、取らないでしょうね。お客さんも焦っていますし。

取らないですね。「見てもらって教えてくれたから良い人」と思っちゃってるんですよ。

変な言い方ですが、上手いですよね。

上手いですよね。(笑)
いかに親切そうな人、良い人そうな人でも、屋根に上げてはダメというのは鉄板です。

屋根には上げずに誰かに相談する方が良い、という感じですね。

そうです。例えば、インターネットで探した近所のリフォーム屋さんでも良いと思います。
1回見てもらうことをしたらいいかな、と思います。

一旦、ちょっと落ち着いてもらってですね。

そうですね。その手の営業をするところって、朝、車で来て作業着を着た職人が何人か乗っていて「じゃあ今から現場行ってこい」って何人か車出てピンポン押しながらそのエリアの営業をしていくんです。
結構、見抜きにくいものです。

近所で施工している業者名を勝手に語って営業をする

本当にあった悪質リフォーム業者の実態3

これも屋根壁の事例ですが、足場を立てるとイメージシートっていう幕を張るんです。例えば「なんとか工務店」とか「なんとか建設とか。
そこの会社名を語って営業をするケースです。

全然関係ない会社なのに!?
なんとか工務店というのが近くの足場で幕を張っていたら「そこの会社の人間です」と来るっていうことですか?

そうです。「そこの工務店で今、工事やってるんですけど」と、最初は挨拶に来て。
たぶん何回か「高圧洗浄するのでそのモーターの音しますよ」とか何とか言って探りを入れるんでしょう。
「ちなみに一緒に見ましょうか?」ってまた屋根に登ったりとか、「今だったら安くできるんですけど」という話に繋がったり。

あー・・・めちゃくちゃ巧妙ですね。

変な話ですが、そういう営業手法でも、結果的に綺麗に工事していればOK。

やり方はともかく、ちゃんと支払ったお金に見合うものを提供してくれたらいい、ということですよね。

そうですね。ただ、そういう会社って営業マンをいっぱい使いますし、営業マンのコストも高いです。
そういう感じでいくと、お客さんも相見積もりを取らずに決めちゃう人もいます。
「近所でやっているなら安心」と任せちゃう人もいます。
なので、業者もふっかけてきますよね。

相見積もりがない、ということは、その業者からすればやりたい放題できてしまうということになるんですね。

そうです。だから、良い人そうでも相見積もりはちゃんと取りましょう。

屋根に上って少額の修理をする(本当に修理しているかは分からない)

これは最近、私も聞いた話なんですけど、さっきの点検商法と同じなんですが。
巧妙なのは屋根に登って「屋根の釘が抜けそうになってるよ」っていう感じでくるんですね。
「今だったら登って直してあげるよ。ただ2万円くらいはかかるけどね。」と言って、お客さんも「2万円だったら」とお願いしちゃうんです。

うん、まぁ、なるでしょうね・・・。

実際に屋根に登って釘を打っているかは知らないです。
で、屋根から降りてきて、直したから2万円だけもらってっていうのをそのエリアで1日5~6軒とって。
で、次の日は違うエリアでそれをやるというケースです。
日銭で10万円だったら20日やったら200万円を1人で稼げちゃうわけです。

なるほどですね。確かに2万円だと払いやすいですよね。

そうなんですよ。お客さんからしても良い人で「あぁ良かった」ってなるし。
そこで大きいリフォームをやっちゃうと、点検商法みたいな問題になるんですけど、2万円だから誰も騒がないんです

最悪、直ってなかったとしても2万円損した、騙されたってなるだけなんですね。

そうなんです。特に、いきなり来た人が屋根に関して何か言ってきたら絶対に屋根にあげちゃダメです。
どんなに良い人でも、一生懸命でも近所のリフォーム屋さんにも1回見てもらった方がいいです。

その時に「はい」と言わずに一旦、その会社を調べたりできる時間を作った方がいいということですね。

大手水道修理業者にもある、高額請求の罠

これはリフォームというよりは、水道関係の緊急のトラブルを解決する会社の商法です。
CMもやっている、大体みんなが知っているような会社でもやっているケースです。

あー・・・名前を出していいのか分からないですけど。(笑)

私も言わないように気を付けます。(笑)
例えば水の締まりが悪い、水が止まらないってなった時に水道修理屋さんを呼ぶじゃないですか。
そうしたら「ちょっと見ますね」と言って水栓をバラしちゃうんですよ。
で、バラして「これ直すなら5~10万円です」っていう話になるわけです。

本当にあった悪質リフォーム業者の実態4

私たちリフォーム屋からすると水栓は2~3万円のイメージなので、商品が良いものだとしても、そんなにかからないと思いますけど。

なんだったらパッキン変えて直るなら数千円で済みますよね。
それをそういうやり方でやっている某修理屋さんがあります。

そこには裏があって、フランチャイズ(本部があり、働いているのは個人事業の職人)の加盟店になっている人が、受注した案件の4割を本部に納めなきゃいけないんです。

4割はちょっと、えげつないですね。

そうなんですよ。例えば、車走らせて、見に行って1万円で修理をしても6千円しか入らないとしたら・・・。
やっぱりフランチャイズの加盟店としては、もっと欲しいじゃないですか。

だからちょっと無茶をするんですね。

だから大手だからといって安心、というわけではないんです。
業種によっては気を付けないと、というのはあります。

エフォールが見た、ホームセンターの内装リフォームにおける失敗例

本当にあった悪質リフォーム業者の実態5

それで言うと内装でも、こういう事例があります。
名古屋の人は結構知られているホームセンターの事例なんですが、2700mmくらいのキッチンスペースにワンサイズ小さいキッチンを入れているんです。
255cmくらいの形だと思うんですけど。

ホームセンターですか!?

はい。洗面台の工事は当社がやっていて、ある時伺ったらキッチンが変わっているわけですよ。新しくなっていたんです。
「あれ?キッチンリフォームされました?」って聞くと「そうなんです。エフォールさんキッチンリフォームもできたんですね。エフォールさんにキッチンもお願いすれば良かった。」と。

聞くと、結構有名なホームセンターで。
ホームセンターはキッチンのパックとか、洗面所のパックみたいなのがあって、それでリフォームしたらサイズが合ってなかったんです。

本当にあった悪質リフォーム業者の実態6

こちらも見ていただくと分かるように、壁紙が貼れていないところが出ちゃってるんです。
これはまだ良い方で、20cmくらいクロスを貼り足すだけで、コストもそれ程かかりません。

本当にあった悪質リフォーム業者の実態7

こっちの方が問題で、これは下にフローリングが貼られていないんです。
ベニア板で、もともとキッチンの下だからといって、ちゃんと仕上がっていなくて。
キッチンが小さくなっていた分、普通のベニア板が出ちゃったというケースです。

こうなると、この上に全部上張りしないといけないので、結構大掛かりなコストのかかる大工事が必要になってしまうんです。

お客様にも「もうちょっと早く知っておけば・・・」って言われたんですけど。
そのためにも、こうやってアナウンス頑張って、もっともっと発信していかなければなりませんね。

そうですね。
びっくりしたのがホームセンターでも、こういうことがあるんですね。

そうです。悪徳とか、そういう話ではなくて。
ホームセンターや家電量販店でもリフォームやってますが、私たちからすると素人営業みたいなのが多くて。
単純に物の交換はできるんですけど、リフォームの知識はほぼないです。

なるほど!

サイズ違いとか、サイズが違ったらどうなるのかっていうのが全く想像できないので、こういうことが起こるんですよね。
なので、悪徳とまでは言わないですが、経験不足とかいろんなことがあるんです。

リフォーム業界って大手が参入しているので、悪質とまでは言えないかもしれませんけど、こういう事例が起きているので気を付けていただきたいです。

これなんてもう・・・ショックですよ。

ショックですよね。これのせいでフローリング貼り直して・・・床をまた上張りして、綺麗に見せるしかないので。
そうなるとプラス何十万円の工事になります。

お客さんからしたら「先に言ってよ!」って話ですよね。

ただ、ホームセンターとしてはキッチンを取り替えただけですから、みたいなスタンスなんですよ。
単純交換をしているっていうだけの認識で、リフォームの知識は全くないので。
この辺はもっとYouTubeの動画などで周知していきたいです。

やっぱり知らない人が多いからですからね。

悪質な業者に引っかからないためにはどうしたらいい?

最後に、某大手の会社や飛び込み営業などに引っかからないためには、どうしたらいいか今さんからお聞かせいただければと思います。

1つは即決したり、すぐに屋根に上げたりは絶対にしちゃダメということ。
そういう人って営業のトレーニングを受けてきているので。

喋りがうまい、ということですね。

そうです。
よく皆さんが言うのは「すごく良い人だった。それでやっちゃった。」とか。
「一生懸命だったから。」と言いますが、そういう演技をするトレーニングを受けてきているんです。
なので、どんなに良い人そうでも一旦はお帰りいただきましょう。
もし、帰らないで居座られたら警察に電話したら不法侵入で一発アウトなので。
一度、帰してホームページを見る!

近隣の信頼できそうな工務店をさらに探すとかですね。

そうですね。
もし、訪問営業の人が来たら必ず名刺を貰ってください。
名刺を持っていない会社も結構あったりするので。

ただ、違う会社の名刺を勝手に作って勝手にやるケースもあるんですよ。
その会社名は実在する会社なんです。
しかも社長の名前も入った実在する会社と同じような名刺を作るんですよ。
そうしたらホームページにも社長の名前が載ってるわけじゃないですか。

そこまでされたら見分け方は難しい気がします。

そういう話なんですよ。
なので、その場合はホームページにスタッフの顔が出ているか見てみてください。
その会社のスタッフの顔が出ているホームページじゃないと危険、とまでは言わないですが。

リフォーム屋さんで「いや、写真が出るのはちょっと・・・」みたいなところもあるんですよ。
ただ、顔が見えないことによって何をされるか分からない側面もあるので、ホームページにちゃんと顔を出しているところの方が安心感はあります。

他にもその会社のホームページを見て、施工事例や資格があるかどうかもチェックしてみてください。
資格があるからと言って悪いことをしないとは限りませんが、確率は減っていきます。

建設業の許可とか持って入れば変なことはできないですからね。

あとは地元で10年くらいやっていれば、そこは安心してみて良いんじゃないかなと思います。
悪いところだったら地元で10年も商売が続けられないですから。

その辺を見ていただきつつ、それでも心配という方は相見積もりを取ってください。
そうすれば失敗するリスクをグッと減らせるんじゃないかなと思います。

そうですね、はい。

個人的には・・・別にお客さんだから言うわけでなくて、いろいろなリフォーム屋さんを見ていますけど、エフォールさんはポリシーを持っていらっしゃるんです。
『リフォームで失敗するお客様を減らしたい』と。

リフォームを提案するときは1番良いと自分で思っているリフォームをご提案されているっていうことなので、迷われている方はエフォールさんにご連絡いただければと思います。

突然どうされたんですか(照笑)

すみません(照笑)
じゃあ今日はどうもありがとうございました。

ありがとうございました。(笑)

キッチン、浴室、トイレなどのリフォームから修繕工事まで対応!名古屋のリフォーム専門店 株式会社エフォール

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