〈忖度無し！〉登録者1.7万人の人気リフォーム店と語る　キッチン中級価格帯人気ランキング

妥当っちゃ妥当ですけど、梅澤さんは何でステディア派なんですか？
これ、ステディアかトレーシアかで言うと、どちらも金属キャビネットなんですよね。

キッチンのキャビネットって、木製か金属があって、価格を考えると木製キャビネットを採用しているメーカーがほとんどです。
ステディアとトレーシアに関しては金属製のキャビネットを採用しています。
ただ、金属の種類が少し違って、クリナップがステンレス
一方で、タカラスタンダードはホーローを使っています。
そんなわけでステンレス派＝クリナップ派が多いイメージですが、梅澤さんはどう思いますか？

最高級のレミューに関しては、インクジェットの技術で木目のマットな仕様が選べるようになりましたけども、中級価格帯のトレーシアの方はデザイン性については単一の色とデザインが多いイメージですよね。
デザイン的には変わり映えしないというか。
タカラスタンダードって全体的に古めかしいデザインのものが多いかと思います。
デザイン一択でクリナップのステディアがいいと言うのはわからなくもないですね。

タカラスタンダードのトレーシアより、ステディアの方が人気な理由は『価格面』がまず1つの大きな理由かな、と。
ステディアとタカラスタンダードで同じような仕様において比較したときに、30～40万円ぐらい安くご提供できるかなと思います。
トレーシアは扉の面材までホーローなので、その分、ステディアより値段が上がるのは分からなくもないんですけども。
やっぱり『価格差』っていうのは大きいと思います。

あと、ステディアって金額の幅が広い商品で。
予算100万円では難しいですかね、工事費合わせたら120～130万円+αくらい。
高いステディアだったら200万円を超えたりするんです。
ステディアの中でも「ここは安いコンロにしよう」「キッチンパネルは安いものにしよう」と、工事に関してもメーカー施工じゃなく別手配で費用を抑えるとか、カスタマイズ性が高いのがステディアの売れる理由かなと思います。

一方でタカラスタンダードは柔軟性が低いメーカーになります。
例えば「コンロを他メーカーにしたい」という場合も基本的にタカラスタンダードでは対応してくれないんです。

確かに、その通りだと思います。
ノクトは消去法的に3位に入ってきてるのかな、と思います。
そう言った意味だと「おい！パナソニックの売れ筋商品のラクシーナ！お前、ノクトにも負けてるぞ！」と。
パナソニックとか、5位にトクラスのコラージアとかも中高級価格帯が控えてるんですけど「おい！コラージア！」。

ただ、ノクトも良いところがあって、デザインが前のアレスタに比べるといろんなデザインがある。
最近のトレンドカラーのものを選んでいたりとか。
あと、Wサポートシンクですよね。
あれが使い勝手がいい。
うちの石田もショールームで料理をしている動画があるので、また見てもらえたらと思うんですけど、そこで使ってて思ったのが「めちゃくちゃ使いやすそうだな」って。
そう言った意味だと、ノクトを選ぶ意味もあるのかな、と思います。

このリフォーム産業新聞のキッチン人気ランキング通りですね。