（本音で語る！）登録者1.7万人の人気リフォーム店と語るキッチン高級価格帯ランキング

このキッチンのランキングというのは去年も一昨年もやっているものになるんですよね。
リシェルが1位、セントロ2位っていうのは去年も一緒なんですよ。
3位のレミューが昨年4位だったのに対して、今年は3位に上がってます。
1位と2位に関しては去年と一緒、3位と4位は逆転しています。

タカラスタンダードのレミューって商品改定が入ったんですよね。
タカラスタンダードの扉面材ってちょっともっさい所があったじゃないですか。

デザイン的にっていうところの問題点があったんですけど、今回インクジェットの技術を活用して木目のマットな仕上げになりました。

どうしてもホーローはツルツルとしたイメージなんですけど、木目のマットな仕上げの扉面材を作ることができました。

また、クォーツ天板といって、クリスタルを含んだ天板というのがレミューで選べる最高級の天板になるんですけど、それが薄いタイプが選べるようになりました。
そういったデザイン面での課題を克服するような改良が加えられました。

それに対してTOTOのザ・クラッソのクリスタル天板は結構、透明性があってかっこいいですが、特段もこの数年動きがないんですよね、TOTOの。
と言ったところで、ランキングが逆転してしまったのかな、という感じがしますね。

かもしれないですね。
リクシルのリシェルも2024年4月のランキングとしては『リシェルSI』として1位になっているわけですけど、リシェルSIは『リシェル』に変わったんです。
私のショールームでの動画で梅澤さんも出ていますので見てみてください。
リシェルもかっこ良くなりましたよね？

そういった意味では、こういうランキングを見てると商品改定が入らないものは落ちる傾向にあるな、と思うんです。
商品改定がいい風に働くとランキングの押し上げの要因になると思います。
今回のリクシルのリシェルSIからリシェルへの商品改定はランキングの押し上げに繋がっているのかな、と思いますよね。

一方でセントロ(クリナップ)も昨年、商品改定がされていまして、選べるカウンターのデザインが増えているんです。
セントロも商品改定を挟んだことで2024年のランキングだとリシェルに対して肉薄するようなポイントですよね。
昨年はもっと引き離されていましたので、縮まりましたね。

ただ、セントロに関しては弱点があると思っていて、それが収納の中身。

リシェルの『らくパッと収納』はサランラップなどよく使うものを手前に入れられたりとか。
クリナップで言うと中級価格帯のステディアでツールボックスっていう手前にサランラップやフライパンを収納できるオプションがついてるんですが、セントロはツールボックスが付けられないんですよ。

手前側が有効活用できるかっていうところで言うと、普通の引き出しが付いているっていう感じになるので、好みにもよると思いますが、セントロよりステディアの方が使い勝手良いっていう人もいるんじゃないかな、と。

そうですね。デザイン面で言うと薄見付のカウンターが選べたりとかっていうところで言うと、セントロの方が選べる幅は広いかもしれないです。
使い勝手で言うと実はステディアの方が良いっていう人もいらっしゃるんじゃないかなと思いますね。