どうすれば収納が増やせる?~トイレ&洗面所に収納を増やすリフォーム~

名古屋のリフォーム専門店エフォールです!

クローゼットや押入れ、各部屋に収納があるのに対し、意外に物の多いトイレや洗面所には収納が少ないと感じる方は多いようです。使い勝手を考えると、各場所に用途に応じた収納が欲しいものです。どうすれば、トイレと洗面所の収納を増やすことが出来るでしょうか?リフォームだからこそ出来る方法を中心にご紹介します。

目次

トイレに収納を増やす


トイレといえば、予備のトイレットペーパーや掃除用具、手洗い用のタオルなどを収納するスペースが必要となります。収納する物自体は比較的少ないとはいえ、他の水回りに比べ狭い空間に、どのように収納スペースを確保出来るでしょうか?


■手洗い器はキャビネット付きに!


手洗い器の中には、下部にキャビネット付きのものがあります。スリムタイプの手洗い器でも、同じく薄型のキャビネットがついていて、トイレットペーパーが収納できます。壁の厚みを利用してキャビネットを設置することも可能です。さらに、トイレのサイズが0.75坪(80cm×50cm)程ある広めのトイレであれば、奥行き30cm~35cm程のカウンター手洗い器も設置しても、スペースに充分余裕が確保出来るので、ロングカウンタータイプで下部にキャビネットがあれば大容量の収納スペースを確保することが可能になります。掃除道具やトイレットペーパーなどを収納できるうえ、扉付きのキャビネットであれば隠す収納になるのでおススメです。


■上部のデッドスペースを利用する


トイレはデッドスペースを利用して収納を増やすことも可能です。そのデッドスペースとは上部です。ドアの上部やトイレ正面の上部を利用出来ます。中には市販の棚などを使って簡易的に収納場所を作っておられる方は少なくないかもしれません。しかし、重たいものが載せられないことや見栄えが悪くなるというデメリットがあります。リフォーム会社に頼めば、構造体の適した部分にネジ留めして設置できるため、丈夫で安全ですし、メーカーの吊戸棚の中には、手洗い器や便器とトータルコーディネートできる扉パネルのものなどがあり、トイレ内のデザインも壊さずに収納を確保出来ます。

洗面所に収納を増やす


洗面だけでなく、脱衣場や洗濯室としても利用されることが多い洗面所は、家事をスムーズに行うためにも出来るだけ収納が多い方が助かります。洗面所に収納を増やすにはどのような方法があるでしょうか?


■洗面化粧台を見直す


同じ間口で、同じ奥行きの洗面化粧台でも、種類によって収納量は異なります。出来るだけ収納の多い洗面化粧台を選ぶのであれば、鏡の裏も収納になっているものを選びましょう。鏡上のスペースも天井まで、吊戸棚のあるタイプを選ぶことで、無駄なく収納に使えます。洗面化粧台とセットのトールキャビネット設置することや、キャビネットを置くスペースが無くても、洗面化粧台横の壁厚を利用した埋め込み型の収納棚を設置することも可能です。しかし、既製品は規格サイズがあるので、隙間があったり、収納があっても入れたい物が入るサイズではなく無駄なスペースが出来たりするというデメリットが生じる場合もあります。そのため、洗面所で使う物が明確に分かっていて、綺麗に収めたいのであれば、既製品の洗面化粧台ではなく、収納棚を壁いっぱいに設けた洗面化粧台を造作するという方法が効果的です。自分仕様に作られた洗面化粧台は使い勝手が良いだけでなく、収納量にも満足できるかもしれません。


■上部・下部スペースを利用する


洗面所で、空いているスペースを見直してみましょう。普段よく使う洗剤を置くために、洗濯機周りの壁に棚を設置することが出来るかもしれません。出し入れが横からのドラム式洗濯機であれば、洗濯機上部は収納スペースとして利用可能ということです。洗濯機と同じサイズ、奥行きの収納戸棚を設けることが出来るかもしれません。その際、見栄え的にはピッタリサイズを作るべきですが、洗濯機を買い替えてサイズが変わる可能性があることも考えて洗濯機の周囲に余裕をもって収納棚を作りましょう。
また、洗濯機の上以外にも吊戸棚を洗面所や浴室のドアの上の部分に設置する例もあります。しかし、あまりにも上部に収納を設けると圧迫感が出るので注意が必要です。また、浴室の出入り口は湿度があがってくるので腐食が早くなる可能性が高いため、吊戸棚の位置はよく考えたうえで設置しましょう。
さらに、床下収納を設けることも出来ます。マンションの場合は床下にスペースが無い事が多いので、難しいかもしれませんが、一軒家であれば設置出来るかもしれません。洗剤のストックなど、洗面所で使うけれど毎日は使わないものを、近くに収納しておく点で効果的な場所です。

まとめ


収納場所があると便利なトイレや洗面所ですが、一般的には収納が確保されていないことがよくあります。収納家具を買うことも出来ますが、リフォームであればスペースに無駄なく、丈夫で使いやすい収納を手に入れることが出来るかもしれません。キャビネット付きの手洗い器や洗面化粧台を設置する方法もありますし、デッドスペースとなっている上部を利用して収納戸棚を設けることも出来るかもしれません。今使っている物を見直して、リフォームによって必要な場所に収納を設けてみてはいかがでしょうか?

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