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トイレリフォームするならタンクレス!?タンクレスのメリット&デメリット
名古屋のリフォーム専門店エフォールです!
便器の後ろにタンクが付いていないタンクレストイレは、各メーカー人気で、カタログやショールームでもオシャレなトイレとして紹介されています。そのため、トイレリフォームを検討しておられる方は、便器をタンクレスタイプにしたいと思っておられるかもしれません。しかし、タンクレストイレにはメリットだけなのでしょうか?デメリットと共に、タンクレストイレについて知っておきましょう。
1. タンクレストイレにリフォームするメリット
まずは、人気のタンクレストイレにリフォームするメリットを見てみましょう。
■スッキリ見栄えが良い!
タンク部分がないため、便器全体の高さが便座の高さ程で低くなります。そのため、圧迫感がなく個室内がスッキリして見えます。陶器ではないメーカーも増えており、便器のカラーが豊富なデザイン、蓋部分のみ色がついているメーカーなどもあり、タンク付きのタイプより、トイレのコーディネートを楽しめる商品が多いのも魅力です。
■掃除がラク
タンクが無い分、便器の継ぎ目が少なくホコリが溜まりにくいデザインです。しかも、タンクレストイレの多くは、スッキリとしたデザインで凹凸が無いので、実際に掃除する際にも、拭きやすく掃除がラクです。また、タンクレスはタンク付きに比べ、奥行きが10~20㎝程短くなるので、便器の手前のスペースが広くなり、床掃除がラクになります。タンクが無い分、便器の後ろの床にも手が届きやすいというのも、掃除の点でメリットと言えます。
■節水機能・洗浄機能が充実
タンクレスのトイレは特に、節水機能に力を入れているものが充実しています。タンク付きのトイレに比べ商品価格は全体的に高いですが、節水機能が充実しているため、ランニングコストが安くなり、家計に優しいトイレと言えます。しかも、その少ない水でどれだけ洗浄力を上げられるかにも、各メーカー力を入れており、節水なうえに掃除もラクになるという、毎日使うものだからこそ嬉しいメリットが充実しています。
■連続して流せる
タンク付きのトイレは一度タンクに水が溜まるのを待ってからでなければ水を流すことが出来ません。しかし、タンクレスの場合は、蛇口をひねれば水が出るのと同じ仕組みで、水道管から直接、水を出す仕組みになっているので、連続して水を流すことが可能です。家族が多く、トイレの時間が重なるという家庭では、この点はメリットのひとつと言えるでしょう。
2. タンクレストイレにリフォームするデメリット
人気のタンクレストイレですが、未だにタンク付きタイプのトイレも人気で売れているのには訳があります。タンクレストイレのデメリットも確認してみましょう。
■手洗い器が無い
タンク付きのトイレの場合、水をタンクに溜める部分を利用して手洗い器付きに出来ます。しかし、タンクレスの場合は、タンクが無い分、手洗い器を取り付けることが出来ません。便器とは別に個室内に手洗い器を設置しなければいけなくなるかもしれません。室内が広い場合は問題ないかもしれませんが、狭く感じておられる場合は、手洗い器を別に設置することで、タンクレストイレにして見た目がスッキリしても、実際には狭くなってしまう可能性があります。
■設置出来ない場合もある!
タンクレストイレは水道直結式で、電気でバルブを開閉し、直接水道管から水をとり洗浄します。水道水の水圧で洗浄するということです。そのため、3階以上など水圧が低くなり充分な水圧がとれないところには、設置できない場合があります。高層階に住んでいる方などは特に、水圧を確認したうえで設置しましょう。水圧が弱い所にタンクレストイレを設置する場合は、加圧するブースターや小さなタンクが内蔵されているものを選ぶ必要があります。
また、電気でバルブを開閉して流すという理由から、多くのタンクレストイレでは停電時に水を流せなくなってしまうこともデメリットとなる可能性があります。
■ウォシュレットを交換出来ない
タンクレストイレは基本的にウォシュレットが一体化したトイレです。その分お得ではありますが、その一方で新型のウォシュレットに交換したい場合や、ウォシュレットが壊れて交換したい場合などは、部分的ではなく便器全体の交換を検討しなければいけなくなります。
3. まとめ
タンクレストイレはスタイリッシュで、空間を広く見せ、掃除がラクで節水できるというメリットがあります。見た目の良さが魅力だけに、変化を求めるリフォームでは、タンクレスにしたいと思う方は少なくないかもしれません。しかしリフォームをした後に、手洗い器の分狭くなったり、ウォシュレットを交換できなかったりと、そのデメリットに気づく方も少なくありません。毎日使うものだからこそ、良いものを選びたいものです。しっかりメリットとデメリットを確認し、タンク付きと比較したうえで、自分の家に合うものを選ぶようにしましょう。