自宅にリノベーションでオフィスを設けるメリット&デメリットは?名古屋のリフォーム専門店が解説します。

こん日は、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

フリーランスの方や自営業の方を中心に、働き方のスタイルだけではなく、働く場所も自由に選ぶ方が増えています。仕事のために、オフィスを借りたり構えたりする方も多いようですが、自宅で仕事が出来るようにしたいと思う方も少なくありません。その点で、家の一部にワークスペースを設けることや、今ある部屋のひとつをオフィスとして使うことも出来るかもしれませんが、リノベーションによって本格的に自宅兼オフィスになるように家の間取りやデザインを変えることが出来ます。また、自宅兼オフィスにするための中古物件を探してリノベーションすることも出来るかもしれません。

リノベーションによって自宅兼オフィスにすることには、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?リノベーションの際の注意点を含め、ご説明したいと思います。

目次

1.自宅兼オフィスにリノベーションするメリット

本格的にリノベーション工事をして自宅内にオフィス空間を作ることにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?まずは、メリットから確認してみましょう。

■リノベーション費用や家賃・メンテナンス費用を抑えられる

自宅とオフィスを一緒にすることの最大のメリットと言われるのが、オフィスの家賃や通勤にかかる費用を抑えることが出来るという点です。これは、リノベーションにもあてはまります。家とオフィスのリノベーションを同時に行えるので、リノベーション費用を抑えることや、打ち合わせの回数を減らすことが可能です。また、掃除やリフォームなどのメンテナンス費用も一か所分ですみ、その際にかかる手間や時間も短縮できます。

■どちらか一方の用途になっても使い続けることが可能

長く暮らしていく中で働き方が変わったり、スタッフの人数が増えて手狭になったりしてオフィスを移動することになっても、住居としてのベースがあるので、今後も住み続けることが出来ます。反対に、家を引っ越したとしてもオフィスとして残すことも可能です。オフィスビルは住居として住み続けることが出来ない場合が大半なので、自宅兼オフィスに出来る家は、オフィスとしても住居としても残せるというメリットがあり、資産としても安心です。

■住人以外のスタッフや来客にも対応できるオフィスになる

住居をそのままオフィスで使ってしまうとプライベート空間が確保出来なかったり、防犯性が下がったり、仕事とプライベートのメリハリがつき辛くなってしまうという問題がありますが、リノベーションによってオフィスをしっかり確保することで、働きやすく、暮らしやすい環境を作ることが可能です。

また、仕事によっては住人以外のスタッフが通ったり、来客があったりする場合もありますが、自宅でありながらも、オフィス空間が確立されることで互いに気まずい思いをすることなく使えますし、通勤しなくて良いので、スタッフへの対応や打ち合わせなどの時間を効率よく使うことが出来ます。

2.自宅兼オフィスにリノベーションするデメリット

暮らしに密接に関係する家と仕事の場所なので、メリットだけではなくデメリットを把握しておくことも重要です。どんなデメリットがあるかご説明したいと思います。

■居住空間が狭くなってしまう

働くスペースを作ることで、居住空間やプライベート空間が物理的に狭くなってしまいます。また、充分なスペースが取れる場合でも、一番環境の良い、日当たりが良い場所や室温が快適になる場所を、日中仕事をするオフィスに充てるのか、リラックスしたい居住空間に充てるのか、選ばなければいけない場合も少なくありません。自宅兼オフィスにすることで、仕事に適した空間と生活に適した空間が重なってしまって、どちらかが快適ではない可能性があることを想定しておきましょう。

■オフィスに不向きな物件・使えない物件もある

マンションによっては居住用なので商売を禁止していたり、サロンのようにお客が出入りする仕事など、不特定多数が集まることを禁止していたりする場合もあってオフィスに適していない場合もあります。また、集合住宅の場合は、玄関は共有部分となるので、オフィスも自宅も一か所の出入口となるため、プライベート空間が確保しにくかったり、防犯面が下がってしまったりする危険性もあります。自宅兼オフィスにするための物件を探す際には、管理組合の許可がとれるかなど規約を確認しておきましょう。

また、オフィス空間を確保することや、プライベート空間をしっかり分けるために、水回りを移動させたり、洗面所やトイレを増やしたりする場合、集合住宅では規約で移動できない場合や増やすことが出来ない物件もあります。自宅兼オフィスにリノベーションする際には水回りの計画が現実的な物件なのかを確認しましょう。その点で、水回りを得意とし、経験豊富な会社に依頼すると安心です。

■近隣住人との関係が難しくなることもある

物件や規約自体には問題がない場合でも、オフィス街やオフィスビルではないため、出入りが多いことに不信感を抱く近隣の方がいることも想定しておく必要があるかもしれません。また、音が出る仕事の場合は住宅街での仕事の時間が限られることもあります。

住居としては、良い立地で近隣との関係が良い場所でも、仕事場としては適していなかったり、近隣の方を不安にさせてしまったりすることもあるので、職種や立地を踏まえたうえで自宅兼オフィスにリノベーションするかどうかを検討しましょう。

3. まとめ

自宅に仕事が出来るスペースを取り分けるという比較的小規模なリノベーションではなく、リノベーション工事によって、本格的にオフィスを設けることによって、自宅でありながら仕事の拠点となる環境を作ることが出来ます。自宅兼オフィスにリノベーションすることは、家賃や通勤費を抑えるだけではなく、リノベーション費用やメンテナンス費用、リフォーム費用を抑えることが出来たり、働き方や暮らし方が変わっても、仕事やプライベートの資産として活用し続けることが出来たり、プライバシーや安全面が守られた環境で住人以外のスタッフや来客に対応できるオフィスになるというメリットがあります。一方で、居住空間が狭くなってしまうことや、物件によってはオフィスとして使えなかったり近隣住人とのトラブルの原因になったりすることもあるので注意しましょう。

自宅兼オフィスにリノベーションして、資金や時間を効率的に使い、暮らしを豊かに、快適にしていきましょう。

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