集中できるワークスペースの作り方。リノベーションで快適なリモートワーク環境を作ろう！＠名古屋のリフォーム専門店エフォール

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

リモートワークも一般的になり、自宅にワークスペースがあるご家庭も増えたのではないでしょうか。

一方で、もう少し仕事に集中できる環境に整えたい、オンライン会議のときに家庭内の音や子どもの声が相手に聞こえるのではないか、といったお悩みも。

この記事では、ワークスペースを集中できる環境にリノベーションする方法をご紹介します。

マンションのワークスペースはリビングとの位置関係に注目

マンションは戸建てと違い、フロアで空間を分けることができません。家族が集うリビングとの距離感が仕事への集中力を左右します。

リビングに近いワークスペースは、リフレッシュしやすい開けた環境になりますが、集中力が途切れやすい点がデメリット。

仕事をする時間帯に家族が不在の場合は、リビングに隣接していてもよいかもしれませんが、仕事に集中するためにはリビングから離れた環境が望ましいでしょう。

また、間取りの制約からリビングとワークスペースを離せない場合は、防音対策をしっかり行うことで集中しやすい環境になります。

集中できるワークスペース環境を作るポイント

個室であること

仕事に集中できる環境を作るためには、個室で作ることがポイントです。

仕事をする時間が短い、子どもを見ながら仕事をする場合は、オープンなワークスペースをリビングに作ることもありますが、長時間集中力を維持することは難しいでしょう。

広さよりも機能性を高める

仕事に多くの書籍や機械・機材を使う場合は、それらを置くための場所がワークスペースにも必要になります。

一方、道具や機材を多く必要としない仕事の場合は、ワークスペースに広い空間は必要ありません。

窮屈さを感じるほど狭い場合は問題がありますが、ワークスペースは広さよりも必要な機能性を高めることの方が大切です。

たとえば、リモートワークではパソコンを始め、電子機器を多く扱います。コンセントが足りないとたちまち不便な環境に。コンセントの増設は簡単ではないので、余裕を持って計画しましょう。

防音性のある内装材を使う

リモートワークに集中するためには「音」への配慮が欠かせません。

オンライン会議・電話・ミーティングが多い方は、家庭内の生活音が気になることも多いのではないでしょうか。

天井や壁、室内ドアには防音効果のある製品も多くあるので、内装材を工夫して防音対策を施しましょう。

ワークスペースの外からの音を防ぎたい場合は、室内ドアを防音仕様にすることが効果的です。

一般的な室内ドアは周囲をよく見ると隙間がありますが、防音仕様の室内ドアはドアの周囲をパッキンで埋め、気密性を高めています。

また、一般的な室内ドアは面材と面材の間が空洞になっていますが、防音仕様の室内ドアは面材と面材の間に吸音材が入っており、さらに防音性を高める仕様になっています。

壁においては、リノベーションをするのなら壁内部にグラスウールなどの吸音材を入れるのが望ましいですが、パネル状の吸音材を後から取り付けることもできます。

窓がある場合は、外部の騒音が気になることもあるでしょう。

マンションの管理規約では窓を変えることは規約違反になりますが、内窓（インナーサッシ）を付けることは許可される場合もあります。

内窓があると、窓が二重構造となるので防音性はもちろんのこと、断熱性も高まります。

吟味して選びたいデスクとチェア

リモートワークで疲れやすい方は、デスクとチェアを見直すと改善することがあります。

デスクは造作するケースもありますが、デスクの幅だけでなく奥行きも使いやすさのポイント。パソコンのサイズだけで奥行きで決めてしまうと、使いにくいことがあります。

パソコン周辺機器やデュアルモニターの増設なども踏まえ、デスクはゆとりのあるサイズで計画しましょう。

また、長時間同じ姿勢が続くリモートワークは腰に負担がかかります。チェアはできるだけ複数座り比べて、体への負担が少ないものを選びましょう。

ただし、やわらかくて沈みすぎるチェアは作業の妨げになることも。適度な弾力と通気性に富んだワークチェアを選んでください。

空調の整備

暑すぎる、寒すぎるという環境も集中力を下げる原因になります。

たとえ狭いワークスペースであっても、エアコンや床暖房といった空調設備が整っていると快適です。

リフレッシュできる環境

長時間仕事に集中するためには、適度なリフレッシュを取ることも必要です。窓があれば、空気を入れ替えるだけでもスッキリします。

また、インテリアグリーン（観葉植物）を置くこともおすすめ。他にも花や流木など、自然を感じられるものを置くと、リフレッシュ効果を得られるでしょう。

まとめ

リモートワークで継続的に集中するためには、環境を整えると同時にメリハリのある時間の使い方やリフレッシュする時間も大切になります。

仕事の合間に家族とコミュニケーションを取れるのも、在宅勤務ならではのメリット。オンとオフを上手に切り替えながら、リモートワークのメリットを享受しましょう。