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中古マンションに造作洗面台・セカンド洗面台って設置できるの?
こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。
洗面台の寿命は10年~長くて20年と言われます。しかし、築20年も経っていない物件でも、古さを感じたり、デザインの悪さを感じやすかったり、洗面台の古さを実感するものです。しかも、自分で使ってきて10年経つのと、他の人が使ってきた10年の違い、また好みのデザインではない洗面台や、使い辛さを感じる間取りでは、築年数に関係なく、変えたいと思うものです。
しかし、中古物件、特に中古マンションでは水回りのリフォームやリノベーションに制限が多いという話を耳にしたことがあるかもしれません。そのため、物件の内覧をした際に、現状にはない洗面所のリノベーションは出来るのだろうか、造作洗面所を取り入れたり、手洗い器を増やしたりすることは出来ないのではないか?と感じる方は少なくありません。
中古物件をリノベーションする際には、思い通りの洗面所にすることは可能なのでしょうか?物件選びやリノベーションに、どう影響するのでしょうか?
1. 洗面所を変えたい中古物件が多い!?
中古物件の洗面所を変えたいと思う理由は単純に古さだけではないかもしれません。古いものを新品に変えるリフォームでは満足しない場合が多いからです。どんな問題点が考えられるでしょうか?
■ウィズコロナ生活に欠かせないセカンド洗面台
ウィズコロナ生活が当たり前になりつつある現状で、新築では、戸建かマンションかに関わらず玄関近くに洗面所の洗面台とは別に、手洗い専用のセカンド洗面台が設置されている物件が増えています。しかし、セカンド洗面台は、築3年以上経っている中古物件では、ほとんど見られないものです。これは、コロナが大流行したことによって、コロナウイルス感染対策として帰宅後の手洗いが注目され、特に取り入れ始められたからです。
また、ウイルス以外にも、花粉や黄砂などのアレルギー物質を遮断するために、さらにはアウトドアを趣味としている方や、子供たちが遊んで帰ってきてすぐに手が洗えるように、来客者をプライベート空間とも言える洗面所に入ることなく手が洗えるようにするといううえでも、セカンド洗面台や手洗い器がある物件は人気になっています。そのため、セカンド洗面台が無い中古物件を見て、不便さを感じたり、リノベーションで玄関近くに手洗い器を設けたりすることを考える方は少なくありません。
しかし、中古物件の中には水回りの位置が移動出来なかったり、手洗い器の増設が規約上出来なかったりして、セカンド洗面台は断念せざる終えないと感じている方は多いかもしれません。
■オシャレな家は洗面所もステキ!
中古物件をデザインリノベーションすることで、お気に入りの空間や好みのテイストに囲まれた家にしたいと思っている方は少なくありません。そのような方にとって、どんなに最新で機能性が高い洗面化粧台でも、規格化されているシステム洗面台は魅力的には感じないかもしれません。
オシャレな家、デザイナーズ住宅の多くは、洗面所にもオリジナリティがあり、家全体の雰囲気ともマッチさせています。そのため、デザインリノベーションを行う場合は、洗面台にもこだわって造作洗面台を選ぶ方は少なくありません。リフォームではなく、オーダーメイド出来るリノベーションを選んだからこそ、洗面台もシステム化されたものではなく、オーダーメイドにしたいものです。
2.中古マンションの洗面所をリノベでオシャレに使いやすく!
セカンド手洗い器など、洗面所を増やしたり場所を変えるリノベーションが必要と感じるかもしれませんが、中古マンションの場合は、規約上、位置を変えられなかったり、出来ることに制限があったりするのも現実です。では、どのようにリノベーションすると中古物件でもオシャレで使いやすい洗面所にすることが可能なのでしょうか?
■間取りや導線を変えれば中古物件でも使いやすくなる!
給排水管の移動が出来ない中古物件、セカンド洗面台が設置できない中古マンションでも、今の位置で使い勝手やデザイン性を上げることは可能です。リノベーション出来る部分を最大限に活かすことを考えてみましょう。
例えば、玄関近くに洗面台がなくても、他の部屋や廊下など、間取りを変えることで洗面所にスムーズに入れるような導線にすることが出来るかもしれません。洗面所出入り口の位置をずらしたり、増やしたりするだけで、それが可能になる場合もあります。玄関から洗面所につながるように土間を設けたり、シューズクロークを設けたりして最短で行けるようにすることも出来るかもしれません。さらには、壁を作って脱衣所を別にして洗面所だけを独立させることで、プライベート空間を分断することも出来ます。洗面所の壁やドアを無くしてオープンにすることで、開放的かつ壁やドアの接触をおさえることを実現できた家もあります。
■リノベーションならデザインも使い勝手もオーダーメイド
間取りを変えること以外にも、造作洗面台を設置することで、使い勝手はもちろんデザイン性もアップ出来ます。例えば、上部や下部に大容量の収納を設けることが出来るかもしれません。また、洗面ボウルのカタチや大きさ、デザインも数種類ある中で選び、設置することが可能です。空間をスッキリ見せたいのであれば、収納なしで洗面ボウルと鏡だけを設置することも出来ます。狭さや圧迫感を感じるような洗面所であっても、造作洗面化粧台であれば、幅や奥行きも自由に指定できるので、リノベーションする他の部屋の雰囲気に合わせて、雰囲気を変えることが可能です。
制限があって、思い通りにならないように感じる中古マンションであっても、リノベーションの方法次第で、デメリットを感じさせない家に生まれ変えることが出きるので、方法が無いと物件自体を諦めてしまう前に、リノベーション会社に相談したうえで物件探しを行うことが大切です。
3. まとめ
中古物件では、コロナウイルスの感染対策がし辛い洗面台や、せっかくリノベーションしてもオシャレにならないのではないかと思える洗面所があるかもしれません。しかし、ウィズコロナ生活を便利にするのは、セカンド洗面台を設けることだけではありません。給排水管の位置を変えることが出来ないために、洗面台の移動や増設が出来ないとしても、間取りや導線を変えるリノベーションを行うことで、使い勝手をアップさせることは可能です。また、システム洗面台ではなく、洗面台を造作することで、間取りにも室内のインテリアにも合ったデザインで使い勝手を良くすることが出来ます。
中古物件の出来ない部分だけで判断すると、せっかくの物件価値を見逃してしまうかもしれません。リフォームやリノベーションだから出来ることをプロの知識や知恵を借りて検討することで、お気に入りの物件にお気に入りの洗面所を作ることが可能です。