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掃除がラクなトイレにリフォームするにはどうすればいいの?名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!
こんにちは!名古屋のリフォーム専門店エフォールです。
毎日使うため汚れやすいにも関わらず、掃除が億劫に感じる場所として、トイレ掃除をあげる方は少なくありません。衛生的にも清潔さを保ちたいと思うものの、掃除が大変で、整えても代わり映えしない空間ということから、トイレ掃除に時間をかけたくない、と思う方も多くいらっしゃいます。
そんなトイレ掃除をラクにするためのひとつの方法として、トイレのリフォームを考えてみるのはいかがでしょうか。どんなリフォームをすれば、掃除をラクにすることが出来るのか、ご紹介したいと思います。
1. 掃除をラクにする設備を取り入れたトイレリフォーム
見栄えを良くすることや、最新の設備に交換することだけではなく、住み始めてからの掃除を意識してリフォームやリノベーションを行うことで、日ごろのトイレ掃除をラクにすることにつなげられます。どんな点を意識してリフォームすれば良いのでしょうか?
■掃除をラクにする便器や水栓を採用する
まず、トイレそのものの掃除をラクにするために、汚れが付きにくいコーティングが施された便器や、お掃除機能搭載の便器にリフォームすることが出来ます。例えば、TOTOのネオレストは、独自開発の釉薬で仕上げ、汚れがつきにくくなっていたり、除菌水を吹きかけて便器を除菌する機能が付いていたりします。他のメーカーでも、泡で洗浄するタイプや、特殊な水流を起こして、汚れを落ちやすくしているものなどがあります。汚れが付きにくい便器や、掃除機能付きの便器にリフォームすることで、掃除の回数を減らすことが出来るかもしれません。
さらに、出来るだけ汚れが付かないようにするためには、手を触れずに使える、非接触式の機能がついたものを採用することが効果的です。例えば、フタが自動開閉するものや自動洗浄してくれるトイレを選ぶことや、蛇口に触れずにセンサーで水が出る、水栓の手洗い器にすることによって、汚れを最小限にとどめることが可能です。非接触式のものを活用することは、コロナウイルスの感染予防対策としても効果的です。
■内装材選びで掃除を意識する
床や壁といった内装材によっても、汚れの付きにくさや、掃除のしやすさが違ってくるので、トイレリフォームの際には、色やデザインだけでなく、素材の特徴や機能も確認するようにしましょう。
例えば、耐水性があり、水拭きしやすい床材として人気なのが、クッションフロアです。色、柄共にバリエーションが豊富なので、汚れが目立ちにくい色や、清潔感を感じさせる色を選ぶことも出来ます。また、手洗い器のまわりの水滴がつきやすい壁を、クロスではなくタイルやパネルにして拭き掃除をしやすいようにすることも出来ます。抗菌・除菌機能が付いた内装材もあるので、衛生面を考えて選択することもおススメです。
2.トイレのカタチも掃除のしやすさに関係する!?
設備や内装材以外にも、掃除をラクにする方法として、トイレの個室そのものを改善することも出来るかもしれません。
■ラクに手が届けばラクに掃除が出来る!
便器や手洗い器など必要なものを変えられないことを考えるなら、トイレの個室空間のカタチを掃除のしやすいカタチにすることを意識しましょう。トイレの奥行きを広くするよりも、便器の横側を広くとる方が、便器の後ろを含め、まわりの床に手が届きやすくなり、掃除がラクになります。ラクに手が届くようになれば、掃除が億劫にならないため、気持ち的にも掃除の負担が軽くなります。また、便器の横の空間を広めにとることが可能であれば、車いすや介助に対応したトイレにすることも出来ます。
トイレの床を掃除する際、手を伸ばさなければ便器の後ろ側が拭けないと苦労しておられる方は少なくありません。頑張って手を伸ばして掃除しようとすると、床や便器に顔が近くなってしまったり、無理な態勢で腰を痛めてしまったりと、トイレ掃除は広さのわりに、体力や神経を使う場所になっています。
トイレだけでは広いスペースが取れない場合は、トイレを洗面脱衣室と一体化させることで、壁をなくし、広くとることが出来るかもしれません。ワンルーム化したトイレと洗面所の床をタイルにして、丸ごと水洗い出来るようにリフォームすることもおススメです。
■トイレ収納が掃除のカギ!?
思い立ったらすぐに掃除したり、日常の動きの中で掃除したり出来るように、トイレの掃除道具をどこに置いておくか、という点も重要になります。ウェットシートなど手軽に掃除できるものが、トイレ内に置けなければ、掃除道具を取りに移動するなど、手間が増えてしまい、掃除の回数が減ってしまうかもしれません。トイレ内に掃除道具を収納できるスペースがあることで、手軽に掃除をしやすくなります。
収納を設ける際には、出来るだけトイレ内をスッキリ見せるためにも、トイレブラシを含めた掃除道具が隠れる扉付きの収納棚を設けましょう。デッドスペースを活用するためにトイレ上部に吊戸棚を設けることも出来ますが、すぐに取り出して使えるようにしたいのであれば、便器の横に設置できるような、収納付きの手洗い器にすることや、便器の背面に収納棚を設ける方が、動きが小さくてすみます。トイレのスペースが広くとれないのであれば、壁厚を活用した埋め込み型の収納やニッチを設けることでも、収納場所を確保できます。
また、トイレットペーパーのストックやトイレ用のタオル、ハンドソープなど、トイレ内で使うものも、一緒に隠す収納ができるようにしておくことで、導線を短くし、埃が溜まるのを防ぎます。トイレ収納を考える際には、トイレで使う物や掃除道具を具体的に考えて、スペースを取り分けましょう。
3. まとめ
汚れやすいうえに、狭く掃除がし辛いトイレですが、リフォームによって掃除をラクにすることが出来ます。便器や手洗い器そのものを、汚れがつきにくい機能や掃除機能が搭載されたものを選ぶことや、掃除のしやすい内装材を選んでリフォームするようにしましょう。また、掃除の際に手が届きやすいような広さや便器の配置を考えることや、手軽に掃除が出来るようにトイレ内の手が届く位置に収納を設けて、掃除道具を入れておくことなども重要です。
掃除が億劫な理由や、掃除がし辛い原因は家にあるかもしれません。リフォームの際に、掃除のしやすさも意識することで、よりスマートで暮らしやすい家にすることが出来ます。