浄水器とアルカリイオン整水器の違いは？名古屋のリフォーム専門店エフォールが種類と仕組みも解説します！

こんにちは！名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

日本の水道水は安全性が高く飲みやすいと言われますが、やはり残留塩素が気になるもの。ミネラルウォーターを買ったり、ウォーターサーバーを設置したりする方も多いのではないでしょうか。

キッチンリフォームの際にぜひ検討したいのが「浄水器」。この記事では、浄水器とアルカリイオン整水器の違いや種類についてご紹介します。

浄水器とは？

浄水器とは活性炭やセラミックフィルターなどを通して、水道水の残留塩素や不純物を取り除く設備のこと。雑味を除き、飲みやすい水にするのが浄水器の役割です。

アルカリイオン整水器とは？

浄水器と似た機能を持つ設備として「アルカリイオン整水器」があります。

水道水を浄水し、さらに電気分解することによって、酸性の水とアルカリ性の水を生成します。アルカリイオン水は胃腸に優しい水として飲用に、弱酸性の水は洗顔等に適した水です。

浄水器でろ過した水、ミネラルウォーターやウォーターサーバーの水はいずれも中性。アルカリイオン整水器は、アルカリ性・中性・酸性の水を生成できる点が大きな特長です。

浄水器の種類

浄水器には手軽に使える商品から、浄水器と水栓が一体型になったタイプなどさまざまな種類があります。

最も手軽なポット型浄水器

ホームセンターやネット通販で手軽に購入できるのが「ポット型浄水器」。メーカーはブリタや東レが有名です。

価格が安く、工事も不要。ポットやピッチャーに浄水カートリッジを装着し、水道水をろ過するだけで、おいしい水を飲めます。

ポットから水を注いで飲むには便利ですが、調理で水を大量に使いたい場合には不便に感じるかもしれません。

工事不要な蛇口直結タイプ

蛇口先端に浄水装置を取り付けるだけの「蛇口直結タイプ」の浄水器は、簡単に設置することができます。

コンパクトで場所を取らない点がメリットですが、据え置き型と比べるとろ過能力が低いことも。除去できる物質や項目数を確認して選びましょう。

蛇口直結タイプは、とりあえず手軽に浄水器を試してみたいという方におすすめです。

浄水器内蔵一体型水栓

見た目のスマートさやデザイン性を重視するなら、浄水器内蔵の一体型水栓を選ぶと良いでしょう。

水栓のボディに浄水カートリッジを内蔵しているので、場所を一切取らないのがメリットです。

リフォームのタイミングでなければ、簡単な水栓取替工事で設置することができます。

アルカリイオン整水器の種類

アルカリイオン整水器はキッチンカウンター上、またはシンクキャビネット内に本体を設置するスペースが必要です。また、水を電気分解するための電源（アース付きコンセント）も必要となります。

整水器本体から吐水するタイプ

アルカリイオン整水器本体から吐水するタイプは、シンクの周辺に整水器本体を設置する必要があります。

分岐水栓から給水し、整水器本体に入った水は電気分解されてから吐水パイプから出てくる仕組みです。水の流れは一方通行となります。

電気分解した水を水栓から吐水するタイプ

アルカリイオン整水器本体に吐水パイプがなく、水栓からアルカリイオン水を出すタイプもあります。

まず水栓から整水器本体に給水し、水を電気分解します。分解された水はパイプを通して水栓に戻って吐水される仕組みです。

水の流れは一方通行ではなく、整水器に行った水が水栓に戻ってくるので「リターンタイプ」とも呼ばれています。

このタイプは出窓や対面カウンター上など、シンクから少し高い場所や離れた場所に設置できるのが特長です。

アンダーカウンタータイプ

アルカリイオン整水器の上記2タイプは、整水器本体が表に出てしまうのでインテリア性を重視する方にはあまりおすすめではありません。

アルカリイオン整水器を導入したいけれど、見た目をスッキリさせたい方は「アンダーカウンタータイプ」がおすすめです。

アルカリイオン整水器本体をカウンター下、シンクキャビネット内に設置するので、整水器本体や給水パイプを隠してスッキリ見せることができます。

ただし、アルカリイオン水を吐水するための専用水栓が必要になり、キッチン天板にそのための水栓穴を加工しなければなりません。

キッチンリフォームの際であれば水栓穴の加工は簡単ですが、リフォームのタイミングでない場合は、工事費用がかさみ、天板にヒビが入るリスクもあります。

その点に注意し、工事に慣れた業者に依頼するようにしましょう。

まとめ

おいしい水を飲む方法にはいろいろありますが、リフォームの際には選択肢が多くなります。

また、水道水から除去できる物質項目数やカートリッジの交換頻度など、細かいポイントにも注目し、ご家庭にピッタリの浄水器、アルカリイオン整水器を選んでみましょう。