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エアコンの効きを良くする!マンションの断熱リフォームとは?名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!
こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。
梅雨のジメジメと暑い日、高温多湿が続くようになり、最近エアコンを使い始め出す方が増えてきたのではないでしょうか?その中には、まだ猛暑になっていないにも関わらず、エアコンが効いてないような気がすると感じておられる方や、節電のために、もう少し効きが良くならないのかと考えておられる方もいらっしゃるかもしれません。
では、マンションリフォームでエアコンの効きを良くすることは出来るのでしょうか?また、マンションの断熱リフォームはどのように行うのでしょうか?
1.同じマンションでもエアコンの効きに違いが!
同じマンションに住んでいても、エアコンの効きが違う部屋があります。それは、階数や部屋の位置もありますが、他の理由も考えられます。どんな点に違いがあるのでしょうか?
■中古マンションは断熱性を確認!
最近のマンションは、気密性が高いため年中快適な温度に室内を保てます。また、断熱性が低い鉄筋コンクリートであっても、断熱材が入れられていたり、窓やドアにも断熱性の高い物が使われていたりするので、外気の影響を受けることなく快適に過ごせます。
しかし、築年数が古いマンションの中には、断熱材が入っていないため、マンションそのものの断熱性が低い可能性があります。マンション丸ごと断熱性を上げるリフォームを行うことは大規模工事になるため、外壁塗装や各部屋のリノベーションを行うことはあっても、マンションを丸ごと断熱リフォームするということはほとんどありません。
そのため、中古物件を探す際にはマンションそのものの断熱性を確認しておきましょう。
■マンションでも断熱性をあげることは可能!
断熱材が入っていないマンションだからと言っても、断熱性を上げられないわけではありません。各部屋で断熱性を上げるリフォームを行うことが可能だからです。同じマンションでも、エアコンの効きが部屋によって違う原因は、各部屋の断熱性やエアコンの効きを良くするための間取りに違いがあるかもしれません。
各部屋のオーナーが、断熱リフォームを行い、断熱材を入れたり、風通しの良い間取りにリフォームをしたりすることで、エアコンの効きは変わるので、まずは部屋の断熱性を確認してみましょう。
2. マンションの断熱リフォームはどうするの?
外断熱という言葉を聞いたり、壁や屋根に断熱材を入れたりすることを聞くと、断熱リフォームは戸建てだけで、マンションでは断熱リフォームは出来ないのでは?と、思う方もいらっしゃるかもしれません。マンションの断熱リフォームはどのように行うのでしょうか?
■床や壁に断熱材を入れて断熱性アップ
戸建てと違い、共用部分となる躯体や外壁を断熱リフォームすることは出来ませんが、各部屋の室内側から床や壁に断熱材を入れてリフォームすることは可能です。
断熱リフォームにはいくつか方法がありますが、そのひとつは乾式断熱という木で作る壁の下地の間に断熱材を入れていく方法です。断熱材には自然素材を含め、種類がいくつかあるので、マンションの造りや効果を確認したうえで決めましょう。さらに、角部屋でなければ、両脇に隣の家があるため外気に晒されないぶん、断熱材を入れる必要がない壁もあります。不必要に入れなくても良いようにプロに確認することも大事です。
また、外気の影響を受けやすい窓や玄関ドアを断熱性が高いものに交換することで、さらにエアコンの効きを良くすることが可能ですが、マンションの窓や玄関ドアは一般的に共用部分とみなされるため、交換することが出来ません。それでも、マンションの規約を確認したうえで、窓は、断熱性の高いガラスに交換することや、内窓を付けるなどによって、ドアは2重に付けることが出来ないので、リビング側に外気が流れ込まないように廊下に扉を付けるなどの間取りを工夫することによって断熱性を上げることが可能です。
■水回りリフォームのタイミングで断熱性を見直す
断熱リフォームは床や壁に影響するため、大掛かりになります。間取りを変えたり、スケルトンにしたりするリノベーションの場合は断熱性も一緒に上げることが比較的簡単に出来るかもしれませんが、断熱性だけを意識してリフォームを行うのはハードルが高いと感じるかもしれません。
そのような場合は、水回りリフォームのタイミングで、断熱リフォームも一緒に出来ないかを考えてみるのはいかがでしょうか?キッチンや洗面脱衣所をリフォームする際には、床材や壁材も一緒に変えることが多いので、断熱性も確認できます。ユニットバスの交換も断熱材を入れることが出来る良いタイミングです。
水回りリフォームと、エアコンの効きは一見関係ないように思えるかもしれませんが、断熱性を上げることだけでなく、火を使い暑くなりやすいキッチンの位置や、湿度が高くならない風通しの良い間取りなど、エアコンの効きを良くする工夫が行えるので、意識しておくことは重要です。
3. まとめ
高温多湿の日本らしい気候を感じるこの時期に、エアコンの重要性を感じる方は多いかもしれません。しかし、効きが良くなければ快適に過ごせないだけでなく、電気代も高くなってしまいます。エアコンの効きを良くするには、家の断熱性を高くしておくことが重要です。しかし、築年数が古いマンションでは断熱材が入っていない可能性があります。各部屋で断熱材を床や壁に入れたり、断熱性の高い窓やドアを採用したり、間取りを工夫することによって断熱性を上げましょう。
エアコンの効きが悪いと感じたら、断熱性を確認すること、内装リフォームや水回りリフォームのタイミングで、エアコンの効きをさらに良く出来ないかを意識してみましょう!