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リノベで取り入れたい造作洗面台・手洗い器の作り方を名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介!
名古屋のリフォーム専門店エフォールです!
水回り設備の中で、オーダーメイド出来るものとしてキッチンは有名ですが、キッチン以外にも洗面台をオーダーメイドする、造作洗面台も人気です。しかし、キッチンはオーダーメイドキッチン専門店に依頼して作成してもらうのに対し、造作洗面台の多くは、リフォームやリノベーション会社に依頼をするのが一般的です。洗面台に関しては、オーダーメイド洗面台専門店も少ないですし、そもそも作る方法が分からないという方は多いようです。
そこで今回は洗面台を造作するメリットや、リノベーションで造作洗面台を取り入れる際のプランニング方法、どのように作っていくかをお教えしたいと思います。
リノベーションで造作を取り入れるメリットは?
洗面化粧台や手洗い器などを取り扱っているメーカーは沢山あります。その中で、あえて造作するメリットはあるのでしょうか?
■隅々までトータルコーディネート
間取りを変更するリノベーションであったとしても、洗面台に合わせた部屋のサイズにしたり、デッドスペースが出来ないように調整したりするのではなく、自分好みの間取りに合わせた洗面台を作ることが可能なので、間取りの選択肢や自由度が広がります。また、サイズという点では、使用する人にピッタリの高さに出来るというメリットもあります。例えば、身長が高くて、既製品では腰を曲げて使わなければいけないと感じている方は、カウンターや蛇口の位置を高めに作ることができます。また、水滴が飛び散りにくい高さのボウルやカウンターにこだわることも出来ます。
また、リノベーション時にお気に入りのインテリアテイストに揃える方も多いですが、洗面台だけ既製品で雰囲気に合っていないというケースは少なくありません。せっかくこだわってリノベーションするのであれば、洗面台までテイストに合ったものにしたいものです。その点で、造作ほど打って付けの方法はありません。
さらに希望通りに出来るのは、サイズやデザインだけではありません。価格も自分の希望予算に合わせて作成することが可能というメリットもあります。
■ウィズコロナに対応する手洗い器
コロナの発生によって洗面所に設置する洗面台とは別に、玄関近くに手洗い器を設けるケースが増えています。ただ手を洗うだけなので、洗面所ほど広いスペースを確保したくないと思われる方は少なくありません。そのため、デッドスペースの利用や、ミニマムサイズの手洗い器を置くことを望まれるかもしれません。
メーカーが取り扱う手洗い器の中にもコンパクトサイズのものはありますが、ピッタリのサイズを選ぼうと思うと数が限られますし、元々トイレや洗面所で使われるためのものが多く、来客からも見える玄関や廊下に置くための内装に合ったデザインや材質となると、さらに選択肢が減る可能性があります。その点、造作であれば、サイズやデザイン、素材も調整できます。ウィズコロナ生活を送る家にリノベーションするうえでピッタリの選択肢と言えます。
造作洗面台・手洗い器の作り方
では、実際にリノベーションで造作洗面台や手洗い器を取り入れる場合、どのようにプランニングすれば良いのでしょうか?
■間取りに合わせたサイズ・デザインを決める
リノベーションで間取りを変更する場合は、洗面台や手洗い器を配置する場所を大まかに決めたうえで、間取りから配置できるサイズを割り出すことが出来ます。
別の方法としては、洗面台や手洗い器のサイズを優先して考えるという方法もあります。例えば、2人並んで使用できるような幅の広いものにしたいという目的があるなら、洗面台のサイズを先に決めて間取りに配置しましょう。メリットでも取り上げたように、造作だからこそ出来る高さに関しても決めることを忘れないようにしましょう。身長だけでなく、手の位置や水滴が飛び散りにくい高さも考慮に入れると使い勝手の良いデザインになります。
■部材・素材を決める
洗面台の部材は大きく分けると、カウンターと洗面ボウル、蛇口などの水栓です。大まかな見た目を決めたうえで、部材や色を決めることも出来ますし、お気に入りの洗面ボウルや蛇口を見つけ、その部材に合うように他の部材を選ぶという方も少なくありません。
また、家全体のテイストとマッチするようにするのであれば、内装材に使っているものをカウンターに取り入れたり、ボウルや蛇口の色を合わせたりして決めていくことがおすすめです。
■施工方法を決める
造作で工事する際には、水回り専門のメーカーや家具屋に依頼して完成した洗面台を設置する方法と、リノベーションで内装工事を行う大工さんや配管屋さんに、カウンターや手洗いボウル、水栓金具など、それぞれ現場で取り付けながら完成させる方法があります。
メーカーの中には、セミオーダーのように部材を組み合わせて作れるものや、サイズを調整できる物もあります。同じメーカーで揃えることで価格を抑えることもが出来るので、施工方法を決めてから全ての部材の取り扱いがあるメーカーから考えてみるのも良い方法です。
逆に、お気に入りの洗面ボウルがある場合、例えばアンティークなボウルや陶芸家による手作りボウルなど、一点物の場合は、現場での造作という方法を選択することになります。また、洗面台のカウンターと、周りのドアや収納棚を同じ材料や塗装で仕上げたいという場合は、現場で大工さんに作ってもらうことで室内に溶け込むトータルコーディネートという造作のメリットを最大限に活かすことが出来ます。
■プロの意見やプランを参考に熟考する
自分でデザインや部材を決めたとしても、メーカーやリノベーショ会社の担当者などプロの意見やプランも参考にしましょう。デザイン性は良くても構造上問題がないようにしておく必要もありますし、施工経験からさらに良いデザインや部材を教えてもらえるかもしれません。今まで使いづらいと感じていた問題点に気づかせてくれたり、解決策を提示してくれたりすることもあります。
他の部分のリノベーション同様、細かな打ち合わせを行いつつ、しっかり検討しながら決めていきましょう。
まとめ
リノベーションで洗面台を選ぶ際に、既製品の洗面台を使うことも出来ますが、せっかく家のテイストにこだわり、使い勝手の良い家にしたいと思っているのであれば、造作で洗面台を作ることはおすすめです。使いやすい高さやサイズ、デザインを決め、お気に入りの部材や素材を選びましょう。プロの意見を取り入れることも重要です。そして、その内容に合った方法で施工して造作洗面台を完成させることが出来ます。
既製品には無い良さを造作洗面台を通して味わってみるのはどうでしょうか?