ニッチ収納
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洗面所やトイレ、狭い場所に便利な「ニッチ収納」

ニッチ収納

住まいの中で狭くなりがちな場所といえば、洗面所やトイレではないでしょうか。

しかも、洗面所やトイレには洗面用品やトイレットペーパーなど、狭くても置きたい物がたくさんありますよね。

だからといって、収納棚を置けば狭い空間がさらに圧迫されてしまいます。

そんな狭い空間におすすめしたいのが「ニッチ収納」です。

「ニッチ」とは?

ニッチとは、「すき間」という意味です。すき間産業(ニッチ産業)という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

家の中にある「すき間」を活用した収納を「ニッチ収納」と呼んでいます。

ニッチは柱と柱の間にある空間、壁内のデッドスペースを生かしてつくる造作収納です。

壁がへこんだ空間に雑貨や写真が飾られているのを見たことはありませんか?

それがまさに「ニッチ」です。

飾り棚として設けられることの多いニッチですが、収納としても使うことができます。

ニッチ収納のメリット

部屋側に出っ張らない

壁をへこませてつくるニッチ収納は、収納でありながらも部屋側に出っ張りをつくりません。通行の妨げになるようなことがないので動線もスムーズです。

<h3>好きな高さにつくりやすい</h3>

建築的な問題をクリアすれば、ニッチ収納は好きな場所につくることができます。

置き家具の場合は、下部の物を取るのに屈まなくてはなりませんが、ニッチ収納は使いやすい高さの範囲だけ、壁を開口して収納にすることが可能。無駄がなく効率的な収納です。

ニッチ収納のデメリット、注意点

欲しい場所につくれるとは限らない

「ここにニッチをつくりたい」と思ったときに確認しなければいけないのが「建築構造」です。

あくまでニッチは壁内部のデッドスペースを生かしてつくるもの。建築構造に影響を与える場所にはつくることができません。

・断熱材が入っている「外壁面」

・「筋交い」のある場所

・壁そのものが構造となっている「耐力壁」

・コンクリート壁

以上はいずれもニッチを設置できない場所です。

<h3>ニッチの奥行きは壁厚で決まる</h3>

ニッチ収納は壁内部に収納をつくるので、壁厚を超える寸法でつくることはできません。間仕切り壁につくる場合のニッチ奥行きは7cm程度。奥行きの深い収納力のあるニッチが欲しい場合は、あらかじめ壁を厚めにつくっておく必要があります。

新築、リフォーム、リノベーションの機会がニッチをつくるチャンスといえるでしょう。

ニッチ収納の活用方法

洗面所

洗面所に収納したい物は多くありますよね。家族が多いと洗面道具だけでも大変な数になってしまうもの。収納の悩みが多い場所ではないでしょうか。

また、取り出しやすさも重要なのが洗面用品。手が届きやすい場所にニッチ収納があるととても便利です。

歯ブラシをかける場所をニッチ内につくったり、化粧品のボトルやスプレーをニッチに立てておいたり。奥行きが浅くても、こまごまとした洗面用品を目線の高さで収納できるニッチは重宝するでしょう。

トイレ

トイレにつくるニッチ収納は、壁を厚くしてやや深くつくるのがおすすめ。というのも、トイレットペーパーを保管するのにとても便利だからです。他にも掃除道具一式が入るスペースがあると良いですね。

トイレは来客が使うこともあるので、ニッチ収納には扉をつけましょう。トイレは衣類の着脱により、埃がたまりやすい場所です。その点からも扉付きが良いでしょう。

まとめ

建築的な制約はあるものの、とても便利なニッチ収納。

部屋を狭くすることなく、収納が増えるなんて嬉しいですね。

リフォームの機会があれば、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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