シロッコファン
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マンションのレンジフードの選び方、基礎知識を解説します!

シロッコファン

レンジフードは動いていれば大丈夫と思っていませんか? 10数年稼働を続けたレンジフードは、排気能力が低下していることもめずらしくありません。 排気能力が落ちたまま使い続けると油煙を捕集しきれず、キッチン周囲がべとついたり、壁紙が変色したりすることもあります。 もし、心当たりがあればレンジフードの交換時期かもしれません。

マンションではシロッコファンが主流

戸建てとマンションでは排気方式が異なるので、レンジフードの選び方も変わってきます。 外壁面から直接排気できる戸建ての場合は、プロペラファンが使われることもありますが、天井裏のダクトを通して排気するマンションではシロッコファンのケースがほとんどです。 シロッコファンは、内部の筒の中に幅の狭い羽根が数多くついており、排気性が高い構造。外部の風の影響を受けにくく、安定した換気量を保つのでマンションのレンジフードに適しています。

シロッコファンのデザイン

シロッコファンは内部の排気ファンの名称です。見た目にはさまざまな形状、デザインの製品があります。

ブーツ型

コンロの全面をしっかり覆うようにカバーしているレンジフードです。 排気効率がよく油煙をしっかり吸い込みます。

スリム型

下の部分は薄型で、フード本体の奥行きは吊戸棚と同等程度のため、非常にスッキリとして見えるデザインです。 最近のレンジフードの主流となっており、お手入れが簡単な製品が増えています。 ノンフィルタータイプも増え、普段のお手入れは整流板をサッとふくだけ。ファンや内部の掃除が不要な製品も出てきています。

センターフード

アイランドキッチンで使われる天井吊りのレンジフードです。 スタイリッシュで洗練されたデザイン多いのが特長。排気方向は上方のみとなり、戸建ての場合もダクト接続して排気します。

便利な連動式のレンジフード

コンロ上面からレンジフードの下端までは、消防法によって80cm(地域によっては85cm)離すことが定められています。 身長が低めの方は、レンジフードのスイッチに手が届きにくいこともあるでしょう。 そのような場合におすすめなのが、連動式のレンジフードです。コンロを使い始めると、自動的にレンジフードが動き出し、コンロを使い終わるとスイッチが切れます。 連動式に対応したガスコンロ、IHヒーターに切り替えなければならないというデメリットはありますが、調理の度に背伸びしてスイッチを切り替える手間を考えると、検討の価値はあるのではないでしょうか。

まとめ

マンションによっては、管理規約で市販のレンジフードへの交換が禁じられている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。 また、高層マンションの場合は排気と同時に給気を行う必要があり、同時給排式のレンジフードが適しています。 高層マンションは給気・排気に関する制約が厳しいので、事前に業者に相談しておくと安心です。

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