和室を洋室にリフォームしたら収納はクローゼットにすべき?!

名古屋のリフォーム専門店エフォールです!

マンションでも以前は、最低でも1部屋は和室というのが当たり前でしたが、最近は生活の欧米化が進み和室を洋室にリフォームする家は少なくありません。その際に、どこまでリフォームするか、特に収納部分をどうするかも検討するかもしれません。和室の時の押入れをそのまま使うべきか、洋室に合わせてクローゼットにリフォームするか、という問題です。では、押入れをクローゼットにリフォームすると、どんなメリットやデメリットがあるかを考えて検討してみましょう。

目次

1. 押入れをクローゼットにリフォームするメリットは?

ではまず、押入れをクローゼットにリフォームするメリットから見てみましょう!

■洋服をハンガー収納できる

押入れをクローゼットにリフォームする目的で一番多いのが、洋服をハンガーで収納できるという点です。基本的なクローゼットには、ハンガーパイプが備え付けてあり、洋服をハンガーにかけて収納することが可能になります。押入れでも、ハンガーラックを購入して、中に置いて使うことも出来ますが、大抵の場合、中棚があって、ロングコートやワンピースなどの、長めの洋服をかけられません。しかし、クローゼットにリフォームすれば中棚が無いので、洋服の長さを問わず収納が出来るようになります。

■洋室リフォームと一緒にすれば部屋が広くなる

洋室にリフォームする際に一緒にクローゼットに変更する場合は特に、クローゼットは、押入れより奥行きがないため、押入れだった分も部屋としてリフォームでき、部屋が広くなります。また、ハンガー収納をしていた洋タンスが必要なくなったり、クローゼットのドアは折戸で間口が広くなるので、引き出しタイプのタンスをクローゼットの中に入れたりも出来るので、部屋の中の家具が無くなるという点でも広くなります。

2.押入れをクローゼットにリフォームするデメリットは?

押入れをクローゼットにするメリットはありますが、だからといって洋室にはクローゼットという決まりはありません。収納をどんなタイプにすべきか、クローゼットにリフォームをするデメリットも確認しておきましょう。

■奥行きが浅くなる

押入れのメリットと言えるのが、奥行きの深さです。布団生活の場合は、クローゼットにしてしまうと、畳んだ布団がクローゼットに入らなくなり、立てて収納するようになった方も少なくありません。クローゼットは基本的に洋服のための収納スペースという使い方なので、羽毛布団の収納や、奥行きのある衣装ケースなど、今まで収納出来ていたものが入らなくなる可能性があります。

■ドアが折戸の場合は使いづらい

クローゼットのドアといえば、一般的には折戸です。折戸は間口が広く使え、中身が見やすいというメリットがある反面、開ける時に扉を前に引くので、扉の前に家具や物を置けないというデメリットがあります。部屋が狭く、ベッドなどを置く場合は、スペースを確認していなければ、せっかく間口が広くなっても、片面は開けられないという問題を抱えかねません。

しかし、クローゼットでも扉の種類は選べます。開き戸は折戸以上に前にスペースが必要になるので不向きですが、引き違い戸にすれば、部屋に影響しません。

■マンションでは見栄えが悪くなることもある!?

マンションでは、押入れの扉の上部や、内部に梁があって目立たないようにデザインされている場合があります。しかし、和室を洋室にした際に、押入れを奥行きの浅いクローゼットにリフォームすることで、今まで室内に見えていなかった梁が表に見えてしまうことがあり見栄えが変わる可能性があります。せっかく部屋が広くなっても、クローゼットの前に天井が下がって見える梁があって見た目が悪くなったり、高さの問題で家具が置けなかったりするので、クローゼットにして収納の奥行きが変わる場合は、梁の位置を確認しておきましょう。

3.押入れでも洋室に合わせることは可能!

ここまで、クローゼットか押入れか、で考えてきましたが、洋室=クローゼットと思わずに、使い勝手に合わせた収納にリフォームすることは可能です。

■見た目を洋室に合わせる

なかには、押入れの襖の雰囲気が洋室に合わないためにクローゼットにリフォームしようと考える方もいるかもしれません。内部は押入れのままが良いと思うのであれば、扉だけ洋風の引き違い扉に交換してしまえば見た目を洋室に合わせることが出来ます。収納内部のリフォーム費用に加え、クローゼット用の折戸は高いので、洋風の引き違い戸にするだけであればリフォーム費用も抑えられます。

■押入れでも洋風な使い方にリフォーム

押入れの奥行きを保ちつつ、ロングコートを入れるようなハンガー収納にしたいという場合は、中棚だけ撤去してもらい、ハンガーパイプを押入れ内に設置してもらいましょう。そうすれば、布団や押入れタイプの奥行きの深い衣装ケースを下に置いてそのまま使いながら、ハンガー収納も出来るようになるので、押入れとクローゼットの良いとこ取りが出来ます。しかし、ハンガーパイプを設置する場合は、押入れには設置できるだけの強度が無い所もあり、補強のための下地作りをする必要があるかもしれないので、その必要性の有無と、費用を確認しておきましょう。

4. まとめ

和室を洋室にリフォームしたからといって、収納はクローゼットにしなければいけないという決まりはありません。クローゼットにすることで、長さを問わず洋服がかけられるハンガーパイプを設置できたり、折戸になって間口が広がることで見やすくなったりするというメリットはありますが、押入れと違って奥行きが浅くなったり、扉の前に物が置けなくなったりするというデメリットもあります。クローゼットにすべきか、もしくは収納はそのまま押入れの形で使うか、さらには扉や内側の設備だけ変えるべきなのか、収納したいものや、使いやすさを優先に考えたうえで収納部分のリフォームを決めましょう。

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