防犯性が高いマンションの選び方とリフォーム方法とは?名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介します!

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

秋から冬にかけて空き巣が増えることもあり、防犯対策に注目されている方は少なくありません。しかし、戸建であれば個人的に家の防犯性を高めることが出来ますが、外まわりが共有部分となるマンションでは、防犯性をあげることには限界があります。戸建てに比べマンションの防犯性が高いとはいえ、一人暮らしや子育て世帯にとっては特に、家選びのポイントとして防犯性が高く安心して暮らせる家を選ぶことは重要です。

そこで今回は、防犯性の高いマンションとはどのようなマンションなのか、またマンションでも出来る防犯リフォームやリノベーションについてご紹介したいと思います。

目次

1.防犯性が高いマンションの選び方

新築マンションの方が最新のセキュリティ対策が行われてはいるかもしれませんが、実際に対策できているか、立地状況は問題ないかを知るうえでは既に建っている中古マンションの方が確認出来るというメリットがあります。中古マンションを購入する際に、どんな点を意識して防犯性の高いマンションを選ぶと良いのかをご説明したいと思います。

■オートロック=安全ではない!?

防犯性が高いマンションと聞くとオートロックをイメージする方は少なくありませんが、オートロックが付いていれば安心というわけではありません。もちろん、オートロックがあることで防犯性を上げることは出来ますが、オートロックでも、住人と一緒に誰でも入ることが可能だからです。むしろ、オートロックのマンションは、中に入ってしまえば、外からは気づかれにくい、助けに行きにくいという危険性もあるほどです。

そのため、防犯性の高いオートロックマンションかどうかを確認するのであれば、どこにどんな種類のオートロックが設置されているかを確認しましょう。管理人室や防犯カメラから確認できる位置でオートロックの施錠が出来たり、1回の施錠で一人だけ入ることが出来るタイプ、オートロックがエントランスまで入れるとしても、エレベーターでもう一度鍵が必要になるマンションだったりすれば、防犯性が高まり住人以外の侵入を防げて安心です。また、暗証番号タイプより鍵やカードで開閉できるオートロックの方が番号の漏洩の危険はないかもしれません。玄関のカギの種類もピッキングしにくいディンプルキーや電子キー、補助鍵がついている家の方が安心です。

さらに、正面エントランスはオートロックになっていても非常階段やベランダからは入りやすい造りになっていると意味がありません。階段のドアが常にオープンになっていないか、死角があって入りやすくなっていないかなども確認しておきましょう。どこから見ても防犯されている、侵入に時間がかかると思えるようなマンションであれば、窃盗犯や不審者がそもそも近づきたがらないマンションになります。

■ゴミ捨て場・駐輪場・ポストの位置も確認

一人暮らしや子育て世帯などであれば特に、マンション入り口から家の中までだけではなく、日ごろマンション内で使う可能性がある部分の防犯面も確認しておきましょう。

例えば、ゴミ捨て場はマンションのどこにあるかを確認しましょう。マンション建物内にあるのと、外に出て敷地の端まで捨てにいかなければいけないのとでは、ゴミ捨てにかかる時間や手間が異なります。また、駐輪場や駐車場が暗く、ひと目につかない場所にあると危険です。購入したいマンションを確認する際には、日中や日当たりの良い日だけではなく、夕方から夜や天気の悪い日も確認しておくと安心です。

また、集合ポストのまわりや宅配ボックスの有無も確認しておきましょう。マンションの中には比較的目立たない位置にポストを設置するために、暗く死角が多い場所になっていることもあります。宅配ボックス付きのマンションであれば配達人をマンションに入れる回数を減らし、置き配による盗難被害も防げます。

家の中でどのように過ごすかだけではなく、日ごろマンション内でどのような動きがあるか、実際に家族で動いて確認してみましょう。

2.マンションの防犯性を上げるリフォーム&リノベーション

外まわりが共有部分となるマンションでは、個人レベルでの防犯リフォームやリノベーションが出来る部分が限られてしまいます。しかし、各家で出来る防犯対策もあります。どんな防犯リフォームが行えるかご紹介したいと思います。

■窓の防犯性を上げる

マンションでは、1階以上の階でもベランダから侵入されるケースは少なくありません。そのため、侵入口を防ぐという点で、窓の防犯性を上げることは重要です。一般的に窓そのものをリフォームすることは規約上出来ないところが多いですが、防犯フィルムを張ったり、内窓を設けたりすることは出来ます。

防犯フィルムを室内側に張ることでガラスを割って入ろうとしても時間がかかるため犯人が諦めやすくなります。また、内窓があることで窓が二重になるので、防犯性だけでなく断熱性を上げることも出来ます。

■プライバシーを守る間取り

窓が大きく開放的な部屋は、室内からの眺めが良いと同時に、外からも室内の様子が良く見えるという場合があります。プライバシーを守る家にするには、外の目線を意識した間取りにすることが重要です。

例えば、居室が直接見えないように、窓際に土間の廊下やサンルームを設けて、くつろぎスペースとの間にワンクッションおいた間取りにすることが出来るかもしれません。脱衣室の位置や、ランドリールーム内の洗濯物が見えないように、物干しバーの位置を日当たりだけではなく目線を気にして設置、レイアウトすることも大切です。

また、家の中の音が外や隣室に聞こえやすい部屋もあります。家族との会話や仕事の打ち合わせが廊下まで聞こえてしまっている、ということもあります。そのため、防音材を壁や床に入れることで音漏れを防ぐことも、プライバシーを守り、近隣トラブルを防ぐという点で効果的です。

3. まとめ

マンションでは、個人レベルでの防犯リフォームが出来る範囲が限られるので、マンション選びの時点で防犯性を確認しておくことが重要です。オートロックマンションであれば安心とは思わずに、オートロックのタイプや位置を確認すること、正面エントランス以外の出入口の状態を確認することを意識しておきましょう。また、ゴミ捨て場や駐輪場・駐車場、ポストの位置や状況も確認しておくと安心です。さらに、防犯フィルムを張ったり、内窓を設けたり、プライバシーを守る間取りやレイアウトにするなど、個人でも防犯リフォームが行えます。

防犯性の高いマンションを選び、防犯リフォームを行うことで、安心できる暮らしを手に入れましょう。

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