節約アイディアでトイレが故障！？節水トイレにリフォームして正しく節約する方法を名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介！

こんにちは！名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

節約にも電気、水道、ガス、食費など、さまざまな項目がありますが、今回注目したのはトイレの節水について。家族の在宅時間が増えて、トイレの使用水量は確実に増えています。トイレの節水について考えてみましょう。

トイレのタンクにペットボトルを入れていませんか？

昔からある節約ネタとして有名なのが、水を入れたペットボトルをトイレタンクに沈めておくこと。確かにタンクに貯める水の量を節約することはできます。

しかし、どのトイレも排泄物を流すために必要な水の量を計算して、設計・製造されており、自己流で節水してしまうと水量が不足する可能性も。水量不足で排泄物が流しきれないと、後になって詰まったり、悪臭がしたり、トイレのトラブルにつながってしまうのです。

また、タンク内部には水を貯めるために、チェーンや浮き球、ゴムフロートなどの精密部品が内蔵されています。

ペットボトルが動いてチェーンが外れたり、他の部品の動きを妨げたりすると、水が止まらなくなり、節水どころではなくなってしまいます。

トイレを流すのに使う水の量はどのくらい？

従来のトイレは排泄物を流すのに、一回当たり約13Lの水を使用していました。タンクに貯めた水を勢いよく落として流す「洗い落とし式」と呼ばれる洗浄方式です。

水多く使うだけでなく、汚れが残りやすい、水ハネが発生しやすいなどのデメリットがあります。

改良を重ねた現在、最も少ない水で流せるトイレはTOTOのネオレスト。使用水量は床排水式で3.8L（小3.3L）です。壁排水式でも4.8Lとなっています。

洗い落とし式のトイレとは異なり、水が渦を巻くように流れていくので、汚れをしっかり洗い流すことも可能になりました。

節水効果が高いのはタンクレストイレ？

3.8Lと最も少ない水量で流せるTOTOのネオレストはタンクレストイレです。

タンクレスとは言いながらもトイレ本体にタンクを内蔵しており、直圧水道水と掛け合わせたハイブリッド洗浄方式を採用しています。

この独自技術により、水圧の低いマンションでも少ない水量で汚物を流すことが可能です。

しかし、節水効果が高いのはタンクレストイレだけではありません。

TOTOのタンク式トイレのピュアレストシリーズでも、使用水量は4.8L。ネオレストにはやや及びませんが、旧式のトイレをお使いなら最新機種にリフォームするだけでも節水効果は実感できるでしょう。

節水以外にもメリットが多い最新機種

タンク式・タンクレス問わず、最新機種のトイレは優れた機能性を持っています。

節電効果

トイレの節約は水に限りません。電気もできるだけ節約したいものです。

TOTOのネオレストはセンサーで人の出入りを検知し、使用時だけ便座を素早く暖める仕組み。待機電力を大幅にカットします。

暖房便座のタイマー機能だけでなく、使用頻度を記憶して便座の温度を下げる機能も。使用のない時間帯を学習して自動で電源を切る機能もあります。

掃除がしやすい

節水効果の高いトイレは、少ない水で流せるように形状がシンプルになっています。

また、汚れやホコリが入りやすい段差やすき間を徹底的に減らし、便座カバーを電動でリフトアップできるように。便座カバーと便器の間の清掃が手軽にできるように改善されました。

また、汚れが最も付きやすいのが便器のフチ。フチなし形状の便器も多くのメーカーで採用され、清掃性にはメーカー各社のこだわりが見えます。

まとめ

ご家庭の水道料金が上がってお困りなら、トイレリフォームを検討してみても良いかもしれません。節水だけでなく、節電効果や清掃性も期待できます。

もし、タンクにペットボトルを入れていた場合は取り出し、排水管の点検や高圧洗浄をしておくと安心できるでしょう。