物件探しにかかっている!?リノベに向かない物件ってあるの?名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!

中古物件

名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

中古物件でも、リノベーションによって自由に自分好みの家に出来るうえに、新築よりも安くマイホームを手に入れられることから、中古物件を購入してリノベーションするという方法が注目されています。しかし、実際には、思った通りの間取りや水回りに出来ず、やっぱり新築の方が良かったのではないか、と中古物件を購入した後に後悔される方も中にはいらっしゃいます。

実は、リノベーションを思い通りに、満足のゆくものに出来るかどうかは、物件探しに左右されます。リノベーションを視野に入れた物件探しをするうえで、どんな点を意識できるか、ご紹介したいと思います。

目次

1. 構造次第でやりたいリノベが出来ないことも!?

内装材や設備機器を入れ替えるリフォームと違い、間取りの変更や設備機器の位置やサイズを自分好みにするリノベーションの場合は、構造が大きく影響します。マンションで多い代表的な2種類の構造から、リノベーションの不向きを確認してみましょう。

■間取り変更がしやすいラーメン構造

ドイツ語で、『枠』を意味するラーメンから名付けられているラーメン構造は、柱と梁によって建物を支える構造方法です。ラーメン構造は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に利用されているため、マンションでは主流の構造方法となっています。

建物を支えるうえで壁を必要としていないため、リノベーションで間取りを変えたい時など、壁を撤去しても基本的には問題ないという点で、リノベーション向きの構造と言われます。また、柱と梁が構造部分となるので、壁を全て撤去してワンルーム化したい場合に、広く使えますし、反対に間仕切りのために壁を作る場合でも、壁を薄めに造ったり、好きな幅にしたり、自由に壁を立てられるというメリットもあります。

■壁の撤去が出来ない場合もある壁式構造

柱と梁で建物を支えているラーメン構造に対し、壁によって建物を支える構造なのが、壁式構造です。5階以下の中低層の建物に用いられる構造で、耐震性が高く、断熱性、防音性に優れており、5階以下の団地によく使われています。

柱や梁がないので、室内は凹凸がなく、スッキリとした空間になります。しかし、ほとんどの壁が建物を支える構造部分となるので、壁を撤去するような間取り変更の自由度が低くなる、というデメリットもあります。子育てしやすいなど、立地環境が良いことから、古い団地をリノベーションして住むことが若い世代に人気になっていますが、間取りを変更するリノベーションでは、工夫が求められるかもしれません。

2.注目すべきは構造だけではない中古物件探し

物件探しの際に、リノベーション向きの構造の中古物件を探すことは重要ですが、その点以外にも、意識しておきたい点があります。リノベーションを意識した物件探しで、どんな点に注目すべきでしょうか?

■リノベーションで何をしたいかを明確化しておく!

間取りが変更しやすければリノベーションに向いているとは一概に言えません。中古物件でも、お気に入りの間取りの物件が見つかれば、間取りを変更することの必要性は感じないかもしれません。

リノベーションの内容によっては、ラーメン構造だから不便という場合もあります。例えば、スケルトン天井にしたり、ロフトを設けたり、スキップフロアにしたいと思っている場合、抜くことの出来ない梁が邪魔になる場合もあります。また、間取りは変えずに、キッチンを壁付けから対面キッチンにしたいという場合や、ユニットバスを、浴槽を置くスタイルにしたいという場合など、水回りの設備機器を変更するリノベーションを望むこともあります。この場合は、マンションであれば特に、規約や給排水管の位置が関係していて、構造上、壁を撤去できても、思うようにリノベーション出来ない場合があるのです。

ですから、単純に間取り変更が出来る物件を探せば満足のゆくリノベーションが出来るわけではありません。どんな間取りにしたいのか、どんな水回りにしたいのか、住みたい理想の家を物件探しの前に、ある程度決めておかなければ、構造だけでは、リノベーションするうえで、向いている物件かどうかは判断できないかもしれません。

■ワンストップでリノベーション向きの物件探し

リノベーションが構造に左右されること、希望の間取りや水回りによってリノベーション内容が変わることを考えると、物件探しと、リノベーションは切り離して考えてはいけません。むしろ、セットで、流れで考えておく必要があります。

そのため、物件探しとリノベーションの両方を請け負ってくれる会社に依頼することで、安心して物件探しを行い、満足のゆくリノベーションに繋げられます。特に、物件探しからリノベーション、アフターサービスまでワンストップで行ってくれるところがおススメです。中には、不動産会社がリノベーション会社を紹介したり、リノベーション会社が取引のある不動産会社を紹介したりして、一見、繋がりがあるため一連の流れで行ってくれるように感じる場合もありますが、2社が関わることで、窓口は別になってしまいます。紹介してもらうという方法ではなく、ワンストップで行える1つの会社に依頼する方が、窓口は一つになりますし、希望を何度も伝える必要もなく、業者間の伝達ミスも防げます。何よりも、希望するリノベーション向きの中古物件を探すうえで近道になります。

3. まとめ

リノベーションで自由に、自分好みの家に出来るとはいえ、中古物件の構造や間取りによっては、思うようなリノベーションが出来ない場合があるので注意が必要です。間取りを大きく変更する際には、壁が撤去できるラーメン構造の建物を、耐震性や防音性に優れ、凹凸の無い空間を楽しみたいのであれば、壁式構造の建物を選ぶと良いかもしれません。また、理想の家を明確にして、どんなリノベーションが必要かを事前に把握しておけば、構造だけではなく、自分がしたいリノベーションに向いている物件かどうかを判断しやすくなります。

さらに、ワンストップで物件探しからリノベーションまで行ってくれる会社に依頼することで、プロの目線でリノベーション向きの中古物件を探してくれるので満足のいくリノベーションへの近道となるはずです。

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