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物件探しでカビにくい家を見極めて快適な家にする方法とは?名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説します!
こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。
冬の乾燥している時期はそれほど気にならなかった家でも、梅雨時期に一気にカビが発生することがあります。一度発生したカビは掃除が大変ですし、毎年のようにカビや湿気に悩まされるかもしれません。そんな問題を経験してきた方の中には物件を探す際に、カビに悩まされない家を譲れない条件としている方は少なくありません。しかし、空き家になっている状況でカビの発生しやすい家かどうかを判断することは少し難しいと感じるかもしれません。特に新築では難しくなります。その点、中古物件であれば、カビが発生しやすい家かどうかのサインが新築に比べて分かりやすいというメリットがあります。
では、中古物件を探す際に、カビない家かどうかを、どこを見て判断すれば良いのでしょうか?カビない家を見極める方法と、カビない快適な家にする方法についてご紹介したいと思います。
1.カビにくい物件を探す時のチェックポイント
カビやすい家かどうか、中古物件のどんな点をチェックすれば分かるのでしょうか?
■室内の温度の違いをチェック!
窓や壁に結露が出る家は、カビが発生しやすい環境にあると言えます。普段生活していて暖房機器を使うと、外気との温度差で結露が発生するので、分かりやすいですが、内覧の際には、そこを確認できません。
家の中を回って温度差を感じやすいか、確認しましょう。気温が比較的低い場所に湿った空気は流れ、結露が発生しやすくなるため、極端に寒い場所、冷えている場所がある場合は注意が必要です。水回りや北側の部屋で日当たりが悪く、極端に温度が低いのを感じる場合は、生活をし始めると特に温度差が大きくなり結露が発生しやすい環境になってしまいます。
カビが発生しにくい家を探す場合は、断熱性や気密性を確認しましょう。断熱性、気密性が高く、梅雨時期などの外の湿気を取り込まない家であれば、家中の温度を一定に保ちやすくなります。また、室内で温度差を感じる物件の購入を考える際は、家の中で特に温度の低い場所を何に使うか、リノベーションでどんな間取りにするかを考えておくことは大切ですし、風通しや、暖房機器の設置場所の工夫が必要となるかもしれません。
■水回りの壁をチェック!
洗面脱衣所などの水回りで、壁紙の上部、隅が剥がれてきている場合は、湿気の影響が疑われます。浴室からの湿気を溜めこみやすい間取り、換気不足になっているかもしれません。また、既に空き家として誰も住んでいないにも関わらずカビが発生していることが確認できる場合は特に、注意が必要です。水を使っていない状態でカビが発生しているのであれば、常に湿度が高い状態を保っている空間である証拠です。生活して水が使われるようになれば、さらにカビが発生しやすくなります。
その点、リノベーション前の中古物件であれば、カビを取ったりクリーニングしたり、内覧時にほとんど手が加えられていないため、実際にカビが発生していたり、カビの痕跡が残っていたりして判断しやすいというメリットがあります。
■匂いをチェック!
見た目では分からない部分でも、匂いで分かることもあります。例えば、クローゼットの中や洗面化粧台やキッチンの扉を開けるとカビを感じるような匂いが発生していることがあります。
間取りや今までの管理状況が原因で発生したカビの場合もあり、リノベーションすることで改善されることもありますが、通気性が悪いとカビが発生しやすい環境であることの判断材料になります。中には、間取りや風通しは問題ないものの、給排水管の劣化で水漏れが生じていて床下からカビが発生している場合もあります。
物件購入後に、設備機器を入れ替えたり、間取りを変えたりする予定であっても、内覧の際には、全ての部屋や収納、設備機器の扉を開けて見た目と匂いをチェックすること、カビが発生している原因を確認しておくことを意識しましょう。
2.カビを発生させない家にリノベーションするには?
カビが発生しにくい家を探したうえで、さらにカビを発生させない家づくりをしておくことで、快適な家にすることが出来ます。どんな点を意識してリノベーションすると良いのでしょうか?
■水回りは特に調湿効果のある内装材を使ってリノベする
水回りは湿気が多く、カビが好む環境になります。だからといって、生活をしていくうえで必要な水を使わないということは出来ないので、水回りでは特に湿気がたまらない環境づくりが重要です。
トイレや洗面所、浴室に乾燥機を付けて、換気することは最も効果があります。その点に加えて、調湿効果のあるもので内装を仕上げることは快適な環境を作るうえで効果的です。壁や天井、床は部屋で特に面積が広い部分です。そしてカビが発生しやすい部分でもあるので、その部分に調湿効果があれば、空間の湿度調整を行ってくれます。特に、自然素材を使えば、電気代がかかることも、薬剤などの化学的なものを使うこともなく調湿効果を期待出来て、体にもお財布にも優しい家づくりが出来ます。
■掃除しやすい水捌けの良い設備機器を選んでリノベする
水を使う場所では、石けんカスや汚れを放っておくと、どんなに換気に注意していてもカビが発生しやすくなります。そのため、常に掃除の行き届いた清潔な環境にしておくことは重要です。
しかし、日々の生活の中で常に清潔に掃除をするには時間も労力もかかります。そのため、水はけが良く、掃除のしやすいユニットバスやキッチンなどの設備機器を意識して選び、リノベーションするようにしましょう。
凹凸や繋ぎ目の少ないデザインを選べば水や汚れが溜まりにくいうえ、掃除もラクに行えます。水垢や汚れが付きにくいコーティングが施されたものもあります。それぞれの機能やデザインを確認して選択しましょう。
3. まとめ
梅雨時期でも、カビが発生しにくい家に住むためには、物件探しの時点でチェックしておくことが大切です。家の中で温度差が大きくないか、断熱性や気密性のチェックをすること、壁紙にカビの痕跡がないか、全ての扉を開けて、カビの匂いがないかを確認しましょう。さらに、カビが発生しにくい家にリノベーションすることも重要です。調湿効果が期待できる素材を用いることや、掃除がしやすく水はけの良いデザインや機能がある設備機器を選んでリノベーションしましょう。
中古物件を賢く選び、意識したリノベーションを行うことで、カビが発生しにくい快適な家にすることが出来ます。