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水回りリフォームのDIYは危険!?DIY出来る箇所とプロに頼むべき箇所
名古屋のリフォーム専門店エフォールです!
ステイホーム期間中に、DIYを楽しんだ方、このタイミングでDIYを始めた方が増えたようです。DIYグッズも販売しており、気軽に簡単に行えるようになっています。そのため、小さな物から挑戦し、腕があがってきたので、徐々に大物も自分で作りたい、変えたい!という方も多いのではないでしょうか?
しかし、注意が必要な箇所もあります。そのひとつが水回りです。どうして注意が必要なのでしょうか?
DIYでは危険な場所もある!?
水回りでDIYが危険な箇所、プロに頼むべき箇所はどこでしょうか?その理由と共に見てみましょう。
■専門的な知識・資格が必要な部分もある!
マンションの場合は、梁や床下、天井裏が共用部分として規約でリフォーム出来ないところもあります。図面上で確認したうえで判断しなければいけないこともあり、図面を見る知識が必要かもしれません。また、一軒家の場合は、家を支える壁や柱など強度的に取り除けない場所があり、専門的な知識が必要です。キッチンを移動したり、洗面所の増設をしたり、大掛かりな工事のために壁や柱を安易に撤去したり、穴を開けることは危険です。水回り設備機器に関係するリフォームをDIYでする場合、大掛かりになればなるほどプロの専門的な知識が必要になるので、慎重さが求められます。
また、資格が必要な部分もあります。例えば、キッチンのビルトインガスコンロの取替えやキッチンの移動では、ガス管の接続が必要となります。ガスを扱うのには資格が必要なので、自分では出来ません。さらに、水栓金具の交換は問題ありませんが、配管を動かすなどの工事には資格が必要になります。ガス漏れや水漏れ、火事の原因ともなり得るので、無資格では危険ですし禁止されています。
■設備機器のリフォームは難易度が高い!
水栓金具や便器、洗面台、キッチンといった水回りの設備機器自体は、ネットやホームセンターで誰でも手に入れることが可能です。しかし、水回り設備は買ったものをただ置くだけではなく、排水管の工事が必要となるので個人で行うには難易度が高い部分です。資格が必要ない部分でも、水回りの設備は手順を少しでも間違えて繋いだり、不備があったりすれば水漏れの原因となってしまいます。
DIYによって修理業者やリフォームが必要になっては意味がありませんし、DIYの方が、お金がかかることも少なくありません。設備機器だけはプロに任せるようにしましょう。
DIYを楽しむために出来ること!
注意すべき点や場所もありますが、だからといってDIYを楽しめないわけではありません。DIYで出来るところや、楽しむ方法をご紹介します。
■DIYを楽しめるようにリフォームする
リフォームでメーカーのシステム収納や、大工さんにお願いして造り付けの棚などを設けることも出来ますが、自分でDIYを楽しみたい方は、細かい部分は作り込みすぎないようにして、空間を広めにとっておくことがおススメです。自由度の高い空間があれば、DIYで作ることも、既製品を買って置くことも可能です。季節や気分に合わせて模様替えを楽しみたいという方にとっても、リフォームの時に余裕のある空間づくりをしておけば、自分でアレンジを楽しめる家に出来ます。
また、壁に直接棚を付けたり、何かを飾ったりできるように、DIYを楽しみたい壁には内装リフォームの際に下地を入れてもらうように前もって伝えておきましょう。そうすれば、しっかりと釘やビスが打ち込め、アレンジの効く壁になります。DIYによって残念な事にならないためには、リフォームの際にDIYを楽しみたいことを伝えるようにしましょう。
■作品に囲まれた暮らしを楽しむ
水回りのDIYを楽しむのであれば、まずは設備機器に直接関係のない部分から始めると良いかもしれません。例えば、洗面所やキッチンの収納を増やすためにシェルフを作ってみたり、キッチンカウンターを作ってみたりすることが出来るかもしれません。単体で作れる作品は、壁に穴を開けたり部屋の印象を大きく変えたりすることがないので、仮に失敗してもやり直しが効き、家に影響がないため初心者にはおススメです。まずは、腕ならしに実用性のある作品をいくつかDIYしてみましょう。
他に楽しめる部分として、壁やキッチン扉にウォールステッカーを貼ったり、クロスを貼ったりすることも出来ます。壁のリフォームは部屋のイメージをガラリと変えることが出来て、DIYをしたという充実感や満足感が得られます。しかし、プロのクロス屋さんのように、一度既存のクロスを剥がして張り替えるとなると、綺麗に剥がし、下地を補修するなど技術が必要となるので、上張りできるノリ付きタイプのクロスや簡単に剥がせる賃貸でも使える材料を使うと安心です。また、水回りに強い、防水や抗菌機能が付いたクロスを選ぶことも意識しましょう。
上張りする際には、既存のクロスに水気があったり汚れていたりすると、せっかく綺麗に貼ってもカビが生える原因になってしまいます。しっかり、掃除をして環境を整えるなど準備を怠らないようにしてDIYを楽しみましょう。
まとめ
快適な住空間を生みだし、作る楽しみもあるDIYは人気です。しかし、水回りに関しては、DIYで行えない部分があるので注意が必要です。設備機器の取替えや新設、さらに配線や配管、建物の躯体部分といった、目に見えない部分が関係する工事に関しては、基本的に専門的な知識や資格のあるプロにリフォームという形でお願いする方が賢明です。
しかし、収納を設けたり壁を替えたりするDIYは水回りでも楽しめます。自由度が高くアレンジが出来る空間に前もってリフォームの際にしておくことでDIYをさらに楽しむ幅が広がるかもしれません。プロの力に頼るべき箇所はリフォーム工事をお願いしつつ、DIYを楽しんでいきましょう。