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水まわりのコンセントを失敗しないためのポイントとは?名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!
リフォームやリノベーション時に、リビングや寝室など居室のコンセントの位置を気にする方が増えています。その一方で水回りのコンセントに関しては、システムキッチンや洗面台に備え付けられているコンセントがあるために深く考えていなかったり、冷蔵庫や洗濯機などの大物家電に関するコンセントだけ気にしていたりして、意外としっかりとコンセントの計画を立てなかったという方は少なくありません。しかし、小さなことに思えるコンセントが、リノベーション後に大きな後悔に繋がっている方もいらっしゃいます。
そこで今回は、水回りのコンセントに関してどんな失敗や後悔があるのかを取り上げ、後悔しないためのコンセント計画のポイントをご紹介したいと思います。
1.水回りのコンセントの失敗例
水回りで多い、コンセントに関係する失敗例や後悔ポイントを大きくまとめて2つご紹介します。リフォームやリノベーション時に、同じ失敗をしないために、事前に学んでおきましょう。
■失敗例1:数が足りずに見栄えが悪い
最も多い失敗として、コンセントの数が足りないという問題があります。キッチンに関しては独立キッチンでない限り、ダイニングやリビングなど、繋がっている部屋にあるコンセントを活用することが出来るかもしれませんが、独立している洗面脱衣所やトイレなどでは、コンセントの数が足りなくても、まわりの部屋で補うことが出来ないため、タコ足配線などによって各部屋内でコンセントを増やすしかないというケースは少なくありません。
その結果、せっかくオシャレにコーディネートされた空間でも、ごちゃごちゃした印象を与えてしまい見栄えが悪くなってしまいます。洗面脱衣所など比較的狭い空間であるうえに、水気もあるので、タコ足配線は危険も伴います。
また、充分考えてコンセントの数を決めたつもりだったのに、最近は充電タイプの家電も多く、充電のためにコンセントが常に使われていて足りなかった、という失敗例もあります。コンセントの数が少ないと、充電中に差し替えて使わなければならず、手間がかかって面倒になってしまいます。
■失敗例2:位置を失敗して手間が増えた
コンセントが手元で使えずに手間が増えたり、導線が悪くなったりしたという失敗例も多く耳にします。
例えば、キッチンでは、ミキサーやホットサンドメーカーといった調理機器はシンクや調理カウンターの上で使うものですし、洗面所では、ドライヤーなど鏡の前で使うものが大半です。水回りの家電は、比較的コードが短く、立った状態で、手元で使うケースが少なくありません。しかし、コンセントの数は指定したものの、高さや取付け位置までは指定しなかったために、床近くの低い位置に設置されていることで、コンセントコードの長さが足りず延長コードを使わなければいけなくなったという方は少なくありません。手元で使えないことで、しゃがんだり、振り返ったり、動作が増えてしまいます。
さらに、衛生面が気になる水回りで、充電タイプのものを足元ですることも気になるかもしれません。しかも、邪魔になり、導線にも影響してしまいます。
2.水回りのコンセント計画のポイント
失敗や後悔を防ぐためには、前もって水回りを含めたコンセント計画をしっかりと行うことが重要です。では、どんな点を意識して水回りのコンセント計画を行うと良いのか、ご紹介したいと思います。
■住宅設備や家具とセットでコンセントプランを立てよう!
コンセントの位置や数を考える際には、何に何個コンセントが必要なのかを明確にしておきましょう。充電でコンセントが埋まっていても使えるように、余裕をもった数を設置しましょう。そして、適切な位置に取り付けるという点で、コンセントを単体で考えるのではなく、空間にあるキッチンや洗面台といった住宅設備や家具などと、セットで計画することが大切です。
充電の際には、どこで充電するかも考えておくことは、導線や使い勝手を良くするうえで重要です。例えば、洗面所を片付いたオシャレな空間にするためには、本来収納する場所の近くにコンセントがあると便利です。充電中に家電が表に出ないため、スッキリな見た目で洗面カウンターも広々使うことが出来ます。
特に造作洗面台やオーダーメイドキッチン、造作家具であれば、細かな点も踏まえてプランニングすることが可能です。鏡や手元の近く、それぞれの収納場所に充電場所も兼ねてコンセントを設けるなどが出来ます。
■コンセントのデザインはひとつではない!
コンセントの数や位置を決めたのであれば、デザインにもこだわってみましょう。色が壁や部屋のテイストと合っていなくて後悔したという方もいらっしゃいます。電気スイッチやコンセントの色やデザインは、多くの場合、リフォーム会社の担当者が決めてしまうため、そもそも選択肢があることを知らない方は少なくありません。しかし、コンセントプレートのカタチや色には種類があります。
モダンテイストやインダストリアルテイストにコーディネートする予定であれば、コンセントカバーの角が角ばったシャープなデザインや、工業的な壁に後付けされた飛び出したデザインのアルミプレートのものなどが似合います。ナチュラルテイストや北欧スタイルでは、白やナチュラル色のもの、丸みのある木プレートが似合います。
2口コンセントでも、縦並びなのか、横並びなのかで、設置できる場所や使いやすさも変ります。自分の家や好みのテイストには、どんなコンセントが似合うのかも考えてプランニングしましょう。
3. まとめ
見落とされがちな水回りのコンセント計画ですが、リフォームやリノベーション後に数や位置に後悔した方は少なくありません。コンセントの数が足りなかったり、適切な位置に設置されていなかったりすると、散らかった印象を与え、動きや導線が悪い空間になってしまう可能性もあります。何をどこで使うか、充電するかを考えたうえで、水回りの住宅設備とセットで、コンセントのプランニングを行いましょう。住宅設備を造作することで、より使いやすいコンセントにすることも出来ます。また、オシャレな空間を目指すのであれば、コンセントの色やデザインにこだわることも大事です。
リフォームやリノベーション時には、レイアウトや設備機器の種類選びも重要ですが、日常で使うコンセントの計画をしっかりしておくことを忘れないようにしましょう。