暮らしやすいお部屋作り。知っておきたいマンションのリビングレイアウトの基本を名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説！

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

リビングは家族の憩いの場であり、友人や知人らと親睦を深める大切な空間です。だからこそ、住宅購入時や賃貸で住まいを探す時には妥協したくありませんよね？特にマンションでは限られた広さしかないので、リビングも決まった作りに収まっている場合がほとんどです。

マンションでのお部屋選びや中古マンションをリフォームするときには、まず基本的なマンションリビングの造りを知っておく事で、今後どのように家具やソファーをレイアウトしてお部屋作りをしていけば良いのかが明確になってきます。

ここでは、マンションによくあるLDK（リビング・ダイニング・キッチン）の基本的な間取りと、それに合わせた家具やインテリアなどのレイアウトについて紹介しています。

マンションに見られるLDKの造り

マンションでは限られたスペースで部屋を造っていきます。その中でLDKの間取りも大きく「縦型」と「横型」に分けることができます。

縦型のLDK

縦型のLDKでは、窓に向かってキッチン、ダイニング、リビングと縦方向に並び、その両サイドどちらかに居室や収納スペースが並ぶ様に間取りが配置されています。来客時にリビングで対応しても、戸やドアで居室を完全に仕切れるのでプライバシーもしっかりと守れます。また、仕切りの扉が壁の中に収まる様になっていれば、リビング・ダイニング＋居室にして一部屋として広く使う事も可能です。

キッチンからリビングとダイニングを見渡すことができ、小さい子供が遊んでいても料理をしながら様子を確認できるので、縦型レイアウトのLDKは小さな子供がいる親子にはピッタリの環境と言えます。

一方で、横に部屋がある為に間口が狭く作られている為、広々とゆったりとしたリビング・ダイニングが希望の方には少々窮屈に感じてしまうかもしれません。

横型のLDK

横型のLDKはリビング・ダイニングを窓側に配置し、間口も広く作られているので視覚にも広々とした空間になっています。限られたスペースで造られるマンションの間取りで、リビングとダイニングを明るく広く使いたい方には横型のLDKはお勧めです。

また、1つの空間にダイニングとリビングが存在していますが、食事をするダイニングとリラックスするリビングはしっかりとメリハリをつけたいと思う方には、縦型よりも横型のLDKがお勧めです。

一方で、横型LDKはキッチンからリビングが見えにくく、家族の様子が把握しづらいといったデメリットがあります。また、広い一つの空間をリビングとダイニングに分ける為に、家具やソファーや観賞植物といったインテリアで仕切るのが一般的ですが、一度置いたら固定化してしまう事が多くレイアウトの自由度が低いのが特徴です。

縦型LDKでのレイアウト

縦型LDKは一直線にキッチン、ダイニング、リビングと並んでいるので、家族とのコミュニケーションが取りやすい間取りになっています。その為、できる限りキッチンから見て視線を遮るものや、背の高い観賞植物などは置かないように気をつけましょう。

また、料理を作りながら家族や子供の様子をみたい時には、ソファーをキッチンに向けるか横に向けて配置するようにすれば、様子を確認しながら家族との会話も楽しむことができます。

縦長LDKのデメリットとして、日の光が奥にまで届きにくい点が挙げられます。奥のダイニングやキッチンなどは日の光が入らず、部屋全体が薄暗く感じてしまう事もあります。部屋を明るく見せたい時には、窓側には日の光を遮るものは置かないようにして、ダイニングやキッチンは照明の他にも間接照明やスタンドなどを配置して明るめのお部屋作りを行いましょう。

横型LDKでのレイアウト

ダイニングとリビングは１つの空間ですが、メリハリをつけたいときには長めのソファーや背の高い観賞植物を配置してダイニングとリビングを分けます。またダイニングテーブルは、なるべく壁にくっつけずに中央に配置するようにすると、移動も楽にできて生活も過ごしやすくなります。

ソファーでリビングとダイニングを仕切る時には、背もたれの低いタイプのソファーを選ぶと視覚的にも広々とした空間に感じる事ができます。さらに壁の両サイドには、高めの本棚や観葉植物などを配置すれば、空間のメリハリをつける事が可能です。

まとめ

いかがだったでしょうか？

マンションのLDKは縦型と横型の作りがあり、それぞれ家具やインテリアのレイアウトによって快適なお部屋作りが可能になります。

機能的でコミュニケーションが取りやすい縦型LDKと、ゆったり広々とリラックスできる横型LDKを、ダイニングテーブルやソファーのレイアウトを自身の生活考えて配置すれば、限られた空間を効果的に活用する事ができます。

マンションでの住まい探しやリフォームの前に、選ぶマンションが縦型LDKか横型LDKか知っておけば、入居時やリフォーム後にも家具やインテリアのレイアウトによって、暮らしやすく快適なお部屋になるでしょう。