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小型電気温水器って便利?すぐにお湯が使える、工事が簡単などのメリットを名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!
こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです!
外から帰宅したら、まずうがい手洗いすることもすっかり習慣化しました。
しかし、給湯リモコンをオンにしてもすぐにお湯が出ず、結局冷たい水で手を洗ってしまう、お湯になるまで待ってしまう……そんな不便な思いをしていませんか?
家庭用の小型電気温水器があれば、すぐに温かいお湯で手を洗うことができます。
この記事では小型電気温水器のメリットや設置費用などについて解説します。
小型電気温水器とは?
小型電気温水器は給湯配管がない場所でも、お湯をつくって貯めておける設備です。お湯を使いたいときに待ち時間なくすぐに使うことができます。
例えば、洗面台でお湯を使いたい場合は洗面キャビネット内に小型電気温水器を設置。
給水配管を電気温水器につなぎ、貯水したらヒーターで温めてお湯をつくる仕組みです。つくったお湯は、電気温水器から配管を通して、適温の状態で蛇口から出てきます。
小型電気温水器のサイズは、6L・12L・25Lなどがあり、貯湯できる量が増えるに従って電気温水器のサイズも大きくなります。
手洗いだけであれば6Lでも十分ですが、大家族であったり洗髪に使ったりする場合は12L・25Lを検討する必要もあるでしょう。
小型電気温水器を設置できる場所
一般家庭で小型電気温水器が設置される場所として最も多いのが洗面所です。
他にもキッチン、玄関手洗い、トイレ手洗いなどに設置できます。
給排水設備と小型電気温水器を設置できるスペース、電源があれば、基本的にどこにでも設置可能です(電源は100V、200V、アース接地極の有無などが適合しているか事前確認が必要です)。
ただし、収納キャビネット内に設置する場合は、貯水した電気温水器の荷重に耐えられるよう、キャビネットの底板を補強する必要があるので注意しましょう。
小型電気温水器のメリット
すぐにお湯が使える
小型電気温水器の最大のメリットはすぐにお湯が出ることです。忙しい時間に待つことなくお湯が使えるのはとても便利です。
工事が簡単・費用も安い
トイレの手洗いやセカンド洗面台のように、水が使えれば十分と思っていた場所でも、後になってやっぱりお湯も使えるようにしたい、と思うケースがあります。
そんなニーズにピッタリなのが小型電気温水器です。
メイン給湯器から給湯配管を新たに引くには大掛かりな工事と費用がかかりますが、小型電気温水器なら手軽に低コストで給湯設備を備えられます。
キャビネット内に隠せる
小型電気温水器の設置場所は、手洗いをする場所と想定されているので、コンパクトでキャビネットに納まるようにつくられています。
機械でありながらキャビネットに隠せるので、見た目やインテリアが気になる方にもおすすめです。
燃焼して温めるガス式と異なり、電気式はヒーターで水を温めます。安全で換気の必要がないのもメリットと言えるでしょう。
非常時にも使える
小型電気温水器は貯湯しておける設備なので、断水が起きた際にも貯湯分のお湯を使うことができます。
ただし、停電が起きた際にはお湯ではなく水になってしまうので注意してください。
小型電気温水器のデメリット
使用湯量はタンクの大きさで決まる
小型電気温水器はサイズ選びが重要です。
容量が小さすぎると湯切れを起こし、容量が大きすぎると水道代と電気代に無駄が生じてしまいます。
水圧が弱め
電気式の給湯器は減圧させる仕組みのため、水圧がどうしても弱くなってしまいます。電気温水器を通して出る湯水は、水道の水圧より弱めになると知っておきましょう。
収納スペースが減ってしまう
小型電気温水器をキャビネット内に収納する場合、収納量が減ることは避けられません。
また、収納が引き出しタイプの場合、小型電気温水器の設置は不可となります(シンク下・ボウル下にオープンスペースがあれば可能)。
小型電気温水器設置にかかる費用
小型電気温水器はDIYで設置することも可能ですが、階下への水漏れリスクや漏電・感電の危険性を考慮すると、業者へ依頼するのがおすすめです。
設置費用は、蛇口の交換費用や電気工事の有無で変わってきます。
一番多いケースとして、洗面台に6Lの電気温水器を設置する場合の費用を上げてみましょう。
・6L電気温水器本体:3~5万円
・工事費:2~3万円
・コンセント設置:1万円前後(コンセントがある場合は不要)
まとめ
小型電気温水器は、お湯が欲しい場所に設置し、必要な量だけ沸かして貯めておくことができる合理的な設備です。
メイン給湯器から給湯配管を引くよりも、はるかに低コスト・短時間で設置できるので、お湯が欲しい場所にはまず小型電気温水器を検討してみましょう。