定年後も安心して暮らせる住まいを。老後を見据えたキッチンリフォームは名古屋のリフォーム専門店エフォールで!

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

定年退職や子どもの独立などによって迎える「セカンドライフ」。家で過ごす時間が増えると、住まいの不具合や傷みが気になります。

また、歳を重ねるにつれて健康や体力の衰えを感じることも。高齢者になると、家の中で命にかかわるようなケガをすることも少なくありません。

どのような事故がどこで起きているのか分かれば、ちょっとした工夫やリフォームで安全性を高めることができます。

目次

住まいの中で事故が起こりやすい場所は?

65歳以上の方に起きている事故は、住宅内で起きた事故が7割以上を占めています。長い時間を家で過ごしている事情もありますが、少し意外な結果ではないでしょうか。

住宅内で最も事故が起こりやすい場所が居室です。次いでキッチン・ダイニングとなっています。よく過ごす場所の安全性を高めることが危険を回避するポイントといえるのです。

家庭内事故の原因で最も多いのが、転落・転倒。足腰の弱まりによって転びやすかったり、とっさの体勢の立て直しが難しかったり、といった原因で事故が起きています。

床にある物を整理し、つまずきの原因となりやすい延長コードは見直しを。コンセントの増設や家具・家電配置の見直しも有効です。

また、視力の低下により足元が見えにくいという問題もあります。居室や廊下の照明は明るめにし、夜間のトイレの際に転倒事故が起きないよう、自動点灯の足元灯を設置すると良いでしょう。

安心して快適に使えるキッチンにリフォーム

水回り設備の中で、最も事故が起こりやすいキッチン。どのような危険があるのかを知り、長く安心して使えるシステムキッチンにリフォームしましょう。

高い場所に収納をつくらない

手が届かない場所に収納があると、転落・転倒事故の原因になりかねません。踏み台を使わないと届かない収納の使用は避けましょう。吊戸棚のないキッチンをぜひ検討してください。

吊戸棚がないことによっておこる収納不足は、背の低いカップボードや収納棚で対応を。それでもあふれてしまう場合は断捨離をするのもおすすめです。

安心して使える加熱機器

ガスコンロ

火事の火元となることもあるガスコンロ。2008年以降に製造されたガスコンロには、立ち消え安全装置をはじめとする「安全センサー」が付いており、全口にセンサーが付いたコンロを「Siセンサーコンロ」といいます。

もし、ガスコンロが「Siセンサーコンロ」でない場合は、安全性のためにもガスコンロの交換またはリフォームをおすすめします。

ガスコンロの交換時期は10年が目安。15年以上経過していたら、できるだけ早く交換しましょう。

IHヒーター

直接火が出ず、安全性の高いIHヒーター。五徳のないフラットな天板も大きな魅力です。

たとえ吹きこぼれても、ガスコンロのように立ち消えが起こらず、掃除も簡単。火が出ないので油煙の発生が少なく、レンジフードが汚れにくいことは意外と知られていないメリットです。

注意点としては、銅やアルミなどの鍋が使えないこと。オールメタルに対応したIHヒーターは高価であることが挙げられます。

また、IHヒーターには200Vの電源が単独回路で必要になります。IHヒーターを設置したい場合は、IH用の電源を用意できるか確認しましょう。

足元を滑りにくく

キッチンの転倒事故の原因となっている「キッチンマット」。ずれたり滑ったりとマットに足をとられるケースが多いようです。

どうしても使いたい場合は、滑り止めのしっかり効いたずれにくいマットを使いましょう。

また、キッチンリフォームで滑りにくい工夫をするなら、床材に注目を。洗面所やトイレなど水回りの床材としてよく使われるクッションフロアをキッチンに使っても良いでしょう。

デザイン性はやや劣りますが、水や汚れに強いというメリットがあります。

滑りにくく、万が一転倒した際に衝撃をやわらげる、コルクタイルもおすすめです。

クッション性があるので立ち作業も疲れにくく、食器を落としても割れにくいメリットも。耐水性があるので、キッチンの床材に安心して使える材質です。

ダイニングは広めにゆったりと

ダイニングには大きめのテーブルを置き、子世帯が遊びに来たときにゆったり座れる広さを確保したいですね。

意外と盲点になりやすいのが、ダイニングテーブルまわりのコンセントです。食卓で電気鍋やホットプレートを囲むためにもコンセントは欠かせません。

延長コードで電源を取ろうとすると、通路にまたがることもあり、つまずきの原因にもなります。安全性と利便性の観点から、ダイニングテーブル近くにコンセントを設置しましょう。

また、キッチンからダイニングテーブルまでの距離はできるだけ短く。キッチンと横並びにダイニングテーブルを配置できると、配膳と片付けの上でとても便利です。

まとめ

家庭内事故の起こりやすい居室やキッチン・ダイニングは、しっかりと照度のある照明を選び、明るい環境に整えましょう。

床に置かれた物や延長コードの整理、踏み台が必要になる場所に物を置かないことも大切です。

キッチンの耐用年数が過ぎた加熱機器や防滑性のない床材は危険なことも。キッチンリフォームも視野に検討をおすすめします。

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