リビングにワークスペースをつくる際の仕切り方と注意点を名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!

名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

本稿では、リビングにワークスペースをつくる際の仕切り方や注意点をご紹介します。在宅勤務が主流になり、それに合わせて自宅のリフォームをご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

これまで、くつろぐことに主眼を置いて設計されてきた住宅は、在宅ワークに向いていません。ダイニングテーブルで仕事をしてみたものの「はかどらない」と感じた方が少なくないでしょう。

そんなときは、LDKの一部を仕切ってワークスペースにしてみませんか。1帖ほどの空きスペースがあればOKです。快適に仕事ができる、ポイントを押さえたミニ書斎をつくってみましょう。

目次

リビングワークスペースの仕切り方

リビングに仕切りをつくってワークスペースを確保する場合、個室にする方法と半オープンスペースにする方法があります。それぞれ、詳しく解説しましょう。

個室にする方法

リビングに個室のワークスペースをつくる主な方法は「壁をつくる、建具で仕切る、家具で仕切る」の3つあります。順番に、ご説明します。

壁をつくる

最初にご紹介するのが、床から天井まで壁を新設してワークスペースをつくる方法です。建具(戸)をなしにしたり、壁の一部に室内窓を設けたりして、開放感や隣室の視認性を確保することもできます。

この方法は、大工工事・内装工事・電気工事等が必要になります。ですから、他の方法より費用がかかる傾向があります。

建具で仕切る

次にご紹介するのは、新たに建具(引き戸)を設置して区切る方法です。開け放つことで、半オープンスペースのような使い方もできます。

引き戸を透明・半透明のものにすると採光を確保しやすくなり、圧迫感も少なくなります。建具の種類によっては、工事費用が高くなります。

参考:パナソニック スクリーンウォール

家具で仕切る

最後にご紹介するのは、家具で仕切る方法です。天井まである本棚等を造作して、区切ります。背が高い既製家具を転用する場合は、家具背面の見た目をよくするため、化粧処理が必要になります。

ちなみに、本棚は奥行が浅いので、設置スペースが少なくて済みます。場所に余裕があるようでしたら、書類棚や仕事道具をしまっておく整理タンスなどにしてもいいでしょう。

半オープンスペースにする方法

つづいてご紹介するのは、仕切りの上部が空く半オープンスペースです。こちらをつくる主な方法は「パーティションで仕切る、家具で仕切る、腰壁をつくる」の3つあります。順番に、ご説明しましょう。

パーティション(衝立)で仕切る

最初にご紹介するのは、設置・撤去が簡単なパーティションで区切る方法です。この方法なら、在宅ワークが解除されたとき、お部屋をすぐ元の状態に戻せます。ビデオ会議の際に、背景として活用することもできます。

パーティションは、種類が豊富にあります。平面状のものや曲面のもの、半透明のもの、木目調のものなど、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。ストリングスカーテンやロールスクリーンを代用するのもよいでしょう。

家具で仕切る

次にご紹介するのは、家具で仕切る方法です。造作することもできますが、既製のチェストやパーティション家具を使ってもいいでしょう。背面板がないオープンシェルフなら、向こうが見えて圧迫感が少なくなります。

家具は、高さに注意して選びましょう。腰高にするのか、視線を遮れる程度の高さにするのかで、開放感や圧迫感が変わります。隣のスペースとのつながり具合も変わりますので、ご自宅に合ったものを選びましょう。

腰壁をつくる

最後にご紹介するのは、大工工事で腰壁をつくる方法です。壁の高さは天井まで上げず、上部が空いた状態になります。家具で仕切る場合と同様に、どの程度の高さにするのかよく検討したいところです。

壁をつくるメリットは、配線が仕込めることです。コンセントやLAN、照明を増設したい方に向いています。

なお、壁にせず、格子等でゆるやかに区切る方法もあります。配線はできませんが、内装工事や電気工事が不要になり、壁にするより簡単な工事で済ませられます。

参考:ベリティス スリット格子

個室と半オープンスペース、それぞれの長所と短所

個室のワークスペースをつくる方法と、半オープンのワークスペースをつくる方法をご紹介しました。それぞれ長所と短所がありますので、あわせてご紹介しておきましょう。

個室のメリットとデメリット

ワークスペースを個室にすると、集中しやすい環境になります。リビングと縁が切れるので、ワークスペースだけ自分好みにインテリアコーディネートすることも可能です。

ドアを設けて鍵を付ければ、簡易的なセキュリティ対策ができます。大切な書類等を保管しやすくなるでしょう。

一方、家族の気配を感じ取りにくくなるので、小さなお子様をリビングで遊ばせながら作業したい方には向いていません。オープンスペースに比べて改修費用がかかりやすい点も、留意が必要です。

半オープンスペースのメリットとデメリット

半オープンスペースは圧迫感が少なく、開放感があります。近くにいる家族の気配を感じ取りやすいので、子育て中の方に向いています。比較的低コストでつくれるのも、長所と言えるでしょう。

一方、ワークスペースを半オープンにすると、集中しにくくなります。区切りが曖昧になり、仕事とプライベートの切り替えもしづらいでしょう。ビデオ会議にも、向いていません。

リビングを仕切ってつくるワークスペースのポイント

最後に、リビングを仕切ってワークスペースをつくる際のポイントを3つご紹介します。

1帖以上の広さを確保する

リビングに1帖(約90cm×180cm)くらいの空きスペースがあれば、ミニ書斎がつくれます。幅90cmの机を準備して、奥行方向に180cm、以下の内訳で使います。

  • 机の奥行:60cm
  • 椅子の引きしろ:50cm
  • 椅子のうしろの通路:幅60cm

この内訳であと10cm余裕がありますので、机の奥行を+10cm追加するか、椅子の引きしろに+10cm余裕をみるといいでしょう。

生活動線を意識する

家族が頻繁に通過する同線と重ならない位置に、ワークスペースをもってくるようにしましょう。生活動線に重なると、家族の生活のジャマになっているのではないかと、気が気でない気持ちになります。

そうなれば、うまく仕事に集中できません。ビデオ会議中は家族が移動しづらくなり、家族にも気をつかわせてしまいます。

インテリア性の高いスペースにする

半オープンなワークスペースにすると、リビングからワークスペースが見えてしまいます。リビングは家族や来客が集う場所ですので、そこから見えるワークスペースも、見た目の良さを維持したいところです。

ワークスペースはともすれば雑然としやすいので、インテリアコーディネートにこだわりましょう。机や椅子だけでなく、照明や整理収納用具、仕事道具に至るまでトータルコーディネートしたいですね。

【まとめ】リビングにワークスペースをつくる際の仕切り方と注意点

リビングを仕切ってワークスペースにする際、個室にする方法と半オープンスペースにする方法があります。それぞれ簡易な方法から本格的な方法まで複数のつくり方があり、ご都合に合ったものを選択する必要があります。

他にも照明やコンセントの新設、収納量や生活動線など、考慮すべきことがたくさんあります。あとで「失敗した!」と後悔しないためにも、不安なことは実績豊富なリフォームの専門家にご相談ください。

弊社でも、在宅勤務やテレワーク対応リフォームのご相談や工事を承っております。心のこもったアドバイスと迅速な対応を心がけておりますので、お気軽にご相談ください。

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