マンションリノベーションに取り入れたい「室内窓」の魅力を名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介！

名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

マンションは角部屋でない限り、間取りの制約から窓のない部屋が出てきてしまいます。

窓がなくても照明で明るくすることはできますが、少しでも日差しが入ったほうが気持ちも良いものです。

そこで検討してみたいのが「室内窓」。壁の一部を開口して窓を取り入れることで、窓のない場所や部屋にも光が届きます。

室内窓のメリット

採光と通風をとれる

窓のない場所が生じやすいマンションの間取り。窓がないと暗いだけでなく、湿気もこもりがち。室内窓があると、光だけでなく風通しも良くなるので、室内環境が向上するでしょう。

開放感のある空間になる

室内窓がある空間は、明るく抜け感があります。一面が壁になっているよりも、小さくても室内窓があるほうが開放感を得られるのです。

また、開放感を得ながらプライバシーに配慮するには、天井付近に横に幅広く、高さを抑えた窓を設置すると良いでしょう。

おしゃれなインテリアになる

室内窓はインテリアとしてもおしゃれなアイテムです。室内窓があるだけで、部屋が垢抜けた印象に変わります。

また外窓と違い、室内窓はデザインも豊富です。材質は木製やアイアンなどがあり、フレームのカラーも数色ラインナップ。ガラスは透明、すりガラス、安全性に配慮したアクリルなど用途に合わせて選べます。

室内窓のデメリット

通行の妨げになることがある

通路側に開閉する、すべり出し窓や突き出し窓は、開放時に通行の妨げになることがあります。

室内窓で通風を目的とする場合は、窓の形状や設置高さに注意しましょう。

家具の配置に困ることがある

窓があると家具の配置に困ることがありますが、それは室内窓も同様です。室内窓を設置する場合は、家具配置のシミュレーションも同時に行うと失敗がありません。

壁が耐力壁の場合は設置できない

壁式構造のマンションは、壁が建物の耐震性に大きく関わります。間取り変更ができないのはもちろんのこと、壁を開口して窓を設置することはできません。

プライバシーを確保しにくいことも

室内窓は明るさを取り入れられる反面、個室の場合は配慮も必要です。

リビングに人がいれば、夜でも室内窓から光が入ってきます。就寝する個室である場合は、光が妨げになることもあるので注意しましょう。

人の目線上に室内窓があると、家族とのコミュニケーションは取りやすくなりますが、プライバシーは確保しにくくなります。

部屋の用途を考えた上で、室内窓の形状や高さを決めましょう。

室内窓の種類

FIX窓

FIX窓は開閉ができない固定された窓です。採光だけが目的であれば、FIX窓を選択肢に入れると良いでしょう。

FIX窓と突き出し窓を組み合わせることもできます。

突き出し窓

突き出し窓は、採光も通風もできる窓です。

窓枠の上部に軸を固定し、外側に押し出すように開く窓です。窓がせり出すような形で開くので、設置高さが低いと危険なことがあります。

人が頻繁に通る動線には設置しない、高い場所に限定的に使うなどの工夫が必要です。

引き違い窓

引き違い窓は、採光・通風・コミュニケーションが可能になる窓です。一般的な窓と同じ使い勝手なので使いやすいでしょう。

動線に影響を与えず大きく開口できるので、違う部屋にいても会話ができたり、物を渡したりすることができます。

室内窓を設置する際の注意点

設置する目的を決める

「おしゃれ」という理由だけで、室内窓を設置すると後悔することもあります。

採光のため、通風のため、家族とコミュニケーションを取るためなど、まずは目的を決めましょう。その上で窓のサイズや設置高さを決めていくと失敗がありません。

マンションの管理規約を確認する

リノベーションやマンションを行う際には必ず管理規約を確認します。共有部分である外壁面の窓は基本的に変えることができません。

室内窓は専有部分に当たるので、好きなデザインの窓を選ぶことができます。ただし、マンションによって管理規約は変わるので、許可されないケースもあり得ます。必ず事前に確認しましょう。

室内窓はマンションでどう使う？

マンションの間取りは、リビングの日当たりがよくなるように設計されます。その一方で、リビングに接した個室は窓がなく、暗くなってしまうケースが多くあるのです。

よく見られるのが、リビング隣の「中和室」。窓がなく、あまり広くないことから開けっ放しでリビングとつなげて使う、または物置のようになりがちです。

リフォームやリノベーションをするのなら、中和室に室内窓を設置すると明るくなり、空間の活用度が増すでしょう。

まとめ

室内窓は目的を明確にして設置することが大切です。その上で材質やデザインにこだわると、おしゃれで垢抜けた空間をつくることができます。

室内窓はサイズやデザインの自由度が高いのも魅力。設置するならオーダーやセミオーダーを検討すると良いでしょう。