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マンションだからと言わせない!狭さを感じさせない家にリノベするコツを名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説します!
こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。
中古物件をリノベーションして住む際に、マンションに踏み切れないという方のネックとなっていることのひとつに、戸建てに比べて狭さを感じやすいという問題があります。戸建てにも、マンションにもそれぞれの良さがありますが、マンションと戸建て、同じぐらいの平米数の物件であれば、増築が出来たり、窓の位置を変えられたり、庭があったりする戸建てと比べると、マンションはリノベーションにも限界があると感じるかもしれません。
しかし、実際はどうなのでしょうか?マンションでも狭さを感じさせない、むしろ広い空間にリノベーションによって変えることは出ないのでしょうか?
1.リノベーションによって幅や高さが変えられる可能性もアリ
マンションの場合、リノベーションによってどのように狭さを解決できるのでしょうか?
■間取り次第で広く長く
集合住宅であるマンションの場合、各部屋の床面積を広げることは出来ないとしても、リノベーションによって間取りを変えることで広さを感じられる家にすることは可能です。
例えば、個室として使えない廊下や玄関ホール、納戸を無くした間取りにすることによって、居住空間を最大限広く使うことが出来ます。反対に、部屋の奥にまで続く廊下や窓側全てを繋ぐ土間を設けて、空間に余白を持たせることで広く見せるという方法もあります。さらに、廊下を斜めにとることで、長くすることも出来るかもしれません。
■天井には意外と奥行がある!
リノベーションをして住む目的で中古物件の内覧をする際、天井の高さゆえに部屋が狭く、暗く感じる物件は少なくありません。特にマンションの場合は角部屋でなければ、窓も少なく明かりが入りづらく、いっそう狭さを感じやすくなります。しかし、今見えている天井が高さの限界とは限りません。
既存の天井を壊してスケルトン天井にすることで、天井の高さが上がるため、部屋の面積は変わらずとも広く開放的に感じるようになります。また、全ての部屋をスケルトン天井にする方法もありますが、部分的にスケルトン天井にしたり、反対にスケルトン天井にしたLDKの中にキッチンスペースだけを下がり天井にしたりして、あえて高さに違いを出すことで高い天井部分が強調され開放的になります。
リノベーションをする際には、天井高さを変えられないか確認してみましょう。
2. 部屋を広く見せるアイテムをリノベで取り入れる
間取りや構造部分によって、実際に広く使えるようにするだけでなく、インテリアを彩るアイテムによって、部屋を広く見せることも可能です。どのようなアイテムを取り入れることが出来るでしょうか?
■広く見せるアイテム『鏡』を取り入れる
視覚によって部屋を広く感じさせることが出来ます。そのひとつが鏡です。設置した鏡に部屋が映ることによって奥行きが出たり、明かりを反射させたりすることで部屋が広く感じることが出来ます。しかし、単純に鏡を置けば良いというわけではなく、鏡のサイズや置き場所をよく考えることで、さらに広く見せることが出来ます。
例えば、壁に床から天井までの大きな鏡を置くことによって床だけでなく天井まで繋がって見えるため、空間を広く見せることが出来ます。特に狭くなりやすい玄関に高さのある鏡を取り入れることはおススメです。反対に、横長の鏡を置くことで、廊下や部屋に奥行きがあるように見せることも出来ます。
鏡を設置するうえでは、鏡が壁より出っ張って凹凸が出来ると部屋を広く見せるどころか、狭く感じたり引っかかってしまう危険もあったりします。鏡に枠や装飾が付いているものはオシャレですが、広く見せるためには、壁に凹凸が出来ないように、薄い鏡を貼ったり埋め込んだりしましょう。鏡は意外と重さがあるため、壁の補強が必要ですし、安全に固定するためにはプロにお願いする必要があるので、リノベーションの際に鏡を設置する場所を前もって決めておき、工事中に設置してもらいましょう。
■マンションだって窓を活用!
壁に窓やドアがあると、外や庭と繋がっていたり、その先に部屋があったりするため、壁の向こうにもまだ空間があると判断するのが一般的です。その思考パターンを活用してリノベーションの際に部屋を広く見せるアイテムとして窓を取り入れることが出来ます。
中には、壁に開閉が出来ないフェイクの窓枠をデザイン性だけでなく、広く見せる効果を期待して取り付ける方もいらっしゃるほどです。せっかくであれば、実際に活用できる窓にしたいものですが、マンションの場合は窓を共用部分の外壁に設置することは出来ません。しかし、室内に取り入れることは可能です。例えば、木窓を設置して壁厚収納の扉代わりに使うことが出来ます。また、間仕切り壁に室内窓やカフェ窓を設けることも出来ます。室内窓は、採光や換気もでき、部屋を明るく見せることもできますし、隣の部屋やインナーテラス、土間部分が見えることで、空間に奥行きが出て、壁の時よりも広く感じることが出来ます。
3. まとめ
マンションは戸建てに比べ狭さを感じやすいかもしれません。しかし、リノベーションによって天井の高さを変えたり、間取りを変えたりすることで、マンションであっても広く使う、広く見せることは可能です。また、視覚的に広さを感じられるように、鏡を設置したり、室内窓を設けたりすることも出来ます。
狭さを感じる理由は単純にマンションだからというわけではないかもしれません。リノベーションによって広々とした家に住むことを可能に出来ないか考えてみましょう。