トイレリフォームはどこまでする？工事費用節約、長期的メリットのバランスで考えよう＠名古屋のリフォーム専門店エフォール

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

トイレの交換やリフォームを検討する際に迷いがちなのが、「どこまでリフォームするか」ということではないでしょうか。

ウォシュレットの故障であればウォシュレットの交換で済みますが、10年20年使用したトイレの場合はリフォームした方が良いケースもあります。

トイレの交換にとどめるか、一新リフォームするか、決めるポイントについて解説します。

トイレの種類は大きく分けて3つ

トイレの種類は大きく分けると3つの種類があります。

ひとつ目は「組み合わせ型トイレ」です。組み合わせ型トイレは便器と便座が分かれており、故障の際には部分的に交換することができます。

例えば、ウォシュレット付きの便座が壊れた場合は便座だけの交換が可能です。便座はホームセンターで購入できるので、DIYで取り付けできればコストが抑えられます。

次に「一体型トイレ」は、便器と便座が一体形状となったデザイン。すき間やデコボコとした箇所が少ないので掃除しやすいことが大きなメリットです。

ただし、故障の際は一体型であるため部分的な交換が難しくなります。便座だけの故障であっても、トイレ丸ごとの交換になるケースが多いでしょう。

最後に「タンクレストイレ」はタンクがないスッキリとしたデザインが特長です。給水は水道直結式になります。

一体型トイレ同様、掃除しやすい形状がメリット。故障の際は部品交換ができず、トイレ丸ごとの交換になるのがデメリットとなるでしょう。

部品交換ができない一体型トイレとタンクレストイレは丸ごと交換になりますが、組み合わせ型トイレの場合は、どこまで交換・リフォームするか、という問題が出てきます。

一番安い方法はウォシュレット交換のみ

トイレの中でも壊れやすい部分がウォシュレットです。冒頭でも述べた通り、ホームセンターでウォシュレットを購入し、自分で取り付ける方法が一番安く、早く済ませられます。

便器とウォシュレットは同じメーカーの商品を選ぶようにしましょう。

ただしDIY可能とはいえ、給水・電気を扱う工事には水漏れや感電の危険が伴います。

不安がある場合は無理をせず、業者に取り付けを依頼するようにしてください。工事費はウォシュレット代金＋1万円程度になるケースが多いようです。

また、ウォシュレットのない便座からウォシュレット付き便座に交換したい場合は、コンセントの設置が必要になるケースも。この場合もDIYはできず、業者への依頼が必要です。

節水効果を狙ってトイレ全体を交換

工事費用を抑えるなら、ウォシュレット交換のみにすることですが、長い目で見た場合に気になるのがランニングコストです。

特にトイレの「節水」はメーカーにとって大きなテーマでもあります。

汚物を流すための水量は年々改良されており、古いトイレをお使いなら節水効果を狙ってトイレ丸ごとを交換するのもひとつの方法です。

例えば、2000年代以前は水量13～10Lが主流でしたが、2000年代に入ると使用水量の改良がさらに進み、現在では3.8～4.8L程度のトイレが増えてきました。

実に使用水量は半分以下。家族の在宅時間が増え、トイレの使用回数も増えた今、トイレを丸ごと交換して水道代金の節約につなげるのも良いのではないでしょうか。

長年の汚れが染みついたトイレの壁と床

お使いのトイレの内装は何年経過していますか？

トイレの床が汚れやすいイメージはあると思いますが、想像以上に汚れているのが「壁」です。

男性は立って用を足しますが、その際に問題となるのが「小便飛沫」。立って用を足すと小便が飛沫となって周囲に飛び散ります。それは床だけでなく壁にも。腰より下の範囲の壁紙には小便飛沫が付着していると考えられます。

そのため、いくら掃除をしても「何となくトイレが臭い」という現象が起きてしまうのです。

最近では「機能性壁紙」というものがあります。消臭効果や抗菌、防カビなど汚れや臭いを防ぐもの、汚れを落としやすい素材の壁紙、種類はいろいろあるので検討してみましょう。

床は便器と床材のすき間に汚れがたまっています。こちらも蓄積すると臭いの原因に。便器を交換するなら、床材も張り替えたいところです。

トイレの壁と床はDIYリフォームできる？

トイレの壁紙の貼り替えはDIYでも可能です。アクセントクロスのように壁一面であれば、初心者でも数時間でリフォームできるでしょう。

ただし壁全面、天井までとなると難易度はアップ。手すりやコンセントなど壁紙を貼らない場所を回避するのは初心者では難しいこともあります。

クッションフロアの張り替えもDIYが可能ですが、便器交換時でない場合は便器下にクッションフロアを巻き込むことができません。仕上がりの美しさを考えると、便器交換時に業者にクッションフロアの張り替えも依頼するのが良いでしょう。

壁も床もリフォームのタイミングを逃すと、次のトイレ交換時まで使い続けなくてはなりません。やはり、トイレ交換時に内装も一新するのが基本的にはおすすめです。

まとめ

トイレのリフォームはどこまで工事するかで費用が大きく変わります。

また、費用だけでなく工事期間やリフォーム後の使い勝手・快適性、さまざまな角度から検討し、後悔のないトイレリフォームにしましょう。

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