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ダイニングキッチンにテレワークスペース・勉強スペースを作るコツを名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介!
こんにちは!名古屋のリフォーム専門店エフォールです。
テレワークや在宅勤務のために、仕事部屋を設けるのは難しいと感じる方でも、ダイニングルームにワークスペースがあれば便利なのではないかと思う方は多いかもしれません。子供たちの勉強スペースとしても、目が届くダイニングキッチンは最適だと感じる方も少なくありません。しかし、ダイニングルームやキッチン周りは生活の中心とも言える場所なので、上手にスペースを確保しなければ仕事や勉強はもちろん、生活もしづらくなってしまう可能性があります。
そこで、今回はリフォームやリノベーションによって、ダイニングキッチンにテレワークスペースや勉強スペースを作るコツをご紹介したいと思います。
1.ダイニングキッチンでのテレワークは無理!?
テレワークスペースを作るコツを知る前に、ダイニングキッチンで仕事や勉強をすると、どんな問題が生じるのか、デメリットを確認しておきましょう。デメリットを知っておけば、リフォームする時のコツが見えてきます。
■とにかく散らかる!片付かない!
ダイニングキッチンで仕事や勉強をすることでの一番の問題といえば、食事のスペースに物があふれてしまうという点です。パソコンや書類、教科書やノート、文房具と、必要な物が多く、生活スペースを狭めてしまう可能性があります。食事の時間になっても、作業が途中であれば特に、資料を広げたままにしてしまい、食事の際に食器を置くスペースが無くなってしまったり、常に仕事道具に囲まれた片付かない空間になってしまったりするかもしれません。
また、必要なコンセントや充電器、明るさが手元にないため、延長コードで引っ張ってきたり、デスクライトを置いたり、冷暖房機器を置いたるすることで、さらに物や線が増えテーブルの上だけではなく床も散らかってしまうこともあります。片付かない場所は、仕事や勉強、家事がし辛く、効率が悪くなってしまいます。物が無くなりやすくなる問題もあるかもしれません。
■仕事とプライベートが分けられない!
家族が集うダイニングキッチンは、子供たちに目が届く半面、仕事とプライベートのON・OFFがし辛くなってしまいます。そのため、家族の動きが気になってしまったり、家事が気になって仕事が捗らなくなってしまったりするかもしれません。テーブルに広げていた仕事の資料やパソコンを子供たちが触ってしまうという心配もあります。反対に、家族と食事を楽しんでいる間でも、仕事の資料を手にとってしまったり、パソコンを触りながら食事をしてしまったり、プライベートな時間まで仕事に追われてしまう場合もあります。
しかし一方で、専業主婦・主夫や、家事の隙間時間に在宅ワークを行っているプライベートと仕事が密着している方であれば、アイロンがけや家計簿をつけたり、パソコンを使ってSNSで発信したり、家事という仕事を行うスペースとしてダイニングキッチンは一番仕事に適した空間といえます。ワークスペースが別の部屋にあったり、家事導線上に無かったりすると、家事も仕事も捗らなくなってしまうかもしれません。
2.ダイニングキッチンにテレワークスペースを作るコツ
デメリットはありますが、対策を考えてテレワークスペースを設ければ、ダイニングキッチンでも仕事や勉強がしやすい場所にリフォームすることは可能です。
■作業スペースより収納を確保する
物があふれて片付かない空間になりやすいというデメリットがあるので、ダイニングキッチンにテレワークスペースを設ける際には、作業スペースよりも収納スペースをしっかりとるようにしましょう。作業用のカウンターは家族分の広さがなかったり、ダイニングテーブルを使って仕事や勉強をしたりする場合であっても、各人の収納が確保されていれば、散らかりにくくなります。
例えば、カウンターやテーブルの下に引き出しや棚を設けてノートパソコンや教科書を置けるようにすることが出来ます。対面キッチンのカウンター下に扉付きの収納を設け、それぞれの仕事に必要な物を入れて置けるロッカーを作ることも出来ます。自分専用のロッカーや収納スペースがあれば、物が無くなるのを防ぐことが出来ますし、通勤や通学の場合も仕事バッグを丸ごと収納できるので便利です。
■ダイニングキッチン内でも隠れるテレワークスペースを作る
座って行う家事や家事の隙間時間に仕事をする場合であれば、キッチンの背面収納やウォークインパントリーの一部に跳ね上げカウンターを設けることで、使いたい時だけデスクにして作業が出来ます。また、背面収納のカウンターや対面キッチンのカウンターを長めにとって作業スペースを作ることも出来ます。
作業カウンター付きの収納棚や、テレワーク用のカウンターを設ける場合は、その前にロールスクリーンや引き違いの扉を付けることで、作業途中でも丸ごと隠すことができてスッキリしますし、プライベートの時間でも目に入らなくなります。さらに、カウンターの手元の壁やテーブルの中央にコンセントを設けておくことで、延長コードの必要がないので配線が邪魔になりません。壁のニッチやテーブル内部に掘り込んで蓋をつけ、コンセントを設ければ、コンセントを使わない時は、凹凸が無くスッキリします。
他にも、キッチンの背面収納の裏側に回遊できる通路を設け、その通路内にワークスペース用のカウンターを設けることで、同じ空間内でも見えないワークスペースを作ることが可能です。ダイニングにいる家族の動きが見えないため仕事や勉強に集中しやすいですし、ダイニングキッチン側からも作業内容が見えないので、プライベートな時間や来客時も気になりません。
3. まとめ
ダイニングキッチン内にテレワークスペースや勉強スペースを設けることは、家族を身近に感じられ、広いスペースを確保する必要がないというメリットがある一方で、散らかりやすく、仕事や勉強とプライベートのON・OFFがし辛いというデメリットがあります。そのため、ダイニングキッチン内にワークスペースを設けるリフォームやリノベーションをする際には、作業スペースよりも専用の収納スペースをしっかり確保することや、電気配線の計画を行うことを意識しましょう。ロールスクリーンや扉で隠したり、キッチンの背面収納を活用した隠すワークスペースにしたりすることも出来ます。
ダイニングキッチン兼テレワークスペースによって仕事や勉強、生活がし辛くならないように、良い計画のもとテレワークスペースを設けるリフォームを行いましょう。