洗濯機は見せる？隠す？生活感の出やすい洗濯機をスッキリ見せるリフォーム方法を名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説！

名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

洗面所で大きく陣取る洗濯機。無ければ困る家電ですが、洗濯機があるか無いかで、洗面所の印象は大きく変わります。

省スペースや使いやすさを重視するなら、洗面脱衣所として洗面台と洗濯機を同じ空間に置くことが合理的ですが、今回は洗濯機の生活感を抑えるリフォームについてご紹介します。

広さに余裕があれば、洗面所と脱衣所を分ける

洗面所に広い面積を費やすことが難しい日本の住宅事情では、洗面所と脱衣所は同じ空間につくられることがほとんど。浴室の隣に2畳程度の洗面脱衣所をつくるのが一般的です。

とは言え、広さに余裕があるのなら、洗面所と脱衣所は空間を分けた方が、見た目も機能的にも快適になります。

浴室の隣を1畳程度の脱衣所とし、引き戸で仕切りを。脱衣所の隣に洗面所をつくることで、使いやすく見た目も良い、独立した洗面空間をつくれます。

洗面所に洗濯機と脱衣カゴを置かずに済むので、来客の際にも躊躇なく、洗面所を使っていただけることもメリットです。

脱衣所を兼ねた洗面所でも洗濯機をスッキリ見せる方法

洗濯機の存在感を減らすことで、洗面台と洗濯機を同じ空間に置いても、スッキリ見せることができます。

洗濯機の3方向を壁で囲む

洗濯機の後ろと両サイドの3方向を壁で囲むと、それだけでも洗濯機の存在感は軽減されます。

さらに、洗濯機前面をブラインド、またはロールスクリーンで隠すと、洗濯機が見えない状態に。ブラインドやロールスクリーンを下げるだけで、洗濯機をスッキリ隠すことができます。

また、洗濯機から上の空間はデッドスペースになりがちですが、収納においてはぜひ活用したい場所です。

両サイドに壁があることで、突っ張り棒や突っ張り棚で収納棚を増やしたり、壁にラックを取り付けたり、といったことが可能になります。

縦型の洗濯機の場合は、蓋の開閉スペースを確保した上で、収納を取り付けましょう。洗濯物を取り出すためにも、スペースが必要なので、ゆとりを持って収納を設置してください。

ドラム式洗濯乾燥機の場合は、上部に蓋がないので、洗濯機のすぐ上に収納を設置できます。

洗濯機を造作家具に収納する

洗濯機のサイズに合わせて、造作家具をつくり、洗濯機を収納するという方法もあります。

この場合は、3方向を壁で囲うとともに、上部に天板を取り付け、前面には開閉式の扉を取り付け。洗濯機を収納できる造り付け家具のようなイメージで製作します。

ドラム式洗濯乾燥機の場合、熱を発するので、天板までの離隔距離が必要です。洗濯機メーカーが規定する離隔距離より多めにスペースを取りましょう。空間に余裕があれば、安全性が高まるだけでなく、洗濯機買い替えの際の搬出・搬入でも困ることがありません。

また、扉は開いた際にスライドして内部に収納できる、垂直収納扉金物を使うのがおすすめです。

通常の収納扉は、開けたままだと通行の妨げになりますが、垂直収納扉金物を使えば、収納内に仕舞えるので、洗濯機収納の扉を開けたまま換気することも可能になります。

洗濯機を洗面台やキッチンに組み込む

ビルトインタイプの洗濯機を、洗面カウンターやシステムキッチンにビルトインするという方法もあります。

キッチンや洗面と一体化できるので、洗濯機をインテリアの一部として楽しめるのがメリットです。

また、給水管・排水ホース・電源コードなどの配管類を、配管キャビネット内に納めるので、配管類が表に見えない、ホコリが付きにくい、というメリットもあります。

【注意点1】カウンター高さが高くなる

ビルトイン洗濯乾燥機の本体は、82cm程度の高さがあります。組み込むカウンターの高さや、カウンター下に入れる際に必要なスペースを考慮すると、最低でもカウンターの高さは86cm程になるでしょう。やや背の高い方向けの高さとなるので、注意が必要です。

背の低い方は、キッチンカウンターや洗面カウンターは身長に合わせた高さとし、バックカウンターにビルトイン洗濯機を組み込むと良いでしょう。

【注意点2】家事動線を考慮する

ビルトイン洗濯機をキッチンに組み込む場合と、洗面台に組み込む場合では、使い勝手が異なります。

キッチンと洗面所のレイアウトを見比べ、どちらに置いた方が使いやすいかを検討しましょう。

【注意点3】高額になりやすい

以前はビルトイン洗濯乾燥機を国内メーカーでも製造していましたが、現在は製造されていません。

ビルトイン洗濯機を採用する場合は、海外メーカーのミーレやAEGを採用することになります。

海外メーカーのビルトイン機器は全般的に高額になりやすいので、予算を多くみておく必要があるでしょう。

まとめ

洗濯機まわりに壁をつくる、洗濯機収納家具をつくる、洗濯機をキッチンや洗面に組み込む。

洗濯機の生活感を抑える方法をご紹介しましたが、どれもリフォーム時が絶好のチャンスです。

キッチンや洗面のリフォームをお考えなら、洗濯機まわりも整えてみませんか？