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リフォームの時にキッチンの色選びで失敗しないためのポイントは?名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介します!
こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。
キッチンリフォームの際には、キッチンのサイズや使い勝手に加え、デザインや色も検討ポイントとなります。多くの方がよく考えて決めているものの、キッチンの扉や天板の色選びを失敗したと感じている方は意外と少なくありません。キッチンは一般的に10~20年は使うことが可能です。10年以上、毎日目にするキッチンの色が納得いかない、見る度に後悔するという様では、部屋の雰囲気を台無しにしたり、料理や家事のモチベーションにも影響したりするかもしれません。そのため、満足できる色を選びたいと思うものです。
どんな点が後悔を招いているのでしょうか?また、どうすればキッチンの色選びで失敗しないですむのでしょうか?ご説明したいと思います。
1.キッチンの色選びは失敗しやすい!?
悩みに悩んで決めたはずなのに、意外と選んだキッチンの色を後悔している方は少なくありません。なぜ後悔しているのか、その原因をご紹介したいと思います。
■清潔感はあるけど汚れが目立つ!
水回りは清潔感があるようにしたい、明るい空間にしたいという理由から白っぽい色を選ぶ方は少なくありません。しかし、白は清潔感がある一方で油汚れや水垢、色移りが目立つというデメリットがあり、白を選んで後悔した人が多くいらっしゃいます。
キレイに掃除がされている状態であれば、最も清潔感のある色と言えるかもしれませんが、傷や汚れを常に意識しなければいけなくなるかもしれないので注意が必要です。
白を採用する際には、掃除の頻度や掃除のしやすい素材やコーティングになっているかなどを確認しましょう。また、白系の色でも石目調など少し柄が入るだけで、汚れや傷が目立ちにくくなるのでおススメです。
■目が疲れる色と光沢
元気が出る色にしたいと、オレンジや赤、青など原色を採用する方もいらっしゃいます。アクセントカラーとしてオシャレな雰囲気にもなりますが、料理をする時に視界に入ってきて目が疲れる、自分には刺激が強い色だったと後悔するケースがあります。部屋全体で見る時と、料理中に手元で見える時では、後者の方が色は強く感じるかもしれません。キッチンを遠くから見るだけではなく、料理をする時を想定してキッチンの前に立って色の見え方を確認しておきましょう。
中には、色だけではなく質感で後悔している方もいらっしゃいます。同じ白でもマットなものと光沢のあるものでは反射率が変わります。光沢があるものは高級感がありますが、料理を作る時に照明が反射して眩しさを感じ疲れる場合もあります。メーカーのショールームの明るさと家の明るさ、照明の位置によっても反射の仕方が異なります。様々な角度から見たり、料理の時に視界にどれだけ入ってくるかを確認したりすることが大事です。同じ色でも、マットなものと光沢なものでどれだけ雰囲気が変わるか、目の疲れに影響しないかを比較してみましょう。
2.キッチンの色選びで失敗しないためには?
後悔の原因となっていることを踏まえたうえで、実際に色選びをする際に、どんな点に注目すれば失敗を防げるのでしょうか?キッチンの色を選ぶ時の注意点をご紹介したいと思います。
■好きな色が部屋に合うとは限らない!
家事や料理が楽しくなるように、自分の好きな色をキッチンに使いたいと思うかもしれません。しかし、好きな色が部屋の雰囲気に合うとは限らないので注意が必要です。
特にLDKがワンルームになっている場合は、ダイニングテーブルやソファ、リビングテーブルなど、様々な家具がありますし、カーテンやラグなどの面積が広いものもあるので、色に統一感が無ければ物が溢れた、ごちゃごちゃした雰囲気になってしまいます。木目を選ぶ際は特に注意が必要です。家具やフローリングなど木目のものが多いと、同じ木調でも、木目の幅や色合いが違うことで統一感がなくなります。
まずは、好みのテイストと好きな色がマッチするかを確認しましょう。そして、ソファやカーテンなどキッチン以外に色が入る可能性があるものがどれだけあって、どこにレイアウトするかを確認します。好きな色が原色や明るい色の場合、ポップテイストにしたいのであれば問題ありませんが、キッチンや全てのものに取り入れてしまうと派手な雰囲気になるので、アクセントカラーとしてどこか一か所に使うようにしましょう。キッチンをアクセントカラーとして使わないのであれば、シンプルで落ちついた色や家具と同じ色を選ぶことで、部屋全体に統一感が生まれます。キッチンをアクセントとして使いたいのか、家具のように溶け込ませたいのか、キッチンの立ち位置を決めるのも色選びのコツです。
■部屋をどう見せたいかを考える!
キッチンの幅は一般的に2~3m前後あるので、部屋の雰囲気に大きな影響を与えます。逆を言えばキッチンの色次第で、好みの雰囲気にすることが出来るとも言えます。コーディネートしたいインテリアテイストを決めることによって色の選択肢を絞ることが出来ます。
また、色を具体的に決める前に、キッチンやLDKなど、その部屋をどう見せたいか、どんな問題を解決したいかを決めておくと色の方向性が見えやすくなります。例えば、温かさを感じる部屋にしたいのであれば、暖色系や木目調にしたり、陽当たりが悪いため、明るく開放的にしたいのであれば、パステルカラーを選んだりすることで視覚による効果が得られます。
そして、色の系統が決まったのであれば、そこからさらに絞り込むためには、ショールームで実物の色を確認するようにしましょう。その際には、扉だけを見て色を決めるよりも、キッチンを設置する部屋の床の色や壁の色に近いところに扉を持って行って確認することがおススメです。横や上下に並ぶ色によって色が濃く見えたり、反射して見えたり、見え方が変わるので、より現実に近い組み合わせや照明の明るさを再現することで、失敗を防げます。
3. まとめ
キッチンリフォーム後に色選びを失敗したと後悔している方は意外と多いようです。色によって汚れが目立ってしまったり、色の刺激や反射によって目が疲れてしまったりします。部屋の雰囲気にも大きく左右します。キッチンの色を決める際には、キッチン単体ではなく、部屋全体を見て、どれだけ色が使われるものがあるかを確認すること、キッチンをアクセントにしたいのか溶け込ませたいのか立ち位置を決めること、部屋をどう見せたいかを決めておくことが大切です。
失敗どころか、この色を選んで良かったと、年々愛着が湧くようなキッチンになるように、色に意識してキッチンを選びましょう。