マンションの梁がある場所にキッチンは設置できる?梁対応できる部材や納める方法!名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説します

皆さん、こんにちは!
名古屋のリフォーム専門店エフォールです!

マンションの天井に段差が見られる場合、それは「梁(はり)」と考えられます。
梁は建築物の構造を支える上で、柱と同様に重要な部材です。
リフォームやリノベーションにおいて、梁を加工することはできません。
梁がある場所にキッチンを設置することはできますが、キッチンの部材を工夫して梁を逃がす・回避する必要があります。

この記事では梁対応できる部材や納め方の方法についてご紹介します。
これからリフォームやリノベーションをお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

まずは確認!マンションリフォーム・リノベーションの3つの注意点

マンションの梁がある場所にキッチンは設置できる?梁対応できる部材や納める方法を名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介 (4)

キッチンの梁について考える前に、マンションの場合はそもそもリフォームやリノベーションができるかどうか、よく確認する必要があります。

リフォームやリノベーションを計画する前に、まず確認すべきチェックポイントを紹介します。

①マンションの管理規約を確認する

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マンション内で工事をする場合は管理規約を必ず確認しましょう。
マンションはリフォーム・リノベーションに関するルールが管理規約によって定められています。
また、指定業者以外の立ち入りが禁止されていることもあるので、しっかりと確認しましょう。
業者に相談する前に事前にマンションの管理会社や所有者に問合せておくと安心です。

②キッチン全体の移動やシンクの移動が可能か確認する

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戸建て住宅と違い、マンションのキッチンは移動が難しい場合があります。
一番多い理由は、排水管の位置が決まっているからです。

配管の位置や造りによってはキッチンの移動が簡単かどうかが状況によって異なります。

床下に多少余裕があるかどうかによって違いがあり、それによってどこまで移動可能かが決まります。

床下に隙間がない場合は排水管を動かすことが難しく、キッチンの位置を変更することができないことも。
例え可能であっても技術的に手間がかかり、費用が高くなる可能性もあります。

基本的に1980年代より前のマンションは構造的にキッチンの移動が難しく、2000年代以降のマンションは床下にスペースが確保されているケースが多いです。

③ガス、電気周りの工事が可能か確認する

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IHクッキングヒーターの変更やレンジフードの移動をお考えの際はガス・電気周りの工事が可能かどうか確認が必要です。

IHクッキングヒーターは200Vの電圧が必要なケースが多く、足りない場合は電気容量を上げなければなりません。ただ、上げられるかどうかは管理組合への確認が必要です。
築年数の古いマンションだと建物全体の電気供給に限界があり、施工できない場合があります。

また、レンジフードのリフォームでは排気ダクトを繋ぎ直す必要があります。
マンションの構造によっては希望する位置までダクトが繋げず、リフォームを断念したり別のプランに変更せざるを得ないこともあるでしょう。

マンションのリフォームにおける梁の問題

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梁はマンション特有の壁や天井の出っ張った部分で、全体のデザインによってはオシャレに見える場合もあります。
構造躯体上で必要なものやパイプスペースとしてダクトなどが通っています。
しかし、リフォームやリノベーションにおいては梁があることで希望通りのレイアウトが難しかったり、キレイに納まらず不自然な見た目になることも。

キッチンリフォームに限って言うと「梁があることでレンジフードの位置が変更できない」「梁があるせいで吊戸棚が天井まで付かない」という場合があります。
スペースが限られたマンションのリノベーションだと、壁を取り払ってLDKを広々としたスペースへのご希望をいただくこともありますので、キッチンの見た目は非常に重要です。

キッチンの背面に梁がある場合の対応方法

キッチンの背面に梁がある場合

キッチンの設置場所に並行して梁がある場合は「背梁」または「後梁」があるという言い方をします。
壁付け型キッチンを設置する場合は背梁との干渉が出やすいと言えるでしょう。
キッチンの背面に梁があるということは、レンジフードと吊戸棚の取り付けに影響が出るということです。
設置したい場所に梁が出っ張っていて、通常の取り付け方ができません。
この場合の2つの解決方法をご紹介します。

梁の奥行きと同じ寸法で壁をふかす

梁と壁の段差をフラットにするには、梁と同じ奥行きで壁の一部を造作します。
これを建築用語で「壁をふかす」「梁下をふかす」と言います。
壁をふかすことによって、吊戸棚は何も加工せずそのまま取り付けができ、レンジフードも梁対応品を使う必要はありません。

ただし、注意点もあります。
梁の手前に吊戸棚やレンジフードを取り付けるので、梁の寸法だけ手前に出っ張ることになります。
梁の奥行きが小さければ違和感は少ないですが、梁の奥行きが大きくなるほど圧迫感や使いづらさを感じることに。
特に身長の高い方はレンジフードに頭をぶつける可能性や、調理しづらくなるなど、デメリットが多くなります。

梁の出幅が大きい場合はレンジフードの排気経路に支障が出る場合も。
排気経路を優先してプランを考え直す必要があるかもしれません。

梁対応の部材を使う

システムキッチンのメーカーでは、梁に対応できるリフォーム用加工部材を用意しています。
梁の大きさが小さい場合は、背梁・後梁対応ができる吊戸棚を使うと良いでしょう。
正面から見ると一般的な吊戸棚ですが、内部収納は2/3程度の高さです。
上部に梁が納まるような空間になっていたり、現場で梁に合わせて背板を加工できるようになっていたりします。
側板は梁の大きさに合わせて現場でカット。横から見てもきれいに納めることができます。

吊戸棚を梁対応品で納める場合は、レンジフードも梁対応品を選びましょう。
梁対応のレンジフードならダクト排気の接続位置が手前に設計されているので、壁をふかさなくてもスッキリ納められます。

キッチンの横に梁がある場合の対応方法

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キッチンの設置場所に対して、垂直方向に梁がある場合は「横梁」があるという言い方をします。
キッチンの一部に梁がかかっているだけなので、背梁と比べると横梁の場合は加工部材も少なく、対応しやすいでしょう。

吊戸棚側に横梁がある場合

吊戸棚の一部に梁がかかる場合は、その範囲だけ高さの低い吊戸棚を特注で作ります。
吊戸棚は梁下ピッタリに納まるサイズではなく、やや低めの高さで製作し、梁下と吊戸棚の間にできるすき間は、扉と同色の化粧板でふさぎます。

吊戸棚の下端を基準に揃えることで、梁の面が平らでない「不陸」があった場合にも、梁の周囲は化粧板でふさげば、きれいに納まるという考え方です。

レンジフード側に横梁がある場合

レンジフードの場合はダクトが梁に干渉しないようにしなくてはなりません。
そのため、ダクト排気の接続位置は必ず梁と反対側になる製品を選びます。
マンション向けのレンジフードであれば、ダクト接続位置の右と左は選べるようになっているので、梁と反対側を選ぶようにしましょう。

また、もうひとつ梁と干渉するのがレンジフードのパネル(幕板)です。
こちらは基本的には現場で梁のサイズに合わせてカットします。

リノベーションでキッチンを移動する場合は勾配に注意

マンションの梁がある場所にキッチンは設置できる?梁対応できる部材や納める方法を名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介

間仕切りを取り払い、スケルトンにしてから間取りをプランニングするリノベーションでは、キッチンの位置を大きく動かしたいことがあります。

その際には、排水の勾配をしっかり確保するとともに、ダクトの経路も初めの段階で問題がないか確認しておきましょう。
ダクトの経路が梁をまたがなければ、おおむね問題はありませんが、梁をまたぐ場合はダクト内に油がたまったり、天井が予想以上に低くなってしまったり、思いがけないことが発生する可能性があります。

リフォーム・リノベーションは経験豊富な業者に依頼しましょう

マンションリフォーム、リノベーションにおいて厄介ものになりがちな「梁」。
しかし、梁そのものを塗装して、デザインの一部として空間に取り入れる手法もあります。
大きな梁が室内にある場合は、まず「梁をどう生かすか」から考えてみても良いかもしれません。

排水、排気がからむキッチンにおいては、梁は難所となることも多いですが、プラン初期の段階で問題がないかチェックし、リフォームやリノベーションがスムーズに進むようにしたいですね。

工事をスムーズかつ希望通りに進めるためには、業者選びが何より大切です。
経験豊富な業者に相談することにより、これまで行ったケースをもとに最適なプランを提案してくれるでしょう。
業者選びを失敗してしまえば、思っていた仕上がりと違ったり、工事をしたことを後悔することにもなりかねません。
梁があるキッチンのリフォームは決して簡単なことではないので、業者選びは特に慎重に行うことをおすすめします。

リフォーム・リノベーションのことならエフォールへご相談を!

お住まいのリフォーム・リノベーションは状況によって非常に難易度の高いケースも少なくありません。
相談する業者によっては断られる場合もありますし、手抜き工事や満足できない仕上がりになることもあるでしょう。
生活しやすい理想の住まいづくりを叶えるためには、工事内容を提案する業者の現場経験や知識が豊富かどうかにかかっています。

エフォールでは業歴20年、1,000件以上のリフォーム現場を見てきた当社代表の梅澤が最適なプランを提案します。
工事後の使い勝手はどうなのか、生活動線はスムーズか、メリットだけでなくどんなデメリットが考えられるかを細かく見極めます。

施工する職人は職歴10年以上のベテラン職人です。
高い技術力はもちろん、挨拶やマナーについても丁寧に、親切に対応いたしますのでご安心ください。

お見積りやご相談は無料です。お気軽にお問合せください(^^)/

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