受付9:00〜18:00 土日祝も対応中!
セクショナルキッチンとは?メリットやデメリット、システムキッチンとの違いを名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!
こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです!
セクショナルキッチンをご存知でしょうか?安価でコンパクト、団地やアパートでよく見られるキッチンのことをいいます。
セクショナルキッチンのメリットやデメリット、リフォームする場合にシステムキッチンとセクショナルキッチンのどちらを選ぶべきかを解説していきます。
セクショナルキッチンとは?
セクショナルキッチンを具体的に説明すると、流し台やコンロ台が単体でつくられており、それらを並べてユニットとして使用するキッチンのことです。ブロックキッチン、公団流し台と呼ばれることもあります。
セクショナルキッチンのメリット
部分的に交換できる
下台キャビネットを並べ、最後にカウンタートップをのせるシステムキッチンとは異なり、セクショナルキッチンはシンク付きの天板とキャビネットが一体型の形状になっています。この点がセクショナルキッチンとシステムキッチンの大きな違いです。
コンロ台も同様のつくりで、コンロをのせる天板部分とキャビネットが一体型になっています。
そのため、流し台だけを交換することが容易に可能です。システムキッチンにはないメリットといえるでしょう。
価格が安い
セクショナルキッチンは、価格を抑えてリフォームしたい場合におすすめのキッチンです。
システムキッチンのリフォーム費用が100~200万円かかるのに比べ、セクショナルキッチンは数十万円でリフォームすることができます。
扉カラーも以前はアイボリー系か木目系ばかりでしたが、イエローやブルーを取り入れたシリーズも。汚れを落としやすいホーロー扉、内部がステンレス貼りで掃除がしやすいキャビネットの製品も出ています。
セクショナルキッチンのデメリット
ビルトイン機器を搭載できない
セクショナルキッチンは単体キャビネットを並べているだけなので、ビルトイン機器を搭載することができません。一部でガスコンロをビルトインできるタイプもありますが、基本的に加熱機器は据え置き型のみとなります。
また、流し台・調理台・コンロ台と並べて設置するだけなので、どうしても天板と天板の間にすき間ができてしまいます。調味料やゴミがすき間に入りやすいので、気になるポイントといえるでしょう。
間口や高さのバリエーションが少ない
セクショナルキッチンはキッチン間口や高さの自由度が低く、細かい間口調整はできません。
キッチン高さは80cmが基本の高さで調整部材を用いて5cm高くすることができます。80cmか85cmしか選べないので、身長が高い方には不向きでしょう。
セクショナルキッチンをリフォームするなら?
セクショナルキッチンをリフォームする場合、セクショナルキッチンに交換するケースとシステムキッチンにリフォームするケースが考えられます。どちらを選べば良いのか、要望別に考えていきましょう。
セクショナルキッチンにリフォームした方が良いケース
キッチンに特にこだわりがない
「料理ができればいい」と必要最低限の機能を求める場合は、セクショナルキッチンを選ぶと良いでしょう。
あまり料理をしない方にとって、キッチンに費用をかけるのはもったいないと感じるもの。リビングや浴室などのリフォームに予算を回すというのもひとつの考え方です。
システムキッチンにリフォームした方が良いケース
ビルトイン機器を搭載したい
ガスコンロ、IHヒーター、オーブン、食洗機……システムキッチンには様々な設備機器をビルトインで設置することができます。
カウンタートップで全てを覆ってしまうので、すき間ができないというのも大きなメリットです。
機能的なキッチンを求める方はシステムキッチンを選ぶと良いでしょう。
3口コンロが欲しい
料理を同時進行する場合は1口より2口、2口より3口とコンロの数が多い方が便利です。システムキッチンの場合はガスコンロもIHヒーターも3口を設置することができます。
セクショナルキッチンでも一部、3口ガスコンロを搭載できる製品がありますが、基本的には据え置きガスコンロも据え置きIHヒーターも2口です。どうしても3口コンロが欲しい場合はシステムキッチンを選んだ方が無難でしょう。
引き出し収納が欲しい
セクショナルキッチンは開き扉収納がほとんどです。部分的に引き出しが付いているキャビネットもありますが、間口いっぱい引き出しになっている収納はありません。
屈んで物を出し入れするのが辛い場合はシステムキッチンの方がおすすめです。
カウンターの材質や扉の色を選びたい
セクショナルキッチンのカウンターはステンレスしかありません。システムキッチンは人造大理石やカラーシンク、鏡面のキッチン扉など、バリエーションが豊富にラインナップされています。
キッチンをインテリアとして楽しみたい方は、システムキッチンの方が高い満足度を得られるでしょう。
まとめ
価格を考えるとセクショナルキッチンに傾きがちですが、システムキッチンはデザイン以外にも、使い勝手や清掃性など大きなメリットがあります。
セクショナルキッチンが求める機能を満たしているかよく検討した上で選ぶようにしましょう。