システムキッチンの収納｜開き扉とスライドのメリット・デメリットは？選び方を名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説！

皆さん、こんにちは！名古屋のリフォーム専門店エフォールです！

システムキッチンを選ぶ時に注目したいキッチン収納。その収納には大きく2種類、開き扉とスライド収納タイプがあります。

開き扉はスライド収納よりもコストを抑えられるメリットがあり、スライド収納はキッチン用品の管理がしやすいメリットがあります。

また、スライド収納の方がデザインがスッキリしているものが多い傾向です。

見た目はもちろん、その他にも開き扉とスライド収納にどんな特徴があるか気になりますよね。そこで今回は、システムキッチンの開き扉・スライド収納のメリットデメリットをご紹介します。

これからシステムキッチンのリフォームを検討されている方はぜひご参考ください。

開き扉を選ぶメリットとデメリットは？

開き扉のシステムキッチンはスライド式よりも費用が抑えられるため、スライド式が主流となった近年も人気があります。

ただし、スライド式と比べるとデッドスペースができやすいので、仕切りや市販の収納グッズを活用してさらに使い勝手をアップすることができます。

メリット

開き扉のキッチン収納は扉に収納物の重さがかからないため、お子さまやご年配の方でも簡単にご利用いただけます。

また、内部の構造がシンプルでお手入れしやすいところも開き扉のメリット。収納している調味料やキッチン用品を全て出せば、全体的にお掃除できます。

さらにシンプルな構造は修理のしやすさにも影響します。扉の建付けなどは修理で改善されることもあるため、長くお使いいただけることも開き扉収納の特徴です。

デメリット

開き扉で懸念されやすいデメリットは奥の物を取り出しにくいことです。奥の物でなくても、物の出し入れは屈む必要があり、場合によってはツライ体勢になるかもしれません。

また、システムキッチンの隣に別の棚などを設置する場合、開き扉が干渉して扉が開けづらくなってしまう場合があります。

システムキッチンの収納が開き扉のものを選ぶ際は、周囲の環境や使い勝手にご注意ください。

スライド収納を選ぶメリットとデメリットは？

たっぷり収納できるスライド収納のシステムキッチンは、収納量や使い勝手からシステムキッチンの主流となりました。

しかし、キャビネットが重くなるため、開閉が難しくなる可能性や設置場所には奥行きが必要などのデメリットもあります。

開き扉を比較し、ご自宅にはどちらのタイプが最適かをぜひご確認ください。

メリット

手前に引き出すスライド式収納1番のメリットは、収納スペースの奥まで見やすいこと。調味料など収納しているものを取り出しやすく、全体が見やすいため在庫管理もしやすいです。

また、一面にキッチン用品を収納できるため、デッドスペースが少なく効率的に収納できます。無駄なくシステムキッチンに収納したい方はスライド式の収納がおすすめです。

デメリット

たっぷり収納できるスライド式収納は、その分収納部の開閉が重くなります。手前に引いた時、収納している物全体の重さが乗るので、お子さまやご高齢の方は開閉が難しくなることも。

また、仕切りを使用しないと開閉の度に中の収納物が片寄ってしまうことがあります。ラックや仕切りをうまく使い、収納物が動かないよう工夫すると良いでしょう。

さらに手前に引くスライド式収納は、キッチンに奥行きが必要になります。奥行きがない場所では収納の開閉が難しくなるため、スペースが確保できる場所に取り付けることが大切です。

スライド式収納で見落としがちなデメリットとして、掃除が挙げられます。キャビネットひとつひとつお手入れが必要なので、定期的に中のものを整理するといいかもしれませんね。

開き扉とスライド収納の価格は？人気システムキッチンの比較

開き扉｜人気システムキッチン3選

メーカー	商品	価格（定価）
LIXIL	シエラS（開き扉 / I型 / 間口255cm）	65万円～
クリナップ	ラクエラ（開き扉 / I型/ 間口255cm）	約63万円～
TOCLAS（トクラス）	Bb（開き扉 / I型 / 間口255cm）	約86万円～

スライド収納｜人気システムキッチン3選

メーカー	商品	価格（定価）
LIXIL	シエラS（基本プラン / 間口255cm）	78.9万円～
クリナップ	ラクエラ（スライド収納 / I型/ 間口255cm）	約86万円～
LIXIL	ステディア（基本プラン / I型 / 間口255cm）	約106万円～

開き扉とスライド収納の価格比較

全体的に開き扉の方がコストを抑えられる傾向にあります。ただし、どのシステムキッチンを選ぶかによって費用は異なりますし、いざ使ってみて使い勝手に不満が出るようではリフォームの甲斐がありません。

可能であれば、使い勝手と併せて納得されたシステムキッチンをお選びいただければと思います。

開き扉やスライド収納のシステムキッチンに食洗機を設置したい場合

せっかくリフォームするなら食洗機を取り付けたいと思っている方もいらっしゃると思います。食洗機は日頃の洗い物をサポートしてくれる便利なアイテムですよね。

しかし、食洗機はビルトイン型と据え置き型があり、システムキッチンに埋め込まれているものもあれば、キッチンの空きスペースに置いて使うものがあります。

開き扉・スライド収納ともに食洗機を設置することはできますが、ご自宅の場合どの選択が最適かをぜひご確認ください。

食洗機ビルトイン型のシステムキッチンに交換する

近年は食洗機も主流になり、開き扉・スライド収納ともに初めから食洗機が備え付けられているビルトイン型システムキッチンがあります。

システムキッチンそのものを交換される場合はそういったものをお選びいただくことで手間やコストを省くことができます。

また、食洗機の標準サイズは間口が45cmや60cmです。食洗機があることでその分の収納スペースは省略されるため、収納が減っても食洗機がほしいかを今一度ご検討のうえお選びください。

後から食洗機を取り付ける

開き扉・スライド収納ともに後から食洗機を取り付けることもできます。しかし、食洗機を設置することで元あった収納スペースは少なくなります。

また、排水や電気、キャビネットの調整が必要になるため、リフォームの段階で食洗機の設置が決まっていれば初めからビルトイン型のキッチンに交換する方がいいかもしれません。

さらに、各メーカーから据え置きの食洗機も販売されています。工事費を抑えながら生活に食洗機を取り入れたい方は据え置きの食洗機をご検討いただくのもひとつの手段です。

吊戸棚や食器棚を使用する

開き扉・スライド収納ともにオープンキッチンを選択された場合は収納スペースが足りなくなってしまうことがあります。

キッチン収納を増やしたい場合は吊戸棚や食器棚を追加して収納場所を追加されるのも良いでしょう。

特に吊戸棚はシステムキッチンのリフォームと併せて追加することで、色味や質感を合わせることもできます。見た目の統一感を保ちつつ、さらに使い勝手のいいキッチンを目指す方はぜひご検討ください。

まとめ

システムキッチンのリフォームは、使い勝手やコストが重要なキーとなります。また、生活スタイルにより使いやすいアイテムは変わりますし、安全面にも配慮が必要です。

たとえば小さなお子さまやご高齢の方と住まわれている場合は開き扉のシステムキッチンの方が便利なこともありますし、収納量重視であればスライド収納のシステムキッチンの方がいいかもしれません。

また、基本的にはスライド収納より開き扉の方がコストを抑えらえるため、キッチンリフォームのご予算に合わせてどのキッチンにするかをお選びいただくのもひとつです。

システムキッチンに食洗機を取り付けたい場合は食洗機ビルトイン型システムキッチンをご利用いただくのも良いと思います。

ただし、スライド収納のシステムキッチンを設置される場合は一定の奥行きが必要です。ご自宅にスライド式を設置できるかわからない場合や、キッチンのサイズがわからない場合はお気軽にエフォールにご相談ください。

お客様にぴったりなシステムキッチン選びからサポートさせていただきます♪

　

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