ガスコンロとIHヒーターどちらにするか迷ったら？両方使えるハイブリット式コンロを名古屋のリフォーム専門店が解説します。

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

キッチンリフォームの際に悩みやすいのが加熱機器の熱源です。お手入れ簡単なIHヒーターに惹かれるけれど、高火力が魅力のガスコンロも捨てがたい……。

そんな方におすすめしたいのが、どちらも使えるハイブリット式の加熱機器です。それぞれの熱源のメリットを享受できるハイブリット式の魅力をご紹介します。

ガスコンロとIHヒーターのメリットを改めて確認

ガスコンロのメリットといえば火力の強さや、鍋・フライパンの材質を問わず使えることが挙げられます。中華鍋をあおりながら料理をしたい方は、ガスコンロでないと物足りなさを感じるかもしれません。

一方、IHヒーターのメリットは掃除がしやすく、お子さんや高齢者のいるご家庭でも安全に使えることが挙げられます。ただし、掃除がしやすい一方で天板は汚れがつきやすい点に注意が必要です。

ハイブリット式コンロの種類

ハイブリット式のコンロには、一枚の天板にガスコンロとIHヒーターが搭載されたタイプと、パネル式のガスコンロとIHヒーターを好みで組み合わせて使うタイプがあります。

クリナップのハイブリッド式コンロ「デュアルシェフ」

クリナップの「デュアルシェフ」は、トッププレートに1口のガスコンロと2口のIHヒーターが搭載されたコンロです。

ガスコンロは4.2kWの高火力、IHヒーターは0.1kWのトロ火が可能。熱源を使い分けながら、チャーハンのような火力が必要な調理から煮込みまで対応することができます。

通常の3口コンロは手前に2口、中央奥に3口目がありますが、デュアルシェフはレイアウトが特徴的。天板を2つのエリアに分け、片側がガスコンロ、もう片側がIHヒーター2口という配置です。

ガス口をやや奥に配置することで、フライパンの取手がコンロから出にくいレイアウトに。取手に引っ掛けてしまう事故を防ぐ、3口同時に使っても鍋やフライパンが干渉しにくいというメリットがあります。

右がガスコンロのタイプと左がガスコンロのタイプがあり、キッチンレイアウトによって選ぶことができます。

デュアルシェフはグリルレスのため、キッチン正面から見たときにもフラットで美しく、グリルがない分、収納を一段多くつくれるのも嬉しいポイントです。

グリルはありませんが、付属のシェフズプレートを使うと、縦2口のIHヒーターを同時に使って効率よく調理できます。

サンマは4尾丸ごと、餃子は一度に約50個焼くことも可能。2つのIHヒーターを自動でコントロールし、均一に加熱することができます。

組み合わせ式のハイブリッド式コンロ

1口ガスコンロ、2口ガスコンロ、IHヒーターがそれぞれ独立したパネルに搭載され、これらを自由に選んで組み合わせできるのが、組み合わせ式のハイブリッド式コンロです。

メーカーによって色の種類、デザイン、火力などの特長があるので、希望に合わせて選びましょう。

また、あえて2つのパネルをガスコンロにし、将来的にIHヒーターが欲しくなったとき、1つのパネルだけをIHヒーターに交換するといったことも可能です。

将来的にIHヒーターを導入したい場合はコンセントを設置しておきましょう。

リンナイ

リンナイの「ドミノ式コンロ」は、スッキリとした美しさのあるステンレス製と、ステンレス鋳物ゴトクを採用した重厚な印象のブラック色から選べます。

パネルの種類は1口ガスコンロ、2口ガスコンロ、2口IHヒーターの3種類。パネルは2列だけでなく、3列の配置も可能です。レイアウトのバリエーションが豊富なシリーズとなっています。

AEG

AEGの「ガスクッキングヒーター」も、1口ガスコンロ、2口ガスコンロ、2口IHヒーターの3種類を組み合わせできるシリーズです。

色はブラックで、4mmの薄型耐熱セラミックガラストップを採用。拭き取るだけで簡単にお手入れができ、スタイリッシュな見た目が魅力です。

ガゲナウ

ガゲナウの「バリオシリーズ」は、4口IHヒーターやハイカロリーバーナー、バーベキューグリル、テッパン焼きなど多様なコンロを組み合わせて使えることが大きな特徴となっています。

ハイカロリーバーナーは6.0kWの高火力。火力が必要な中華料理も申し分なく作ることができます。

IHヒーターにはフリーゾーン機能を搭載。手前と奥のIHヒーターを連動させ、1つの熱源として使用できます。

ガゲナウのバリオシリーズは、コンロを複数つなげる場合に連結具であるジョイントモールを設置する必要があり、スタイリッシュ・フラットといった見た目にこだわる方は注意が必要です。

まとめ

ガスコンロとIHヒーターのどちらを選ぶか迷った場合は、両方の機能を持ったハイブリット式コンロという選択肢もあることを思い出してください。

組み合わせ式のハイブリット式コンロは故障した場合でも、そのコンロだけを交換できるので合理的ともいえるでしょう。