ふかし壁って何?ふかし壁を使ってオシャレな家にリノベしよう!@名古屋のリフォーム専門店エフォール

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

オシャレな家にリフォームやリノベーションするためには、フローリングやクロスといった内装材を上手くコーディネートしたり、照明やアクセサリーなど物を使ったり、様々な方法があります。他にも、壁そのものを活用するという方法、『ふかし壁』を作ることによって、部屋の雰囲気を大きく変えることが出来ます。壁を使った方法なので、間取りを考えたり、内装材を考えたりする前に、しっかりとプランニングしなければいけないものですが、上手く活用することで唯一無二なオシャレな家になります。

オシャレな家にリノベーションするうえで効果的なふかし壁とは何か、ふかし壁を設ける際の注意点を含め、ご説明したいと思います。

目次

1.ふかし壁は家の中に意外とある!?

そもそも、ふかし壁とはどのような壁を指すのでしょうか?リフォームやリノベーションとどのように関係するか、またふかし壁を作る時の注意点をご紹介したいと思います。

■ふかし壁(付加し壁)とは?

ふかし壁とは、漢字で『付加し壁』と書くことからも分かるように、通常の壁より厚みを加えたり、壁内の空間を広くとって仕上げのラインよりも前に出したりする壁のことを言います。

壁内部の空間を広げたり、構造上の壁よりも前に壁を作ったりすることで、本来露出していた配管や配線を隠したり、梁や柱の面に合わせて壁を設けて梁や柱の存在を目立たなくしたりすることが出来て、部屋の凹凸を無くしスッキリ見せることが出来ます。

キッチンやトイレ、洗面化粧台などの水回りに関係する配管を隠すために付加し壁が使われていることも多く、柱だと思っている場所が実は空洞の壁で、ふかし壁を利用したPS(パイプスペース)やDS(ダクトスペース)という家は少なくありません。

リフォームやリノベーションではあえて、ふかし壁によって隠していた配管やダクトを露出させて、インダストリアルテイストに仕上げる場合もありますし、反対に築年数が古く露出配管になっているマンションの部屋を、ふかし壁を使って隠し、スッキリと見せるというケースもあります。

■ふかし壁を作る時の注意点

本来の構造上の壁よりも室内側に壁が出来るので、壁の厚みと壁内部の空間分、部屋は狭くなってしまいます。また、天井までのふかし壁によって圧迫感が出る場合もあります。そのため、部屋をスッキリとさせることが目的でふかし壁を作ったはずなのに、部屋が狭く圧迫感のある空間になってしまうことがあるので注意が必要です。

壁面に凹凸がない方がスッキリ広く見えるのか、凹凸があっても面積が広い方が広く感じるのか、比較して考えてみましょう。壁面全面にふかし壁を作らなくとも、パイプや配線が通る一部分だけだったり、ふかし壁の高さを天井までない腰壁にしたりすることで、圧迫感を防げる場合もあります。また、梁を隠す場合にはふかし壁ではなく、梁と同じ奥行きで収納棚を設けたり、家具を配置したりすることや、天井を下がり天井にする方が部屋を広く使える場合もあります。ふかし壁で隠すことを最重要視せずに、他にどんな方法があるかを考えて比較することも大切です。

仕上げ材と違って、壁は間取りにも影響しますし、簡単に撤去出来るものでもないので、プランの際によく考えて計画しましょう。

2.ふかし壁でオシャレな空間を作る方法

パイプスペースやダクトスペース、配線を隠すなどの現在の家にあるふかし壁は、家の中をスッキリと見せたり片付いた空間にしたりする役目は果たしているかもしれませんが、ふかし壁によってオシャレな空間にプラスされているわけではないかもしれません。ここからは、ふかし壁をあえて作ることによってオシャレな空間を作り出す方法をご紹介したいと思います。

■ふかし壁がオシャレアイテムに!

ふかし壁そのものはオシャレな物というわけではありませんが、使い方次第でオシャレな空間にすることが出来ます。例えば、ふかし壁を作るのは、壁の中にパイプや配線など何かを隠すためではなく、あえて壁を作って、ふかし壁部分だけをクロスを張り分けたり、タイルを張ったりしてアクセントウォールにすることで、オシャレな壁を作り出すことが出来ます。

特に人気なのが、壁掛けテレビの周辺にふかし壁を作ることです。配線を隠す目的も含め、テレビ背面を付加し壁にして、袖や下部、もしくは上部に間接照明を入れることで、オシャレなテレビディスプレースペースを兼ねたアクセントウォールにすることが出来ます。反対に、テレビを設置する壁の両脇にふかし壁を作れば、テレビの設置面に奥行きが出来てアクセントになります。さらに、壁面の凹凸を利用して、ふかし壁部分のみ、もしくはテレビの設置面のみにタイルを張ったり、アクセントクロスを張ったりすることで、モダンでオシャレな雰囲気になります。ふかし壁によって凹凸が出来るデザインになりますが、くぼみ部分にテレビを設置することになるので、テレビが壁面より前に出っ張ることなくスッキリとします。

■ふかし壁があればニッチを作って飾り棚に!

見せる収納や飾り棚を設けるために、ふかし壁を作ることも出来ます。壁厚を利用して、壁にくぼみをつくり棚やカウンターを設けて小物や収納棚にするニッチを付けたいと思っても、構造壁の内部に柱や筋交いがあったり、壁厚が狭くて飾りたいものが入るほどの奥行きが取れなかったりすることがあります。しかし、ふかし壁であればニッチを作りたい場所に、好きな奥行きで作ることが可能になります。

ふかし壁とニッチを組み合わせて飾り棚を設ける場合は、何をどのように飾りたいか、具体的に考えておくことで、使いやすい厚さの壁にすることが可能です。厚みのある壁にすると圧迫感は出てしまいますが、収納スペースをしっかりとれるというメリットもあるので、見栄えやスペースとのバランスを考えてふかし壁を作るようにしましょう。

3. まとめ

通常の壁より厚みを加えたり、壁内の空間を広くとって仕上げのラインよりも前に出したりする壁を作る『ふかし壁』は、一般的に配線や配管、梁や柱を隠すために用いられています。しかし、設置する場所や、壁の厚さ、仕上げ材の種類を考えて使うことで、オシャレな家にリノベーションするうえで効果的です。何かを隠すためだけではなく、アクセントウォールとして使ったり、間接照明を設置したり、厚みを活用したニッチにしたりして、壁を活用したオシャレな空間になります。

壁そのものを活用して、オシャレな家にリノベーションしてみましょう!

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