中和室とは?中和室の使い方やリフォーム方法を名古屋のリフォーム専門店エフォールがご紹介

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

よくあるマンションの間取りで、窓のない和室がリビングに隣接していることがあります。小さなお子さんがいると大変重宝する和室ですが、窓がないと通風や換気ができないので部屋としては使いにくいことも。リフォーム・リノベーションで洋室に変えたいと思う方もいるのではないでしょうか。

マンションの中和室の使い方やリフォームについて解説します。

目次

中和室とは

窓のない和室「中和室」は、中廊下型のマンションによく見られる間取りです。中廊下型マンションは共用廊下を中心に配置し、その両側に住戸を配置します。共用廊下が屋内なので、雨でも濡れないことがメリットですが、住戸内の採光や通風を取りにくい部屋が出てきてしまうことがデメリットです。

この採光や通風を取りにくい部屋というのが「中和室」に該当します。

中和室はよく見ると、完全な個室として仕切ることはできない仕様になっています。襖や障子など、随時開放可能な建具でなければならないと建築基準法で決められているからです。

中和室は隣接するリビングから採光と通風を取れることを条件に「二室採光」という特例が認められています。窓のない中和室が居室としてカウントできるのは、この特例があるからです。

尚、建具が開き戸のような密閉可能な建具の場合はこの特例は適用されません。居室ではなく、サービスルームや納戸という扱いになります。

中和室のメリット

中和室の一番のメリットは、畳なので寝転がっても痛くないことです。

赤ちゃんや小さなお子さんのいるご家庭では、おむつ替えや転倒したときの衝撃の少なさなど、和室があって良かったと実感することも多いでしょう。

他にも昼寝の場所として、おもちゃを思い切り広げて遊ぶ場所として、中和室が子育て世代にとって重宝するスペースであることは間違いありません。

子どもが成長しても、親が勉強を見てあげられる低学年頃までは学習スペースとしても使えます。

しかし、ひとりで勉強に集中する時間が必要になったり、プライバシーを求める年齢になったりすると、中和室では対応しきれないこともあります。

中和室のデメリット

中和室は窓がなく、薄暗い空間になりがちです。採光・通風・エアコンいずれの条件においても、隣接するリビングから確保する必要があります。

建具を常時開放しなくてはならないので、中和室は子どもの個室としてはあまり適しません。中和室はプライバシーを確保するには難しい空間といえます。

中和室の使い方アイデア

家事室として使う

畳のお部屋は洗濯物を畳むのにとても便利です。正座をしても脚が痛くなりません。

もし、ファミリークローゼットがない間取りなら、ハンガーラックや引き出しを置いてファミリークローゼットのように使うのもよいでしょう。

洗濯物を畳むから仕舞うまでが一か所で済むので家事がスムーズになります。

パントリーとして使う

中和室は玄関からは遠くなりますが、キッチンには近い場合が多く、パントリーとして使うのもおすすめです。

マンションでは十分な広さのパントリーがないことも多いので、まとめ買いの多いご家庭では便利なスペースになるでしょう。

寝室として使う

子どもの個室としてはあまり適さない中和室ですが、窓がない分落ち着いて眠れるので、主寝室として使う方法もあります。

エアコンの設置が難しい場合も多いので、建具を開放し、リビングからエアコンの風を送れるよう工夫が必要です。

中和室をリフォームで使いやすくするには?

中和室はリフォームをすると、より使いやすい空間に変わります。

リビングと隣接しているので一体空間につくり変えることで、リビングを広くすることも可能です。L字型のリビングになるので使いにくい場合もありますが、リビングを自然にゾーニングできるので、アイデア次第では便利な空間になります。

リビングと一体空間にできれば、採光・通風・エアコンの問題がなくなるので、書斎やリモートワークをする場所としても使えるでしょう。

中和室をどうしても個室にしたい場合は、室内窓を取り入れる方法がおすすめです。開放できる室内窓なら、ある程度は採光や通風が取れます。

中和室を洋室にリフォームするには、畳や障子を変える必要があります。費用としては50~100万円程かかるでしょう。

和室と洋室では内装の部材や構造が異なるため、費用を抑えるのは難しい場合もあります。

少しでも費用を抑えるには、押入れは襖を外すだけにし、ロールスクリーンやカーテンにするなど、業者に相談しながらコストダウンできるポイントを探してみましょう。

まとめ

子どもが大きくなると使い方に困る場合もある中和室。しかし、アイデア次第で個性的・ユニークな使い方ができる空間でもあります。

リフォームを含め、中和室を便利に使える方法を検討してみましょう。

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