見た目が変わる?造作洗面台の壁排水と床排水の違いを名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

洗面台やトイレの排水の種類には、壁排水と床排水があります。マンションの場合は、どちらの排水もあり、リフォームやリノベーションの際には、その種類によって配管の位置が違うため設備機器の設置位置や、工事の方法なども変ります。そして、排水の方法によって見栄えも変るので、造作洗面台などデザイン性を求める方にとっては、重要な違いとも言えます。

しかし排水は、洗面台のサイズやボウルのデザインに関係なく必要な部分です。造作洗面台を考える際に、見た目のデザインを重視することを考えるのであれば、壁排水や床排の違いがどのように影響するかを知っておくことは重要です。給排水の種類と見た目、またそれぞれの見た目を踏まえたうえで、オシャレな造作洗面台にする方法をご紹介したいと思います。

目次

1.壁排水と床排水って何が違うの?

壁排水と床排水とは、そもそもどのような排水方法なのでしょうか?種類と見た目の違いや特徴をご紹介したいと思います。

■壁排水とは?

壁排水とは、名前の通り洗面台からの水を、壁にある配管に繋げて排水する方法です。洗面ボウルから20~30センチ程下まで配管がのび、そこから壁に入るように配管が繋がります。

壁排水は、ボウルからの配管が短く、床をスッキリ見せることが出来るうえに、床に接触している配管がないので、床掃除がしやすいというメリットがあります。トイレなどの狭い空間や、玄関ホールなどの手洗い器で床の掃除がしやすい方が便利な場所に壁排水は向いています。

見た目がスッキリするというメリットがある一方で、配管が詰まると、壁を壊してメンテナンスする必要があるという、メンテナンスのし辛さがデメリットです。しかし、点検口を設けたり壁を撤去しやすい造りにしたりメンテナンスを意識した構造にしておけば、壁排水でも問題はありません。

■床排水とは?

壁排水が壁に繋がるのに対し、床排水は床下に排水する方法です。洗面ボウルから、床まで排水管が繋がるデザインになるので、壁排水に比べ床部分のスッキリさに欠けます。しかも、床排水の配管は床まで一直線ではなく、ニオイや害虫が上がるのを防ぐトラップというクネクネした部分があるので、さらにゴチャついて見え、埃が溜まりやすいというデメリットがあります。

しかし、むき出しの配管はシンプルな工法で工事もメンテナンスも簡単に出来るというメリットがあります。

2.排水の種類に関係なくオシャレな造作洗面台に出来る!

排水の種類によって洗面台の見た目が変わることを考えるのであれば、造作洗面台をデザインするうえでも、見せ方が変わってきます。どのようにオシャレな洗面台を作ることが出来るか、ご紹介したいと思います。

■収納内に隠してスッキリデザイン

排水の種類に関係なく、配管部分を見せたくないという場合は、隠すようにカウンターや収納を設けることでスッキリさせることが出来ます。

例えば、壁排水のように配管の見える部分が短い場合は、洗面ボウルを乗せるカウンター部分を厚くしたり、下部に棚を設け配管が隠れるように収納ボックスを置いたりすることが出来ます。また、床までは配管がないので、あえて、洗面ボウルの手前下部分にタオルハンガーを設けて、ハンドタオルで壁までの配管が隠れるようにすることも出来ます。

床排水の場合は、床までの配管を隠す必要があるので、洗面ボウルの下を収納にして扉を設けることによって、自然にスッキリしたデザインの洗面台にすることが可能です。収納扉を設ける場合は、壁排水でも床排水でも、排水の種類に関係なく隠すことが可能です。壁排水の場合は、収納扉を設けたとしても、床から数センチ上げた状態にすることが出来るので、床までの収納よりもスッキリとした印象を与えることが出来ます。

■床排水を活かしたインダストリアルテイストな洗面台

床排水の場合は、配管が床までしっかりと見えてしまいます。この配管を隠すことも出来ますが、あえてこの無骨な配管を見せることで、オシャレなテイストに仕上げることも出来ます。

例えば、工業的な雰囲気がカッコいいインダストリアルテイストには、床排水の配管を見せる洗面台が似合います。大きなシンクで業務的な雰囲気のあるスロップシンクを、土間と組み合わせて設置することで、インダストリアルテイストな洗面空間に仕上げることが出来ます。壁排水の場合でも、配管を通すふかし壁の部分をタイル張りにしてインダストリアルテイストに仕上げるのもオシャレです。

また、配管を見せることを意識して、洗面ボウルや水栓金具の色とコーディネートすることもおススメです。一般的なシルバーの配管だけではなく、黒や白、ゴールドやメッキ加工が施されたものなど、色を合わせることで目立たなくしたり、モダンな雰囲気にしたり、高級感を出したりすることが可能です。

3. まとめ

洗面台の排水方法には、壁排水と床排水があり、排水管の見え方が変わります。そのため、排水の種類を知っていなければ、造作洗面台で思っていた雰囲気にならないことがあるので注意が必要です。壁排水は、排水管が短く壁に繋がるので床掃除がしやすく、床部分がスッキリ見えます。一方、床まで繋がる床排水はゴチャついた印象を与えますが、その工業的な雰囲気がインダストリアルテイストを作るうえではピッタリです。また、色や素材を考えて、見せる配管を意識することもオシャレな洗面台を作ることに繋がります。

排水の種類を確認することで、メリットを活かしたり、デメリットを隠したりしながら、イメージ通りの造作洗面台を作りましょう。

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