巾木って必要?目立たずオシャレに出来ないの?名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説します。

こんにちは、名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

部屋の壁下、床面に接する部分にある巾木は、リノベーションの際の、こだわりポイントとして取り上げられることが増えています。しかし、その一方でリフォームやリノベーションをするまで気にもならなかった、という方も少なくありません。

一見、目立たないように感じる巾木ですが、こだわる必要があるのでしょうか?リフォームやリノベーションの際には、巾木のどんな点を意識するとオシャレな家にすることが出来るのでしょうか?ご説明したいと思います。

目次

1.巾木って必要?無くすことは出来ないの?

そもそも巾木とは何で、どんな目的があるのでしょうか?また、どんな種類があって、家やインテリアにどんな影響があるのでしょうか?ご説明したいと思います。

■巾木って必要なの?

巾木(はばき)が付けられる目的は、壁と床の境目に出来る隙間を隠す役割があります。この隙間は、地震の時に揺れに対応させるため、あえて隙間を作っている場合もあり、隙間を無くすように工事すれば良いというわけではありません。また、床と壁はフローリングとクロスというように、基本的に異なる素材で仕上げるため、境目がはっきりしてしまいます。巾木はその境目を見切るような役割もあり、スッキリとした見た目になります。さらに、巾木が床に接する壁面にあることで、掃除機や足を壁にぶつけても、クロスなどの壁材が傷つくのを防ぐ役割も果たしています。床にワックスをかけた時に、クロスが染み込んでしまう、という問題を防ぐことも出来ます。

そのため、巾木を無くすことは出来ますが、目的を持って付けられているので、無くすことで隙間が目立ち、埃やゴミが入ってしまうことや、傷を防ぐ効果が無くなってしまうということを忘れないようにしておきましょう。

■巾木には種類があるの?

巾木にこだわる方が増えていることからも分かるように、巾木には下記のように種類があります。

・木巾木:高さ30~60㎜で厚さ10~15㎜の木製巾木。住宅で最も一般的に使われている

・ソフト巾木:塩化ビニール製で2・3mmの薄さで店舗や、住宅の水回りで使われている

・アルミ巾木:高さ12~25㎜程でモダンな印象を与えるアルミ製の巾木

・石やタイル:床材や壁材と同じ石やタイル素材で出来た巾木

さらに、デザインが施されたモールディングと呼ばれる、欧米スタイルの巾木もあります。あえてデザインのある巾木を目立たせて高級感のある空間にすることが出来ます。

リフォームやリノベーションで壁や床を工事する際には、巾木も一緒に交換します。巾木のサイズやデザインで部屋の雰囲気は大きく変わります。巾木が目立ってしまうということもあります。しかし、リフォーム会社や担当者の中には、床材のフローリングの色に合わせて、お客様に確認することなく選んでしまっている場合もあります。色や幅、デザインがあるので、こだわりたい方は特に、巾木を確認することを忘れないようにしましょう。

2.オシャレな家にするための巾木選びのポイント

目的があり設けられる巾木ですが、インテリアにも大きな影響を与えるので慎重に選ぶ必要があります。リフォームやリノベーションの際には、どんな点を意識して選べば、オシャレな家にすることが出来るのでしょうか?

■カラーコーディネートを意識する!

巾木を選ぶ際にポイントとなるのは、壁や床の色とカラーコーディネートすることです。巾木が目立つのが嫌な方であれば、床か壁の色に合わせるようにしましょう。床よりも壁と同じ色の方が、スッキリとした印象になります。

巾木単体ではなく、壁材や床材を選ぶ際に、巾木もセットで選ぶことで失敗を防げます。クロスやフローリングのサンプルを取って、間に巾木を置いて確認することで、イメージしやすくなります。また、メーカーのショールームで、実際に巾木を使っている空間を見せてもらうことで、どれだけ巾木が目立つか、統一感のある部屋になるかどうか、などを確認することが出来ます。

LDK内で、キッチン部分だけ床材を変えたり、空間によってテイストを変えたりする場合は注意が必要です。場所に合った巾木になっているかの確認をしておきましょう。

■スッキリ巾木は埃も溜まりにくい!

巾木の必要性は分かるものの、出来るだけ存在感を無くしたいという方や生活感のある部屋にしたくないという方に人気なのは、モダンで幅が狭いアルミ素材の巾木です。さらに、目立たないようにするという点では、ソフト巾木にすることも出来ますが、高級感に欠けるので、木巾木の中で薄型巾木を選ぶ方がおススメです。細く薄型の巾木は、見た目がスッキリとした印象を与えるだけではなく、埃が溜まりにくいというメリットもあります。

スッキリとさせるという点では、巾木の付け方でも変わります。壁の上から付ける出幅木の方法では、巾木の厚み分、室内側に出ますが、壁面と面を揃えて付ける、同面巾木という付け方であれば巾木が出っ張らないのでスッキリします。しかし、施工が難しく費用もかかるので、依頼する際には、可能かどうかの確認が必要です。

3. まとめ

床と壁の境目に設ける巾木は、部屋の雰囲気に影響を与えるため、こだわって選ぶ方が増えています。存在感があり、目立つことから無くしたいと思うかもしれませんが、床と壁の隙間を隠し、ゴミや埃が溜まるのを防いだり、壁材が傷つくのを防いだりする役割を果たしています。巾木の効果を期待するのであれば、無くすのではなく色や素材、サイズを考えてコーディネートすることを意識しましょう。

一見目立たないように思える巾木も、意識してコーディネートしてお気に入りの空間にリフォームしましょう。

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