キ ッチンのシンク下をオープンスペースにするメリットとデメリットは?名古屋のリフォーム専門店エフォールが解説!

こんにちは!名古屋のリフォーム専門店エフォールです。

キッチンのシンク下には排水トラップと排水管、給水給湯配管が納められています。そのため、どうしても収納量に制限があり、使いづらいと感じることも少なくありません。

また、シンク下は臭いが気になることもあり、収納としては積極的に使いにくいことも。今回はシンク下をオープンスペースにして便利に使う方法をご紹介します。

目次

シンク下収納は使いやすくなっている

公団仕様の流し台は、排水口の真下に排水管があります。そのため、排水管が邪魔になり、収納も使いづらいものとなっていました。

システムキッチンが登場してからは、排水トラップの形状が段々と小さくなり、排水管も後ろ側へ寄せられるように。開き扉の収納だけでなく、引き出しタイプの収納も設置できるようになりました。

それでもシンク下は臭いが気になることも

しかし、収納量が増えてもなかなか解決しないのが「臭い」の問題です。特に夏場はシンク下収納の湿気や虫なども気になるところ。

衛生的に使いたい調理器具を仕舞うのに、躊躇する方もいるのではないでしょうか。

そこで、「シンク下を収納として使わない」という選択肢が出てきます。

シンク下をオープンスペースにするメリット

ごみ箱を置ける

シンク下をオープンスペースにすると、シンク下にごみ箱を納めることができます。最初からシンク下をごみ箱置き場として計画する人もいるくらい、需要のあるレイアウトです。

分別ごみ箱がシンク下に納まると、キッチンスペースの大きな節約になります。

シンク下にごみ箱があれば、調理中のごみをすぐに捨てられるので、家事動線もスムーズ。とても合理的なプランと言えるでしょう。

ただし、シンクキャビネット内にごみ箱を納める方法はあまりおすすめできません。見た目はスッキリしますが、臭いがこもりやすくなります。

シンク下をオープンキャビネットにして、ごみ箱を置く方が捨てやすく臭いがこもりません。

椅子を置ける

シンク下がオープンスペースになっていると、椅子を置くことができます。料理のちょっとした待ち時間でも、高齢の方や妊娠中の方は腰掛けたいもの。ダイニングから椅子をその都度運ぶのは大変です。

シンク下にスペースがあれば椅子を収納し、使いたいときにすぐに使えます。

また、座って料理したい場合や車椅子対応のキッチンについてはこちらの記事をご参照ください。

車椅子対応のキッチンはつくれる?設計のポイントとメーカー品もご紹介

置き場に困る物の置き場所として便利

たとえ場所を取るとしても、キッチンに置きたい物はいろいろあります。

車で買い物をする方には欠かせない「自分専用の買い物かご」。大きく場所を取るアイテムです。

長期保存したい根菜類も置き場に困る物ですね。戸建て住宅であれば床下収納がありますが、マンションでは適した置き場がありません。

こういった置き場に困る物の収納場所として、シンク下を活用できるのではないでしょうか。

シンク下をオープンスペースにするデメリット

収納スペースが減る

シンク下をオープンにすれば、当然ながらシンクキャビネットの間口分の収納が減ります。

少しでも収納が多く欲しい方、キッチンの間口が小さい場合は、シンクキャビネットを選んだ方が良いでしょう。

制約が多くなる

大手キッチンメーカーの規格品でシンク下をオープンにしたい場合、キッチンのグレードが限られることがあります。

キッチン扉や取手のデザイン、ワークトップのグレードを優先したい場合は注意が必要です。

また、シンク下がオープンになっているキャビネットは間口も限定されています。それに伴い、シンクの大きさも限定される場合があるので、大きなシンクを希望する方は注意しましょう。

もちろん自由度の高いオーダーキッチンや特注品で対応する場合は、その限りではありません。

壁付け型キッチンの場合は生活感が出る

シンク下をオープンスペースにし、ごみ箱や椅子、根菜類などを置けるのは便利な一方、気になるのが「見た目」や「生活感」の問題です。

対面キッチンの場合は、リビング側からキッチン収納部が見えません。

他にもキッチンが奥まった場所にあるなど、キッチンが死角になっていれば、シンク下がオープンになっていてもさほど気にならないでしょう。

問題は「壁付け型キッチン」です。リビングから丸見えになることの多い壁付け型キッチンでシンク下をオープンにすると、やはり見た目が気になります。

ごみ箱をスタイリッシュなデザインにする、生活感が出やすい物は置かない、などの工夫が必要になるでしょう。

まとめ

パッケージプランではほとんど見かけることのない「シンク下オープン」のプラン。

収納が減るというデメリットはありますが、間取りや生活スタイルによっては満足度の高いキッチンをつくることができます。

特に、対面キッチンで間口に余裕がある間取りの場合は検討してみてはいかがでしょうか。

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