マンションにアイランドキッチンは置けるの?リフォーム時は?

名古屋のリフォーム専門店エフォールです!

アイランドキッチンは、システムキッチンの中でも一段と存在感を放ち、オシャレな雰囲気を作り出してくれます。そんなアイランドキッチンを、マンションのキッチンリフォームの際に、設置したいと希望される方もおられるかもしれません。しかし現在、壁付けキッチンやペニシュラ型キッチンの場合は、アイランドキッチンにリフォームできるのだろうか?と思うかもしれません。マンションにアイランドキッチンは置けるのでしょうか?

目次

1. マンションにはアイランドキッチンを置ける!

まずは、アイランドキッチンがどのようなキッチンかを知ったうえで、マンションに置けるのかを確認しましょう!

■アイランドキッチンってどんなキッチン?

アイランド(島)のように、キッチンが独立して部屋の中にあり、壁から離れているキッチンのことをアイランドキッチンと言います。キッチンの奥行きが深いタイプが多く、対面しながら料理したり、カウンターテーブルとして使えたりします。同じように対面型のキッチンとしてペニシュラ型がありますが、ペニシュラ型は、キッチンの片面が壁に付いているのに対して、独立型のアイランドキッチンは、前後左右にスペースがあります。そのためどこからでも出入りがしやすく導線が良いというメリットがあります。

■マンションにもアイランドキッチンを置くことは可能?

答えから言うと、マンションにもアイランドキッチンを置くことは可能です。新築マンションでは特に、アイランドキッチンを売りにしたマンションもあるほど人気のキッチンです。リフォームの場合でも、設置することには問題はありません。テーブルのような雰囲気で、対面キッチンにしても部屋が仕切らないので、開放的な空間になります。

2.マンションにアイランドキッチンを置くうえでの注意点

マンションにアイランドキッチンを置くことは出来ますが、問題が無いわけではありません。アイランドキッチンならでは、マンションならではの注意点があるので確認しておきましょう。

■間口の確認が必要

キッチンの設置サイズを考える時は、キッチンのサイズだけを確認してはいけません。その周辺の通路幅も入れて考える必要があります。壁付けI型の場合は、キッチン背面が比較的大きく取れるので心配ありませんが、対面式になると、まず背面のスペースとして1人で立つ場合は最低でも75cm~80cmの幅を確保することが適しています。冷蔵庫の開閉スペースを考えると90cm以上が最適です。また、キッチン横の通路幅も確保しなければいけません。1人通るとしても80㎝程はほしいものです。ペニシュラ型キッチンであれば、そのスペースが必要なのは片方だけですが、アイランド型となると、左右に必要となります。例えば、2400mm間口のキッチンの左右に、それぞれ800mm必要となるので、単純に計算しても、2400+800+800=4,000mmの広さが必要となるわけです。あまりにも、左右の通路幅が狭くなると、せっかくのアイランドキッチンも、見た目のバランスが悪くなります。部屋の間口が狭い場合は、コンパクトサイズを選んだり、Ⅱ型キッチンにしてシンクのみをアイランドにしたりすることで、アイランドキッチンを置くことが出来ます。また、通路幅が確保出来ない場合は、ペニシュラ型キッチンの方が使い勝手、見栄えともに良いかもしれません。

■床が上がる可能性が大!

マンションでのキッチンリフォームの一番の注意点と言っても過言ではないのが、排水管の問題です。現在壁付けやペニシュラ型キッチンの場合は、排水管が壁内部を通していたり、その場所にキッチンを置くことを前提として設計されていたりするため、床下に配管スペースを取り、他の部分と床の高さを同じに出来るようにしてあります。しかし、アイランドキッチンを設置するために、キッチンの場所を移動し、かつ壁に、どの面も接していないとなると、床に配管スペースを取る必要が出てきます。大抵の場合、マンションの床には、配管スペースがないので、床を上げて配管スペースをとる事になります。そのため、アイランドキッチンにすることで、キッチンの床が上がる可能性が出てくるのです。ダイニングキッチンとリビングや、廊下との間に段差が出来てしまうので、床リフォームや、全面改装をする際など大規模工事を行う際にアイランドキッチンに替えて、全体の床を上げるという方法で、バリアフリーにすることを検討しましょう。

また中には、マンションの規約で、キッチンを含めた水回りの移動することを禁止している所もあります。マンションの規約を確認したうえで、アイランドキッチンへのリフォームを検討しましょう。

■ダイニングキッチンの主役はアイランドキッチン

間口、奥行き共に大きなアイランドキッチンは、良くも悪くも存在感を放つことになります。360°丸見えのキッチンなので、常に綺麗な状態を保つよう意識していなければいけないかもしれません。また、基本的にはキッチンと対面するようなカウンターテーブルを置く必要はありません。それがメリットとなる場合は良いですが、間取りによっては置きたかったダイニングテーブルが置けなかったり、ダイニングキッチンだけでなく、リビングの家具も制限されたりする可能性もあります。そのため、ダイニングキッチンの主役はアイランドキッチンになるつもりで部屋をコーディネートする必要があるかもしれません。キッチンの扉の色や天板の材質など、家具のように部屋と合わせて考えていきましょう。

3. まとめ

マンションでも、アイランドキッチンを置くことは可能です。アイランドキッチンを置くことで、開放的でオシャレな空間にすることが出来ます。しかしリフォームの場合、マンションによっては、規約により既存のキッチンの位置から移動できなかったり、アイランドキッチンを置けるほどの間口を取れなかったりして、設置を諦めなければいけない場合もあります。置けたとしても、その見栄えや床があがる可能性があることもあります。魅力的なアイランドキッチンを置くためには、リフォームをする前に、構造や間取りのプランをよく話し合い、納得したうえでリフォームをするようにしましょう。

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